海外女子一人旅で注意することとは？トラブルに巻き込まれる前に知っておこう

私が一人旅をした国

私が1人で旅行した国です。

どの国も治安面では比較的安全ですが常に警戒して過ごしていました。幸いこれまでの一人旅で大きなトラブルに巻き込まれることはありませんでしたが、スペインでカバンの中に手を突っ込まれてスリに遭いかけたことはあります。ボディバッグを前掛けしていたにもかかわらず油断なりません。

旅行先の国の選択

初めて1人で海外へ旅行する女性は旅行先の国を慎重に選びましょう。ネットで調べた時に女性一人旅の旅行記などがたくさんある国や都市がおすすめです。
外務省のHPを確認して危険度が低い国を選びましょう。

私が一人旅していて、変な人や物乞いに遭遇する確率が低かった国や都市です。女性一人旅の情報も多い都市なので参考にできますし、個人的にもう一度行きたいくらい素敵な国です！ちなみにドイツはどちらの都市も2回行ってます。

女性一人旅で注意すること

私が一人旅をしている時に気を付けていたことを体験談も交えながらご紹介します。

夜の外出を控える

当たり前のことですが、女性一人で夜の外出は危険です。ナンパとかそういうかわいいものではなくて、ガチのドラッグ中毒者や銃を所持している人と遭遇することもあります。日中は人で賑わっている通りも夜になれば雰囲気が一変して物騒になることも。
ガイドブックにも載ってない、地元の人しか行かないようなお店も要注意です。変に事件に巻き込まれたら旅行どころではなく、警察に拘束される可能性もあるので十分注意しましょう。

また、移動はできるだけ日中の明るい時間帯にしましょう。スーツケースにリュックサックなど一目で旅行者と分かる格好はスリやひったくりのターゲットにされやすいです。日中でも気を付けなければなりませんが、人通りが少なく周りが暗い早朝深夜の時間帯はもっと危険です。

お酒を飲み過ぎない

酔ってしまうと正常な判断ができなくなったり、眠ってしまう恐れがあります。日本でも場所によってはそういった行為が危険なこともあるくらいです。海外は日本以上に気を引き締めていないといけません。
アジア人というだけでターゲットにされることはもちろん、日本人女性は外国人女性より大人しいというイメージもあるので狙って近づいてくる人もいるくらいです。

旅行先のバーなどで知り合った人と話すのは楽しいですが、みんながみんな親切な人というわけではないので自分が狙われやすい日本人だという自覚を持ちましょう。

知らない人から何も受け取らない

無料だと言って渡してくる詐欺

街中でティッシュやお菓子などを無料で配るのは日本くらいです。海外では「無料です」と言いながら手に取った瞬間金銭を要求してくることなんて当たり前。なんなら無理やり渡して来ることもあるくらいです。
心苦しいかもしれませんが完全無視しましょう。あまりにしつこいようだったら日本語で撃退しましょう。ずっと日本語でしか話さなければ相手も諦めます。私はいつも相手が諦めるまで日本語でずっとしゃべり続けてました。

荷物

知らない人の荷物は絶対に預からないようにしましょう。特に空港などは注意が必要です。事件に巻き込まれたり密輸と勘違いされる可能性があります。

私の体験談ですが、フランスで高速バスを待っている時のことです。バスが定刻になっても来ないし、ターミナルにはたくさんのバスが行き来していて本当に私が乗るバスが来るのか不安に思いながら待っていました。そんな時にバックパッカーらしい大きなリュックを背負った知らない外国人男性から「どこまで行くの？」と聞かれて行き先を言ったら同じバスだと言われました。
その時は同じ行き先の人がいて安心したのですが、男性はちょっとカフェで飲み物を買いに行くから荷物見といてほしい的なことを言ってリュックを私の足元に置いてカフェに行ってしまったのです。その時、ふと頭の中で「爆弾とかだったらどうしよう」という考えが浮かびました。当時ドイツで自爆テロ未遂があったり、ベルギーの空港で爆発があったりしていたので、もしそういった類だったらと怖くなりました。
ちょっとずつリュックから離れながら待つこと10分弱。ホイップもりもりのフラペチーノを持ちながら満面の笑みでこちらに向かってくる男性の姿が！本当にただの旅行者だったのでよかったです。それ以降は絶対に預からないように心がけています。

