在宅ワークを目指す
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自由なのにしんどい?在宅ワークのスケジュール管理が難しい本当の理由

かんなろ
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こんにちは、かんなろです!

在宅ワークって、自由な時間に働けるし、家でできるし、「理想の働き方じゃん!」と思ったことはありませんか?

でも実際に挑戦してみると――

  • 気づいたらスマホを触ってる
  • ダラダラして時間だけ過ぎる
  • やるはずの作業に全く手がつかない
  • 「今日もできなかった…」と自己嫌悪

自由だからこそ、逆につらくなる。
この矛盾した気持ち、実はほとんどの初心者が一度は経験する“あるある”なんです。

結論から言うと、スケジュール管理が難しいのはあなたの意志が弱いからではありません。
在宅ワークには、誰でも挫折しやすい“理由”がちゃんとあります。

この記事ではその理由を深掘りしつつ、今日からできる続け方のコツまでわかりやすくお伝えします。

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在宅ワークは「自由だからこそ」難しい

多くの人が勘違いしていますが、”在宅ワーク=楽な働き方”ではありません。

正しくは在宅ワーク=すべて自分で管理しなければいけない働き方”

✔ いつ作業するか
✔ どれくらい時間を使うか
✔ どこまで進めるか
✔ どの順番で作業するか

全部、自分次第。
会社のようにスケジュールを組んでくれる人も、今日のタスクを振り分けてくれる上司も、締切前に声をかけてくれる同僚もいません。

自由の裏側には「自己管理という強制力のない世界」があるため、挫折率はかなり高めです。

なぜ在宅ワークのスケジュール管理は難しいのか?

