【女一人旅】ラトビアのリガとリトアニアのシャウレイ!マイナーだからこそ知ってほしい

かんなろ
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ラトビアの基本情報

日本からラトビアへの直行便はありません。ロシアやヘルシンキでの乗り継ぎが一般的です。乗り継ぎ時間を含め約11~14時間ほどかかります。

国名ラトビア共和国
面積6.5万平方キロメートル(日本のおよそ6分の1)
人口189万人(2021年1月現在)
首都リガ
言語ラトビア語
通貨ユーロ
引用:外務省公式HPより

日本でのラトビアの知名度は低く、ヨーロッパなのかどうかも分からないという人も多いです。エストニアの下、リトアニアの上にありバルト三国の真ん中に位置しています。

ラトビアの観光名所ってパッと思い浮かぶものないですよね。ラトビアの首都リガの旧市街は全体が世界遺産に登録されています。その美しい街並みから「バルトのパリ」とも呼ばれているんです!

今回の周遊でラトビアのリガに4泊5日しました。
その内1日は日帰りでエストニアのシャウレイへ行き、1日は調整日として残りの周遊計画を立てたりゆっくり休む日、それ以外の日は市内観光をしました。
1か月半の周遊だったので旅をしながらホテルの手配や移動手段を調べていたので1週間に1日くらいの頻度で調整日を設けてました。あと、単純に毎日フルで観光してると体力が持たないので休息日も兼ねてます。

女性
女性

カツカツに旅行計画を立ててしまうと体力の限界が来たり、イレギュラーが起きた時(休業日で入れなかったなど)に予定をずらしたりできないので余裕を持ったスケジュールをおすすめします。

この記事では私が訪れたラトビアの観光スポットやお店をご紹介します!

ラトビア首都リガの観光スポット

ドーム広場

リガ大聖堂の前にある旧市街で最大の広場です。オープンテラスやレストランがあり、広場ではイベントが開催されることもあるそうです。

リガ大聖堂

住所Herdera laukums 6, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア
営業時間月~土曜 10:00~17:00
日曜 14:00~17:00
電話番号+37128909686
入場料金5ユーロ
公式HPhttp://www.doms.lv/index/

ドーム広場にあるリガ大聖堂はバルト三国で最大の規模を誇ります。大聖堂内には約7000本のパイプを持つ世界で4番目に大きなパイプオルガンがあるとして有名です。毎日12:00にパイプオルガンのコンサートが行われています。

三人兄弟

住所Mazā Pils iela 19, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア
営業時間月~木曜 9:00~17:00
金曜 9:00~16:00
土・日曜 定休日
電話番号+37167037900
入場料金無料
公式HPhttp://www.archmuseum.lv/

3つの建物はそれぞれ違う時代のもので、一番右側の長男が15世紀に建てられたリガ最古の石像住宅です。中央の次男は17世紀に建てられており、現在博物館として公開されています。一番左側の三男は17世紀末に建てられたものです。
長男の時代には窓の大きさによって税額が異なる「窓税」というものがあったので小ぶりな窓が多く、その後窓税が廃止された次男からは窓の大きさが大きくなっています。

リガ城

現在、大統領府として使用されており中には入れません。建造されたのは1330年ですが、何度も破壊と再建を繰り返して現在の姿になったようです。
近くに行こうと思いましたが、警察官なのかセキュリティーなのか分からない軍人っぽい人が巡回していたのでやめときました。

スウェーデン門

かつてスウェーデン統治時代に建造された門で、現在リガに唯一残る城門です。
当時は外国人と接触することが禁じられていたのですが、1人の娘がスウェーデン兵と恋に落ちこの門で密会していました。しかし、密会がばれてしまいその娘は門の壁に埋め込まれてしまったという逸話があります。真夜中に門から女のすすり泣く声が聞こえると言われています。

火薬塔(ラトビア軍事博物館)

住所Smilšu iela 20, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア
営業時間水~日曜 10:00~18:00
月・火曜 定休日
電話番号+37167223743
入場料金無料
公式HPhttp://www.karamuzejs.lv/

