クラウドワークスで伸び悩む人へ|次のステージに行くための改善ロードマップ
こんにちは、かんなろです!
クラウドワークスを始めてしばらく経つと、最初の頃とはまた違った悩みが出てきませんか?
最初は
「応募の仕方がわからない」
「詐欺が怖い」
といった“不安”が中心だったはず。
でも実際にやってみると、今度はこんなモヤモヤにぶつかり始めます。
- 思ったより案件が取れない
- 低単価ばかりで収入が伸びない
- 継続依頼につながらない
- 作業に時間がかかって疲れてしまう
- どの方向にスキルアップすればいいのかわからない
「始めてみたからこそ見えてくる壁」は、初心者ガイドには載っていないものばかり。
そして、多くの人がこの“第二の壁”でつまずき、挫折してしまいます。
これらはあなたの実力不足ではなく、ステージが一段上がったサインです。
正しい順序で対処すれば、誰でも次のステップへ進むことができます。
この記事では、クラウドワークス経験者が実際に直面しやすい壁と、その乗り越え方を“ロードマップ形式”でわかりやすく解説します。

「今のまま続けていいのかな?」
「この働き方、どこまで伸ばせるの?」
「自分に合った方向性が知りたい」
そんなあなたのための“成長ガイド”です。
次の一歩を、一緒に見つけていきましょう。
初心者期を抜けた人が次に悩むこと

クラウドワークスで「応募 → 受注 → 納品」の流れを一度経験すると、初心者が最初につまずく“始める前の不安”はほぼ解消されます。
しかし、実際に案件を受注し始めてから見えてくるのは、まったく別の種類の悩み。
これは、ある程度経験を積んだ人だけがぶつかる“第2ステージの壁”です。
主に以下の5つの壁にみなさん阻まれます。
- 稼げない(低単価の壁)
「応募しても低単価ばかり」「時給換算するとつらい…」
初心者向け案件から抜け出せず、伸び悩む時期。 - 案件が安定しない(継続依頼の壁)
単発案件だけで回していると、収入も作業量も不安定。
「毎月の作業がバラバラ」「収入が読めない」という悩みが出ます。 - メンタルが疲れる(修正・評価の壁)
修正依頼が続いたり、評価が下がるのが怖くなる時期。
初心者の「分からなくて不安」とは別のストレスです。 - スケジュール管理が追いつかない(両立の壁)
案件を持つほど、時間配分がシビアに。
本業・家事・副業のバランスが難しくなる“リアルな問題”。 - モチベーションの低下(継続力の壁)
「最初は楽しかったのに、最近しんどい…」
やり続けるためのメンタルコントロールが必要に。
初心者向けの記事では語られない、“クラウドワークス中級者だけが抱える課題” を体系的にまとめていきます。
ここからは、それぞれの悩みと具体的な解決ロードマップを順番に見ていきましょう。
①稼げない(低単価の壁)

クラウドワークスを始めてしばらくすると、多くの人がぶつかるのがこの悩み。
「実績は増えてきたのに…なぜか単価が上がらない。」
実はこれ、頑張りが足りないのではなく“初心者ゾーン”から抜け出す方法を知らないだけです。
低単価が続く人のよくある原因
●初心者向け案件ばかり応募している
● 提案文が「誰でも書ける内容」になっている
● ポートフォリオがない
● 自分が“中級者として見られる土台”が整っていない
この状態だと、クライアントから「安心して任せられる人」と判断されず、低単価ループから抜けにくくなります。
単価が上がらない理由はあなたの“スキル不足”ではありません。
スキルではなく“任せても大丈夫” と思ってもらえるかどうかが単価アップの分岐点です。
連絡が丁寧
ミスが少ない
指示の理解が早い
納期を守れる
これらのようなビジネス的な信頼性が高評価に繋がっていきます。
初心者を抜け出すタイミングの目安
次の4つが揃ったら、低単価は卒業すべき段階です。
✅実績5件以上
✅評価4.8以上
✅同ジャンルで複数経験
✅簡単なポートフォリオあり

ここに到達すれば、単価1.5〜3倍を目指せます!
単価UPのために今日からできること
- 同ジャンルの案件に絞って応募
専門性が出て、採用率と単価が上がる - 提案文に「実績」や「得意」を具体的に書く
信頼度が一気に高まる - ポートフォリオを1つ作る
“初心者扱い”から卒業できる - 明らかに低単価の案件には応募しない
中級案件を狙う習慣が大事 - 報連相の早さで差別化する
スキルより信用!これが最強の武器
②案件が安定しない(継続依頼の壁)

