シェアハウス
PR

4件のシェアハウスに住んでみたリアルな感想

かんなろ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2012年にフジテレビ系列の「COOL TV」枠内で放送された「テラスハウス」が話題を呼び、以降シェアハウスなど他人との共同生活を楽しむ物件が増えました。
普段の生活では知り合うことのないタイプの人と出会えたり、結婚相手を見つけたりと人との出会いがメインのシェアハウス。

実際のところシェアハウスってどんな感じなんだろう??と思っている方へこれまで4件のシェアハウス住んだことのある私が実体験を元にどんな生活だったかをご紹介します!
それぞれ違ったタイプのシェアハウスを体験したので、ハウスごとに特徴などをまとめていきますね。

スポンサーリンク

50人規模の大所帯シェアハウスでの体験

50人規模というと「え?なにそれ?どういうこと?」とよく聞かれます。私が住んだシェアハウスはビル1棟がすべてシェアハウスでした。
5階建てで6畳くらいの個室がそれぞれあって、1Fに共用キッチン・リビングがありました。トイレとシャワールームは各階に2つずつ。5F6Fは女性専用フロアで、女性しか入居できず立ち入りも女性のみ。

当時は一番若くて19歳の大学生、一番上は35歳という感じでした。外国人が3~4割ほど住んでいて国際色豊かなTHEシェアハウス!という感じだったのを覚えています(^^)
初めてのシェアハウスがここで約2年ほど住んでいました。そんなシェアハウスで感じた感想は以下の通りです。

パリピばかりではない

月に1度はホームパーティーをするし、みんなで海に出かけたりします。リビングに行けば誰かいるので世間話をしたり、映画を見たりとにかく人との交流が盛んでした。
だからと言って、全員がパリピ体質というわけではありません。

あまりパーティーに顔を出さない人も一定数いますし、共用スペースへ寄らず自室へ直行タイプの人は月に1度見かけるかどうかというレベル。
でも、そういう人がたまにイベントに参加したとしても別に変な空気になるわけでもなく、「元気してた?」という感じでした。

ルール順守が難しい

人数が多いとシェアハウス内のルールを守らない人が結構出てきます。

例えば…

自分で使ったお皿や調理器具を後で後で片づけようとシンクに放置していて、そのまま忘れてしまうと次に使う人が使えなかったり、代わりに片づけなくてはなりません。

洗濯機を利用して取り出すのを忘れていると次の人が使えない状況になります。待っても誰も来ない場合は仕方なしに中身を出して使うのですが、下着とかあるのでお互いにいい気はしません。

1度くらいならいいですが、それが毎回だとさすがにイラっとしますよね…
シェアハウス生活では、きれい好きな人や細かいことに気が付いて動いてしまう人が損をする傾向にあります。

女性
女性

掃除の出来具合など感じ方は人によって違うのでもめる要因になることも…

積極性は必須

入居してすぐの間は積極的に先住者の人とコミュニケーションを取らないと人間関係は築けません。
交流しようと自分から行動しないと先住者の人もどうやって接していいのか分からず戸惑います。

すでに関係の出来上がっているグループに入るのは勇気がいるかもしれませんが、みなさんが経験していることなのでこちらから声をかければ受け入れてくれます。
引きこもってばかりだと「あまり関わってほしくない人なのかな」と先住者もどんどん声がかけづらくなってしまうので、できるだけ共有スペースにいる時間を作りましょう!

女性3人のまったり静かなシェアハウスでの体験

こちらは1軒屋を3人でシェアして使うタイプのシェアハウスでした。個室の広さは12畳くらいと結構広めで、贅沢に部屋を使うことができました!ここの物件は入居3か月あたりで仕事が変わったので、それに合わせて引っ越しする形になりました。

女性専用のシェアハウスだったのでトイレやお風呂など気にすることなく使えてよかったです(^^)時間が合えば一緒にご飯を作ったり、穏やかな時間を過ごせました。年齢もみんなほぼ同じくらいで全員日本人だったので気を遣いすぎることもありませんでした。

生活時間が違うと1人暮らし状態

当時の私の生活スタイルが朝5時くらいに起床、夕方には自宅に帰ってきて、23時前には就寝というものでした。他の2人が朝は遅くて、夜の22時以降に帰宅してくる生活スタイルだったので、会わない時は本当に数日間誰にも会いませんでした。

これはこれで私にとっては心地よく、広いリビングやキッチンを1人で満喫できる時間は最高でした!お風呂とトイレも3人なのでそんなに気を使こともなく利用できたのもよかったです。

3人だとルール順守がしやすい

3人だと細かいルールを作らなくても大きな問題になることはありませんでした。

ゴミ出しも洗い物の片づけも3人分だとそんなに大した量にはならないのです。みんな「時間があったから」「自分の用事のついでだから」と持ちつ持たれつな関係だったのでトラブルも起きず、快適に暮らせました。

たまたま会ったら話す程度で十分

ホームパーティーやみんなで集まって遠出するということはなく、ダイニングで会ってたまたま出かけるから一緒に行こうとかそういう緩い繋がりでした。
シェアハウスのオーナーさんも女性だったのですが、たまに一緒にご飯を食べたり出かけたりして程よい距離感で心地よかったです。

たまたま偶然が重なってイベントが発生するという感覚なので、まったりとした関係が良い人は少人数が合うかもしれません!