火薬塔の高さは25.5メートル、壁の厚さは3メートルにもなります。外壁にはロシア軍が放った砲弾7つが今も壁に埋め込まれています。
現在は軍事博物館として利用されており、戦争の歴史や20世紀の武器や軍服なども展示されています。

旧市街城壁

リガもかつては城壁に囲まれた街でした。徐々に城壁の必要性がなくなっていくとともに撤去されたり、新しい建物の一部として使用されたりしました。
写真は当時の城壁を再現して作られたものです。

リーヴ広場

オープンカフェやレストランが立ち並ぶ比較的新しくできた広場です。日中はもちろんのこと夕方からはコンサートが開かれたりと1日を通して賑わっています。

猫の家

リーヴ広場の北側にある黄色い建物。なぜ猫の家かというと屋根の上に猫の像があるからです。
この建物にはラトビア人の商人が住んでいました。当時の商業はドイツ人が担っており、ラトビア人商人はギルドに入会を承認されませんでした。ラトビア人商人はその状況に抗議の意味を込め、ドイツギルド会館の方向にお尻を向けた猫を屋根に設置したそうです。

ブラックヘッドハウス

住所Rātslaukums 7, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア
営業時間10:00~17:00
電話番号+37166957225
入場料金7ユーロ
公式HPhttps://melngalvjunams.lv/

かつてギルドの独身男性メンバーのためのパーティーホールとして使用されていた建物。上部にある金細工の時計がきれいです!現在は博物館として中を見学でき、イベントなども開催されています。

入場料金は、チケット+コーヒーで8ユーロ、チケット+スパークリングワインで9ユーロというプランもあります。

リガ市庁舎

ブラックヘッドハウスの向かい側に位置しているのがリガ市庁舎です。中に入ることはできませんが入り口に大きな鍵のオブジェが展示されていました。
この鍵は「リガの鍵」というものでリガの810周年を祝い作られたそうです。リガ市民が寄付した52,763本の鍵から作られたとのことですが、私にはゲームのキングダムハーツしか出てきませんでした…

聖ペテロ教会とブレーメンの音楽隊

住所Reformācijas Laukums 1, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア
営業時間10:00~18:00
入場料金9ユーロ

私の写真が下手で伝わらないのですが、聖ペテロ教会の尖塔は123メートルあって遠くからでも見つけられます。こちらの塔はエレベーターで上まで行くことができて、そこからリガ市内を一望できます!
こういった教会にエレベーター付いてるのは意外とレアかもしれません。基本的には徒歩で登るしかないので体力に自信がなくても大丈夫です。

そして、聖ペテロ教会のすぐ横になぜかブレーメンの音楽隊の像があります。ブレーメンと言えばドイツなんですが、どうやらそのドイツから寄贈されたものだそうです。

ここからは新市街地の観光スポット

アール・ヌーヴォー建築

アール・ヌーヴォー建築とは19世紀末から20世紀初頭にかけて展開した過度に装飾された美術様式のことです。ユーゲントシュティールとも呼ばれています。
アールヌーボー建築はいくつかの場所で見られますが特に集まっているのがアルベルタ通りです。約300メートルのこの通りに並ぶほとんどの建物があてはまります。

自由の記念碑

1935年にラトビアの独立を記念して作られた記念碑です。高さは約51メートルあり、旧市街の入り口に堂々と建ってます。

ライマの時計

自由の記念碑から旧市街へ向かう途中にあります。ライマ(Laima)というのはラトビアで一番有名なチョコレートメーカーです。
現地の人たちの待ち合わせスポットとしてよく利用されているそうです。

ラトビアで訪れたお店

Čili Pizza

店名Čili Pizza
住所Audēju iela 16, U/v Galerija Centrs, Rīga, LV-1050 ラトビア
営業時間9:00~22:00
電話番号+37167228038
HPhttp://www.cili.lv/

たぶんよくあるチェーン店です。ファミレスみたいな感じでリーズナブルなお値段でいろいろなお料理がありました。味は普通ですかね…。ドミトリーで再会した友人とシェアして食べました。