クラウドワークスを続けていると、多くの人が必ずぶつかるのが「単発ばかりで毎月の収入がバラバラ問題」。
単発案件のみで続けていくと…
- 今月はたまたま収入が高い
- 来月はいきなり半分に落ちる
- 応募・調整の時間が増えて疲れる
- 精神的に不安が続く
という状態になり、「ずっと走り続けないと収入が途切れる」という悪循環が起きてしまいます。
この悪循環から抜け出すためのロードマップをご紹介します。
なぜ単発ばかりになるのか?
よくある3つの原因をまとめました。
継続につながりやすい案件を選んでいない
レビュー・データ入力・テスト作業など、“単発で終わる前提の案件”が中心だと、収入は安定しません。
クライアントが「継続を想像できる材料」を見ていない
丁寧さ・返信速度・品質が伝わっていなければ、「この人に今後も頼みたい」と思われません。
自分から“継続提案”をしていない
実は、継続契約の半分は自分から提案すれば叶うと言われています。
今すぐ実践できる「継続依頼される行動5つ」
- 返信はできるだけ3時間以内
クライアントの不安をゼロにする最も効果的な行動。 - 納期より1日早く提出
「この人は安心して任せられる」という評価につながる。 - 納品時にミニ報告を添える
例)「気になった点を2点調整しておきました」→ 小さな配慮が継続率UPに直結。 - 修正には前向きに対応
「すぐ反映します!」の一言だけで印象が激変します。 - 最後にひと言“継続対応できます”と伝える
最も大事なのがこれ!
クライアントは、「この人、継続も可能なのかな?」と聞かないと分からないからです。
継続提案のテンプレ(コピペOK)
納品時にこの一文を入れるだけで継続率が一気に変わります。
ぜひ参考にしてみてください!
- 継続提案のテンプレ
-
今回もご依頼ありがとうございました!
もし今後も同ジャンルの作業がございましたら、
継続で対応させていただくことも可能です。ご希望があれば、作業フローの簡易マニュアル化なども
お手伝いできますので、ぜひ気軽にお声がけください。

この “提案のひと押し” ができる人だけが安定収入に移行します!
③メンタルが疲れる(修正・評価の壁)

クラウドワークスで案件を受け始めた人が、ほぼ例外なくぶつかるのが修正依頼。
最初はどうしても…
「否定された気がする…」
「自分向いてないのかな」
「これ以上直せる気がしない…」
と、心が折れそうになることがあります。
でも、修正依頼は“経験者だけが辿り着けるステージ”であり、伸びしろの証拠でもあります。
ここでは、修正依頼に振り回されず、むしろチャンスに変えるための方法をまとめました。
修正依頼は悪いことではない
修正依頼=「失敗」ではありません。
多くの場合、クライアントは修正依頼をする時にこう感じています。
「方向性は合ってる!あと少しだけ整えてほしい」
「もっと良くなる部分があるから一緒に仕上げたい」
つまり、“期待していなければ修正依頼すら来ない”のです。
実際、ダメな場合は修正依頼すら来ず、そのまま別の人を探されて終わります。
修正依頼が来ている時点で、
✅コミュニケーションが成立している
✅あなたの仕事に価値を感じている
✅今後も依頼したい可能性が高い
という、むしろ“歓迎すべきサイン”なんです。
実は、クライアントがこの人に継続依頼したい」と決める瞬間は、修正対応が丁寧だったとき。
修正依頼に対して…
◎ 返信が早い
◎ トーンが前向き
◎ 説明が分かりやすい
◎ 期待以上に仕上げる
これができるだけで印象が一気に変わります。
傷つかないメンタルの持ち方
修正に慣れるまでは、心が揺れるもの。
そこで、経験者も実践している“折れない思考法”を紹介します。
“自分”ではなく“成果物”が指摘されていると切り離す
クライアントが見ているのはあなたではなく、“アウトプット”。
人格を否定されているわけではありません。
反省点は1つだけに絞る
すべてを改善しようとするとパンクします。
1つだけ改善点を決めればOK。
気持ちが沈んだらすぐ返信しない
感情が落ちている時に返信すると、トーンがネガティブになりがち。
深呼吸 → 15〜30分置く
たったこれで心の負担がかなり減ります。
修正依頼を減らす方法3つ
修正が多くてしんどい…
そんな場合は “準備の精度” を高めると一気に改善します。
・トーン
・文字数
・納品形式
・禁止事項
問い合わせを1つ増やすだけで修正は激減します。
過去の成果物を見せてもらう
「前任者がどんな品質だったか」
これを見るだけでズレがなくなる。
自分用のセルフチェックリストを作る
プロも必ずやっている習慣。
例えば…
□ 誤字なし
□ 指定キーワード入り
□ トーン一致
□ 参考資料との差異チェック
これだけでも修正率は半減します。
④スケジュール管理が追いつかない(両立の壁)