「案内してあげる」に付いていかない

たまに「おいしいお店教えてあげる」「観光地まで道案内してあげる」などと話しかけてくる人がいます。大人だけでなく子供もです。そういった人たちの誘いに乗らないようにしてください。そんなの付いていくわけない！と思っていても海外旅行中は大胆な行動をとってしまいがちです。「お金とか要求しない？」と確認しても無駄です。その時は頷いても、目的地に着けば容赦なく金銭を要求してきます。

「もっと日本について知りたい」「日本人の友達ほかにもいるよ」と片言の日本語で話しかけてくる人もいます。旅行先で日本語を聞くと警戒を緩めてしまいがちなので注意しましょう。
もちろん本当の親切心で声をかけてくれる人もいますが、かなりレアです。街中で突然話しかけてくる人は基本的に関わらないように心がけましょう。

服装や持ち物はブランド品を避ける

ブランド品を身に付けているとスリのターゲットにされてしまいます。外国人の中でも特に日本人はスリのターゲットにされやすいので少しでも危険要素は減らしておきましょう。ブランド品でなくとも大きな石が付いた装飾品も間違われる可能性があるのでトラブルを避けるなら持ち歩かない方が無難です。

かと言って、高級レストランなどドレスコードが必要なお店にみすぼらしい服装で行くこともできません。例えば夜にドレスコードが必要なお店に行くのなら、昼間はカジュアルな服装にして一旦ホテルに戻り着替えてから向かうのがおすすめです。交通手段もできるだけ安全なタクシーなどを手配しましょう。

スマホを無防備に出さない

スマホの窃盗は海外でよくあります。私の友人は地下鉄の電車のドア付近に座っていてスマホをいじっていました。すると電車が出発する直前にスマホをひったくられて慌てて追いかけようとしたら電車のドアが閉まり犯人はそのまま逃げおおせました。
私の場合は、コートのポケットにスマホを入れていて時間を確認するためにポケットに手を入れたら知らない人の手と重なりました。振り返ると普通の西洋人の男性で私のスマホを盗もうとしている最中だったのです。スマホは無事でしたがそのタイミングで私が時間確認をしてなかったら盗まれていたでしょう。私がスマホをポケットに入れる瞬間を彼は見ていて狙われていたのだと思います。

スマホショルダーとかに入れて持ち歩くなど、街中でスマホを使う時は最新の注意が必要です。

宿泊施設に気を配る

宿泊施設は治安のいい地域を選びましょう。駅から近くて安いという理由だけで選んで、いざ行ってみたら周りの雰囲気が悪くて怖かったなんてことになりかねません。
必ず口コミやその地域の治安を調べてからホテルを手配しましょう。多少ホテル代が高くなっても安全をお金で買っていると思えば納得できます。ホテルの質が悪いと荷物を盗まれたり、アメニティ類がキレイじゃなかったりする場合もあります。「こんなことならもっとランクの高いホテルにしておけばよかった」とせっかくの旅行が台無しにならないよう、ホテル選びは慎重に。

さいごに

一人旅を好む人は「刺激的な旅をしたい」という場合が多いです。かくいう私も全部が予定通りの旅行より少しハプニングがある旅行の方が面白いと感じるから一人旅をします。
ツアーでの旅行も経験したのですが、どうにも団体行動が合わなくてモヤモヤする時間の方が長く感じました。自分の好きな場所に好きなだけ滞在できる自由度が一人旅の良い点です。

楽しい一人旅にするには事前の下調べや準備が大きく関わってきます。トラブルに巻き込まれないためにも安全優先で旅行計画をたてましょう！

かんなろ

非正規雇用の30代独身女

20代にやりたいことをやりつくした人間。ホームステイ、ワーホリ、海外赴任、海外周遊、シェアハウス入居、リゾートバイト。生き急いだ感がすごかった。 30代は余生感覚でのんびりスローライフでも楽しみたい。