Vecmeita ar kaķi

店名Vecmeita ar kaķi
住所Mazā Pils iela 1, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア
営業時間月~水曜 11:30~20:00
木・金曜 11:30~21:00
土曜 12:00~21:00
日曜 定休日
電話番号+37126351975
Facebookページhttps://www.facebook.com/vecmeita/

友人と一緒に散策していて次はレストランで食事したい!ということで目に付いた可愛らしいお店へ入ることに。

店内の装飾が可愛かった!雰囲気も良くて後から調べたら評価も良かったので当たりのお店でした。

相変わらずメニュー見てもよく分からないので適当に注文。せっかくなので友人とは別のお料理を注文したのですが…
正直に言うと、口に合いませんでした…。スープは普通に美味しかったのですが、メインのお料理にかかってる白いソース。これが私と友人の口には合わず、頑張って食べましたが少し残してしまう形になってしまいました。
クリームソースかと思いきや酸っぱいドレッシングみたいな感じで、口に入れたらもうその味しかしない。お肉にはかかってなかったので完食できました。

Hobbywool

店名Hobbywool
住所Mazā Pils iela 6, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア
営業時間月~木曜 10:00~18:00
金・土曜 10:00~17:00
日曜 定休日
電話番号+37127072707
HPhttps://www.hobbywool.com/

観光ブックでも紹介されているお店です。入り口からしてファンタジーで可愛い!
ラトビアの伝統工芸品の1つがミトンです。店内にはたくさんの手作り商品がディスプレイされていて見ているだけで癒されました。

ラトビアで宿泊した施設

私がこの一人旅で利用した宿泊施設のご紹介です!4泊5日滞在したのですが、ずっと同じ宿泊施設を利用しました。

4泊5日の宿泊料金

女性用のドミトリールーム(10人部屋)
最終支払金額 5,835円

※2016年8月時点の金額

残念ながら私が宿泊した施設はもうなくなってしまっているようでご紹介できません。とにかく安さ重視だったので4泊で6,000円未満はかなり魅力的でした。
設備に関しては、キッチンが利用できたので朝食などはそこで調理して食べてました。ドミトリーも女性専用だったので安心でしたし、10人部屋ですが実際の宿泊者は5人程度だったため圧迫感もなかったです。

余談ですが、たまたま同じ宿にドイツで知り合った日本人女性と再会しました。しかも日帰りでエストニアのシャウレイに行くというのも同じ計画だったので、急遽一緒に行くことになりました!市内観光も一緒にできて、ラッキーな偶然に感謝です!

女性
女性

旅行中ハプニングもありましたが、時々こういったミラクルが起こるのでとても楽しかったです!

ラトビアの首都リガの治安

リガでは夜に散策をしなかったので昼の治安を報告すると、そんなに危ない感じはなかったです。わんさか観光客がいるわけでもなかったので混雑なく散策できました。
物乞いとかも見かけなかったので落ち着いた治安だと思います。

印象的だったのはリガの人たちの愛想がそんなに良くないこと。アジア人に慣れていないのか元からそういった国民性なのかは定かではありませんが、店員さんやホステルスタッフに笑顔がない。たまーに笑顔で接客してくれる人もいましたが、ほとんど無表情。
ヨーロッパ周遊していてこんなに笑顔がない国は初めてで新鮮でした。だからと言って仕事が適当とかそういうわけではないので、これも旅の醍醐味~と思いながら観光してました!

女性
女性

国によって国民性がとても出るので周遊するとその違いがよく分かって面白かったです!

リガお気に入り街並み写真たち

メルヘンな街並み

街を散策していると可愛い景色にたくさん出会えて最高でした!

自然も堪能

ボーっとできる自然もあっていい気分転換になります。

なんか気になる…

引き寄せられるトンネル…。レンガ造りとかファンタジー感増しますよね!
壁から生えてる自転車のセンスも好きです。

リトアニアの基本情報

国名リトアニア共和国
面積6.5万平方キロメートル(日本のおよそ6分の1)
人口約281.1万人(2021年1月現在)
首都ビリニュス
言語リトアニア語
通貨ユーロ
引用:外務省公式HPより

リトアニアはシャウレイのみ訪れました。リガから日帰り観光が可能です。どんな場所なのか、リガからの行き方などご紹介します!