在宅ワークがうまく続かないと、
「私って意志が弱いのかな…」
「やっぱり向いてないのかも…」
と自信がどんどんなくなっていきますよね。

私自身、何度も在宅ワークに挑戦はしていますが、そのたびに「自分には向いてないんだ…」と諦めていました。
そして、気が付いたんです。

自由に働くって楽なことじゃないんだと。

ずっと企業に属した働き方で生きてきた人にとって、”自由に働く”というのは想像より難しい。
その理由をもう少し深掘りして説明していきます。

家は“仕事をする場所”ではなく“休む場所”だから

脳は環境に影響されるようにできています。
心理学ではこれを「場所依存性」と呼びます。

会社 → 仕事モード
家 → リラックスモード

というように、脳は無意識にスイッチを切り替えています。
つまり、家で作業しようとすると

脳🧠「いや、ここは休む場所だよ?」

と抵抗が出るため、集中するまでに時間がかかるのは当然です。

家の中は誘惑が多すぎる

在宅ワークの敵は、仕事ではなく誘惑です。
スマホ・テレビ・ゲームなどのエンタメや、冷蔵庫には飲料・アイスなどの誘惑。
そして私の場合、愛犬の構って攻撃。

会社では排除されている「誘惑」が、家では全部可視化されています。

人間の脳は、楽しいこと・簡単なことを選ぶ性質(快楽優位)があるため、誘惑に打ち勝つのは難しいんです。

誰からも“監視”されないから集中しにくい

心理学には「社会的促進」という効果があります。
人は誰かに見られている方が、集中力や行動力が上がるというものです。

  • 上司の目
  • 職場の空気
  • 周りが働いている音

これらが自然と仕事モードにさせてくれています。

しかし、在宅ワークではそれがありません。
自分で自分をコントロールしなければならないため、難易度は一気に上がります。

30代は“エネルギー残量”が少なくなりがち

20代は体力でなんとかなる部分がありますが、30代以降は少し違います。

  • ホルモンバランスの変化
  • 回復力の低下
  • 肩こり・腰痛などの身体の負担
  • メンタルの疲労が蓄積しやすい

結果、夜の時間帯に在宅ワークをしようと思っても

「頭が動かない…」
「やる気が湧かない…」

という状態が当たり前になってきます。
怠けではなく、生理的な変化によるものなので気合でどうにかできる範囲も限られてきます。

家事・仕事などで“まとまった時間”が取れない

在宅ワークを始めようとした時、一番の壁になるのが 「まとまった時間が全然取れない…!」という悩みです。

洗濯・料理、掃除・片付け・買い物・ゴミ出しなどどれも5〜10分で終わるように見えて、生活の中で細切れに発生するため、時間が途切れ途切れになります。

在宅ワークは作業に入るまでのエンジンをかける時間が必要です。
でも家事タスクに何度も割り込まれると、

集中が切れる→再スタートにまた時間がかかる→結果、進まない

というループが起きます。
在宅ワークは“まとまった時間が取れない人”こそ難易度が上がる働き方なんです。

タスクが“頭の中に散らばって”いる

時間管理が苦手な人の多くがやってしまうのが、やるべきことを頭の中だけで抱えてしまうことです。
一見普通のように思えますが、実はこれが時間管理を難しくしている大きな原因。

例えば頭にあるタスクがこんな状態だったら…
  • 洗濯しなきゃ
  • あしたの夕飯の下ごしらえどうしよう
  • ブログのリサーチもしないと
  • クラウドワークスの返信
  • ついでに掃除したい
  • 買い物リスト作らないと
  • 記事の見出しを考えたい

実際はこれがさらに細切れで、もっと複雑です。
頭の中にタスクがたくさんあると、

  • 優先順位がわからない
  • 作業量が把握できない
  • 何から手をつければいいか迷う

という状態になりやすく、その迷いだけで集中力を奪われてしまいます。
心理学でも、未完了のタスクは脳内メモリを占領し続ける「ツァイガルニク効果」があると言われ、これが “なんとなく忙しいのに何も進まない” 原因にも。

自己管理という“高度なスキル”が求められる

在宅ワークは自由な反面、すべてを自分でコントロールする「自己管理力」が必要になります。
でもこの自己管理、実は会社員生活ではほぼ鍛えられません。

会社にいると…

  • 出社時間
  • 休憩時間
  • 業務内容
  • 締め切り
  • 優先順位

など、ほとんどが“会社側に用意された仕組み”の中で動いています。
しかし在宅ワークでは、これを全部自分で決める必要が出てくるため、負担が一気に増えます。

自己管理が難しい理由は、

  • どこまでやればいいかわからない
  • サボっても誰にも怒られない
  • 締め切りが曖昧
  • 優先順位を自分で判断
  • 疲れたら休めるけど、そのラインが曖昧

といったものがあげられます。
「自由=楽」ではなく、むしろ自由=高度な自己管理を求められる働き方なんです。

スケジュール管理が苦手でも続く“ゆるい習慣づくり”

在宅ワークが続かない理由の多くは、「時間がないから」でも「やる気がないから」でもありません。

本当の原因は“続けるための習慣づくり”が難しいから。

特に、スケジュール管理が苦手な人ほど「毎日○時間やる!」と決めては挫折し、「続けられない自分」に落ち込んでしまいがちです。

ここでは、時間管理が苦手な人でも無理なく続く「ゆるい習慣づくり」のコツを5つ紹介します。
あなたの生活に合った形で、今日から少しずつ始めてみましょう!

①1日10〜15分の固定枠を決める

時間管理が苦手な人ほど、まずは「時間を増やす」のではなく「枠を作る」ことが大切です。

固定枠は、

  • 帰宅後
  • 寝る前

のどこか生活の流れに自然に組み込める時間がおすすめ。

かんなろ
かんなろ

私は、朝にできるだけ時間を取ってます。
帰宅後に余力があれば、夜も時間を作るようにしてます。

10〜15分という短さなら、脳が拒否せず “とりあえずやれる” のが最大のメリット。
人間の脳は「大きなタスクほど着手を避ける」性質があるため、最初から長時間の作業を設定すると挫折の原因になります。