男性2人と女性1人の逆ハーレム状態なシェアハウスでの体験

ファミリー向けの3LDKのマンションを3人でシェアするというタイプのシェアハウスでした。
男性2人で女性は私1人だけ。日本でならまずやりません(笑)

このシェアハウスはドイツにワーホリしていた時で、仕事場が近くて日本人のオーナーで日本人が住んでいる物件がここしかなったんです。
さすがにドイツで1人暮らしは怖いし、外国語で賃貸契約とか分からなさすぎだし、何かあったとき日本語じゃないと困るので背に腹は代えられぬ…という気持ちで入居を決断しました。

結論を言うと、想像より快適に暮らせました(^^)この物件は半年ほど住みました。

頼りにできる

私より先に男性2人は住んでいて、とても親切な人たちでした。年齢も3~4歳年上の人たちで話題に困ることもなかったです。二人とも日本人でドイツ語も話せる人達だったので、分からないこともたくさん教えてもらえました!
日用品が買えるスーパーやちょっとした繁華街へ一緒に歩いて案内してくれたり、バイト先でもらったという日本食を分けてくれたりとにかくいい人たち!!

私の仕事が夜遅くになった時は、最初迎えに来てくれるほど。日本と違ってドイツの夜中の女性1人歩きは危険です。
できるだけ安全な道順を教えてくれたり、いざという時は連絡してという神対応(*´▽`*)

お風呂やトイレに気を遣う

お風呂とトイレは1つしかなかったので、少し気を使うこともありました。そして、生活スタイルがみんな似ていたので使う時間が被ってしまう事態が発生。
トイレとお風呂が一緒の部屋なので夜とかたまにトイレを我慢するということも。お腹を壊した時とか本当に気が気じゃなかった記憶があります(笑)

時々みんなでご飯を食べる程度

生活スタイルが似ているのでご飯の時間とかは同じくらいなのですが、みんな部屋で食べることも多くたまにダイニングで一緒に食べるという関係性でした。
これはこれですごく楽だったのを覚えています。

ご飯の時間が同じくらいだったら一緒に食べた方がいいのかな?と気にしたのですが「じゃ、俺部屋で食べてくるわ!」とさっぱりした付き合いで気を遣いすぎることなく生活できました。

10人の中規模シェアハウスでの体験

3階建ての物件で1Fはオーナーの住居、2F3Fがシェアハウスになっており屋上も使えました。
10人くらいが住んでいてトイレ3つ、シャワールーム1つ、お風呂2つあったのですがみんなの生活スタイルが似ていたため混み合うことが多かったです。
キッチンも一般家庭の平均的な広さのものが1か所だけだったので、料理が終わるのを待つことも多く少し不便でした。

年齢層は20代前半~40代後半まで幅広くいろんな話が聞けて面白かったです!外国人は3人くらいでゆっくり話す機会もあり楽しい交流の場となりました。ここの物件は1年ほど住みました。

毎日誰かと世間話できる

10人いるとそれなりにタイプの違う人が集まります。職業も出身地もバラバラで大人数とは違い、一人一人との関係性を深めることができました。生活スタイルが似ていると会う回数も多くなり、自然とコミュニケーションが増えます。

人数が多すぎないので、ほどよくみんなと交流でき、時たま人生相談会が開催されたりもしていました(^^)当時、仕事や人間関係の悩みを抱えていたのでいろいろな人に聞いてもらってアドバイスをもらえて助かりました!

ルールを守らない人も少数いる

ほとんどの人がルールを守る傾向にありますが、シェアする人数が増えるとサボる人も増えます。これも内容は50人規模のシェアハウスと同じようなものです。
気が付いた人がやるタイプの人口が多ければ負担はそこまでないのですが、少なければキツく感じてきます。

家族のような関係に近い

生活スタイルが似ていたのでほぼ毎日一緒にご飯を食べることになります。
お互いに近況報告をしているので「そういえばこの間言ってたやつどうなった?」とか「昨日話してたやつ持ってきた」とかもうこれは家族の会話なのでは?という領域です(^^)

休日は一緒にゲームをしたり、買い物に行ったり、料理を作ったり!社会人になってから他人とここまで一緒に過ごす機会なんてなかなかないし、その人の意外な一面も知れて楽しいだけではない、新たな学びも多いシェアハウスでした。

まとめ

シェアハウスは住んでいる人によって雰囲気がガラリと変わります。紹介したシェアハウスも今はきっと私がいた時とでは違うものになっているでしょう。私の感覚だと半年~2年くらいの間で引っ越す人が多いように感じます。

ただ単に合わないという理由の人もいれば、仕事の関係だったり夢のためだったり。出会いと別れがひっきりなしにあるので新鮮で楽しい反面、仲が良かった人が去っていくのは寂しいと感じることも。

同じメンバーでずっと一緒にいられる時間は長くありません。だからこそ一期一会を肌で感じられます。
自分の知らない世界を知る機会にたくさん恵まれるので、経験として1度くらいシェアハウスに住んでみるのもありだと思います(^^)

スポンサーリンク
ABOUT ME
かんなろ
かんなろ
非正規雇用の30代独身女
20代にやりたいことをやりつくした人間。ホームステイ、ワーホリ、海外赴任、海外周遊、シェアハウス入居、リゾートバイト。生き急いだ感がすごかった。 30代は余生感覚でのんびりスローライフでも楽しみたい。
記事URLをコピーしました