十字架の丘 シャウレイ

最寄りのバス停から歩いていると十字架の丘へ続く入り口のような場所でお土産屋さんがありました。ここで購入した十字架を十字架の丘にさしてもOKです!

お店からまた少し歩きます。草原が広がる先にこんもりとした丘が見えます。

十字架の丘に到着しました!想像以上の十字架の量に圧倒されます。
この十字架の丘は墓地ではありません。十字架が置かれ始めたのは1831年のロシア対する蜂起の後、ロシアの圧政により処刑された人やシベリアへ流刑になったリトアニア人を悼んだ人たちが持ち寄ったものとされています。

観光客も十字架をさしていいということもあり、年々増えています。10万を超えているのだとか。無宗教ですがせっかくなので入り口辺りに私も先ほど購入した十字架をさしました。

30分もあればグルッとまわれるくらいの規模です。バスの時間が来るまでみんなでおしゃべりして待ってました。
少し時間が遅れてましたがバスも来て、無事リガに戻ってこれました!

プリセット3
プリセット3

お墓じゃないって分かってても絶対に夜に来たくない…

リガからシャウレイへの行き方

リガからシャウレイの十字架の丘まで私が利用した交通ルートはこちら↓

リガ中央駅→(バス移動約2時間)→シャウレイ駅→(バス移動約20分)→ドマンタイ(Domantai)→(徒歩20分)→十字架の丘

リガ中央駅でシャウレイ行きのチケットを購入

私は前日にチケットをあらかじめ購入しました!片道12ユーロでした。レシートみたいですがこれがチケットです。乗車する時に見せるので間違えて捨てないようにしましょう。
リガから終点クライペタですが、ちゃんと経由地としてシャウレイの文字も入ってます。出発時間とプラットフォームもちゃんと載ってます。

シャウレイ駅で十字架の丘行のチケットを購入

うっかり写真を取り忘れてしまったのですが、駅にカウンターがあるのでそこで購入します。片道1ユーロしなかったです。時刻表もここでもらっておきましょう。
この時に帰りのチケットも購入しておきましょう。バスの本数がそんなにないので乗り損ねたら2時間後とかになります。
シャウレイ駅には飲食できるお店が入っているので、バスの待ち時間はここで一休みしてました。

ドマンタイ(Domantai)で降車

ドマンタイ行のバスは、バスというよりバンって感じの小さな車でした。6人乗りくらいです。友人と2人で向かってたのですがシャウレイ駅でたまたま日本人女性2人組と知り合い一緒に観光することに。
バンに乗る時に念のため運転手にドマンタイで降りますということを伝えていると安心です。

ドマンタイから徒歩で十字架の丘へ

バスを降りて20分ほど歩いた先にシャウレイの丘があります。

方向はバス停を見れば分かるようになっています。周りは何もない草原です。帰りのバスを逃したら大変なので必ず時刻はマメに確認しましょう。

帰りは行きと逆をたどればいいのですが、終バスの時間が意外と早かったり、運行間隔が2時間おきだったりするので注意しましょう。

さいごに

ラトビアの首都リガとリトアニアのシャウレイをご紹介しました!マイナーな国なのか、他の周遊国と比べると観光客は少なめです。西欧の主要国だと日本人ツアーの団体をよく見かけますが、バルト三国では全然見かけなかったです。

とっても素敵な国なのでぜひ観光先の候補に上がればと思い旅の記録を記事にしてみました!参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
かんなろ
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非正規雇用の30代独身女
20代にやりたいことをやりつくした人間。ホームステイ、ワーホリ、海外赴任、海外周遊、シェアハウス入居、リゾートバイト。生き急いだ感がすごかった。 30代は余生感覚でのんびりスローライフでも楽しみたい。
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