②3分作業で“作業興奮”を味方につける

心理学でいう作業興奮は”やる気 → 行動”ではなく“行動 → やる気”が生まれるという法則です。
つまり、やる気がなくても、

  • PCを開く
  • 記事のタイトルを1つ書く
  • 1行だけ文章を書く

この“3分行動”だけで、脳が勝手にエンジンをかけてくれます。
「3分だけやる」と決めると、不思議とそのまま10〜20分続くことが多く、モチベーションに頼らない習慣が作れます。

③家事をしながらできるタスクを決めておく

家事は毎日のルーティンだからこそ、在宅ワークと相性が抜群です。

たとえば…
  • 洗い物をしながらアイデア出し
  • 料理の煮込み時間でリサーチ
  • 犬の散歩中に音声メモ
  • 洗濯物を畳みながら記事構成の整理

こうした “ながら作業” は、新しい時間を作るのではなく「既存の時間を変換する」だけなので負担ゼロ。
スキマ時間を有効活用できます。

④家族が寝ている時間を活用

静かな時間は、驚くほど集中できます。

  • 早朝の静けさ
  • 夜の家族が寝た後の時間

どちらか自分が心地よい方でOK。
特に早朝は、脳がリセットされた状態なので“短時間でも高い集中力”が出やすいと言われています。

私は、朝5時くらいに起きて作業するようにしてます。
愛犬と一緒に寝るのですが、さすがに眠いのか二度寝するので集中して取り組めます笑

⑤タスクは1日1個まで

やることを増やすほど、脳は負荷を感じて動けなくなります。
特に在宅ワークは“自分で決める量”がすべてなので、タスク過多は挫折の一番の原因。

だからこそ「今日はこれだけ」とひとつ決めるシンプルさが最強です。

  • 1見出しを書く
  • 画像を1枚作る
  • 応募文を1件整える

たった1つでも積み重ねれば、1ヶ月後の成果は大きく変わります。
脳の消耗が激減し、継続率も劇的に上がります。

スケジュール管理が苦手な人がやりがちなNG行動

スケジュール管理が苦手な人ほど、知らず知らずのうちに挫折しやすい習慣をやってしまいがちです。
せっかく
でもこれは性格の問題ではなく、誰でも陥りやすい“共通のパターン”です。

ここではよくあるNG行動と、その理由をわかりやすく解説していきます。

長時間作業しようとする

「今日は2時間がっつりやるぞ!」と意気込む気持ちはとてもわかります。
でも残念ながら、脳は“大きなタスク”を見ると自動的にストップをかけるようにできています。
特に本業で疲れている日はなおさら。
2時間という長時間タスクは、脳にとって“重たい宿題”のようなもの。

仕事で疲れた状態からそんな長時間タスクを決めてしまうと、脳はどうにかして言い訳を考えだします。
「今日は、いつもより業務量が多かったから」
「上司にイラッとしたから」
など、できない理由を探してサボるように仕向けます。

結果 → 椅子に座れない、やる気が出ない、スマホを触って終わる につながります。

対策:10〜15分の短い作業枠から始める

家事が全部終わらないと作業しない

日本の30代女性は、家事・生活タスクがとにかく細切れ。
炊事・洗濯・片付け・犬のお世話…
どれも “終わりがない” のが特徴です。
だからこそ「全部終わってから作業しよう」は一生作業時間が来ません。

帰宅してバタバタ→気づけば21時→ちょっと座ったらもう動けない

こんな日も山ほどあります。
つまり、「家事を終えてからやる」は時間管理の最大の落とし穴。

対策:家事が残っていても“10分だけやる”ことで時間が生まれる

完璧なスケジュールを作りたがる

綺麗なスケジュール帳を書きたくなる気持ち、すごくわかります。
でも在宅ワークは毎日、

  • 体調
  • 本業の忙しさ
  • 家族の動き
  • 突発タスク

で簡単にスケジュールが崩れます。
完璧なスケジュールほど、1回崩れた時の罪悪感が強く、そこで辞めてしまう人が多いのです。

かんなろ
かんなろ

特に在宅ワークは「自由度が高い=基準がない」ため、完璧主義と相性が悪すぎます。

対策:1日の行動を“朝/昼/夜のざっくりブロック”で決めるだけでいい

作業前の準備が多い

準備が多いと、それ自体がタスク化します。

  • 机を片付けて
  • 飲み物を用意して
  • ノートを揃えて
  • スマホを充電して
  • 椅子の位置を直して

気づけば30分経っているなんてよくある話。
準備タスクが増えるほど、メインの作業に入る前に疲れるという本末転倒な状態になります。

しかも人間は「準備=行動した気分」になりやすいので、満足してしまって作業ができなくなることも。

対策:作業スペースは“いつでも開始できる状態”にしておく

深夜に無理して続ける

夜は集中できそうに見えて、実は脳のパフォーマンスが最も低い時間帯。
この時間帯に踏ん張ると、

  • 判断力低下
  • 集中力の低下
  • 翌日ダメージ
  • 気持ちの浮き沈みが激しくなる

など、短期的にも長期的にもデメリットばかりです。

また、深夜作業は「今日は遅くまで頑張ったから明日は疲れてできない…」という悪循環も生みやすい。
在宅ワークを続けるなら”頑張らない日”を作る方が長く続きます。

対策:夜は“締めの時間”を固定する(例:23:00以降は作業しない)

できない日は“やらない日”でOK

在宅ワークは、毎日全力で走る必要はありません。
体力がゼロの日、気分が沈む日、仕事でヘトヘトの日――そんな日は1分もやらなくて大丈夫です。

疲れているときに頑張るほど続かなくなるのは、脳科学的にも自然なこと。
休むのは怠けではなく、脳が回復を求めているサインです。

大事なのは、3日以内にゆるっと戻ってくることだけ。

1日休んでも、2日休んでも問題なし。
3日目に “1分だけ作業に触れる” だけで習慣は壊れません。

副業は”完璧に続ける人”より休みながらでも戻ってくる人が成功する仕組みになっています。

休むのも実力。
ペース配分するのもスキルのひとつ。
疲れた日は、安心して何もしない日を選んでOKです。

さいごに|スケジュール管理が苦手でも在宅ワークは十分できる

在宅ワークは自由で魅力的な一方で、想像以上に”自分をコントロールする力”が求められる働き方です。
そして多くの人がそういった働き方に不慣れです。

スケジュール管理が難しい理由
  • 家は休む場所として脳にインプットされている
  • 30代はエネルギー残量が落ちやすい
  • 家事や仕事が細切れで集中が続かない
  • 誰にも監視されないから誘惑に弱くなる

これらはすべて”誰にでも起こること”なので、「自分だけできてない…。向いてないんだ…。」と気落ちする必要はありません。

続けるためのコツを知らなかっただけです。
コツを抑えていれば、在宅ワークは決して無理な働き方ではありません。

  • 1日10分の固定枠を作る
  • とりあえず3分だけ作業してみる
  • 家事の合間にアイデアを出す
  • 朝の静かな時間を使う
  • タスクは1つだけにする

こうした“小さな仕組み”が積み重なると、1ヶ月後、3ヶ月後には驚くほど前に進めています。
そして何より大切なのは、できない日があって当たり前だと知ること。

疲れた日は休んでOK。
やらない日があってOK。
でもまた戻ってくれば、それは立派な継続です。

在宅ワークは、コツコツ続けることが一番大切なので、スタートダッシュで全力を出してしまうと最後まで持ちません。
全力で頑張り続ける人より、休みながらでも戻ってくる人が成果を手にしやすいです。

かんなろ
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まずは、ゆるい習慣を取り入れてみて、自分を上手くコントロールする方法を探ってみましょう!

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かんなろ
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愛犬とまったり暮らしたい独身女
わんこと暮らす30代派遣社員。わんこのそばで働ける未来を目指して、副業&在宅ワークにゆるッと挑戦中🐶✨
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