クラウドワークスを始めてしばらくすると、今度は “受注後のリアルな大変さ” がやってきます。
特に多い悩みが…
「納期にいつも追われる」
「思っていたより時間がかかる」
「複数案件が重なるとパニック」
これは初心者ではなく、受注が増えてきた人だけがぶつかる壁。
つまり“成長の証拠”でもあります。
ここでは、案件を落ち着いて進めるための時間管理の具体的なコツをまとめました。
1案件ごとの時間見積もり
納期ギリギリになってしまう最大の理由は、必要時間を甘く見積もってしまうこと。
文章を書く、画像を作る──
“作業自体”だけなら短いですが、実際は…
✅調べ物
✅構成を考える時間
✅メッセージのやり取り
✅修正対応
上記のような作業も含まれるため、想像以上に時間を圧迫します。
こういう時は、1案件ごとの時間見積もりの目安を設けると作業効率が上がります。
基本は、作業時間 × 1.5倍で見積もること。
例)1時間でできそう → 実際は1.5時間
例)3時間で終わりそう → 実際は4.5時間
これだけで納期ギリギリ問題の8割が解消されます。
ミニタスク化
大きなタスクは、脳が「まだやらなくていい」と判断して後回しになりがち。
その結果、手をつけるのが遅れてしまいます。
そこで効果抜群なのが作業を細かく分けるミニタスク化。
・調査
・構成作成
・本文パート1
・本文パート2
・画像作成
・見直し
こうした5〜15分で終わるサイズに作業を分けるだけで、「よし、やるか!」と行動に移せます。
とりあえず取り掛かれる
気持ちのハードルが下がる
小さな達成感でモチベが続く
特に副業の場合、スキマ時間を有効活用しないと進まないので、ミニタスク化は“必須スキル”です。
複数案件が重なったときの対処法
案件が増えてくると、「納期が重なってしまった!」という状況になることも。
そんなときは、以下の3つに気をつけると対処しやすくなります。
- 優先度は“納期順”で判断
納期が近いものから順に処理するのが最適。 - 作業時間は“ブロック”で確保
たとえば、朝15分は構成をして、夜30分は本文をするように、予定を固定してしまう。 - 間に合わないと思ったら“早め相談”
クライアントは直前の報告を一番嫌がります。逆に、早い段階の相談は信頼が上がるチャンスにも。
本業・家事と両立するコツ
副業で一番崩れやすいのが「時間の確保」。
本業が休みの日も1日中詰めて副業の仕事をしていると、いつか崩壊します。
朝の15分を固定する
朝は脳がスッキリしていて生産性が高い。
たった15分でも継続すると大きな差に。
土日のどちらか“1時間だけ”確保
長時間やろうとすると挫折します。
1時間の固定枠だけで十分。
疲れが強い日は最低ラインだけ
疲れて何もできなかった…と反省しなくてOK。
「ミニタスク1つだけやる」で合格。
副業は“がんばる時間”より続ける仕組みを作るほうが大事です。

⑤モチベーションの低下(継続力の壁)

クラウドワークスを始めてしばらくすると、最初のワクワクが徐々に薄れ、作業が重く感じてしまう時期が必ず来ます。
💧なんとなくやる気が出ない
💧前より成長している気がしない
💧作業スピードも伸びていない
💧気づいたら数日さぼっていた
これは“才能がないから”でも“向いてないから”でもありません。
副業を続けている人なら全員が通る自然な現象 です。
ここからは、モチベを保てる人がやっている“継続のコツ”を紹介します。
小さな成果を“見える化”する
モチベが落ちる理由の半分は、成果が見えにくくなること にあります。
初心者の頃は
「初めて応募できた!」
「初めて受注できた!」
など成長を感じられる場面が多いですが、慣れてくると達成感が減り、停滞を感じやすくなります。
そこで効果的なのが、小さな成果を記録して可視化すること。
たとえば、
- 1記事書けた
- 1件応募した
- 30分作業できた
- クライアントに褒められた
- 前より作業が速くなった
こうした“小さな成長”を書き残すだけで、自分の進歩が客観的に見え、やる気が戻りやすくなります。

私は手帳のマンスリーに一言日記でできたことを書いてます。
1ヶ月全体を見れるのでおすすめです!
良い刺激を取り入れる
モチベが落ちる時期にやってはいけないのは、“他人と比べて落ち込むこと”。
代わりに取り入れたいのは、良い刺激だけを選んで取り入れること。
✅同業者の成功事例を見る
✅構成の上手い人の作品を見る
✅SNSで役立つ投稿をチェックする
「私もここまで行けるかも」「こうやって工夫すればいいんだ」と前向きな気持ちが湧きやすくなります。
作業環境を整える
モチベというより、“環境問題”でやる気が落ちている人も多いです。
✖作業スペースが狭い
✖周囲の音が気になる
✖椅子が合わなくて集中できない
✖スマホ通知が気になる
こうした物理的なストレスは想像以上に作業意欲を奪います。
そこでやってみてほしいのが、作業環境と整えること!
✨お気に入りの椅子にする
✨作業前に机をリセット
✨スマホは別の部屋に置く
✨ノートPCスタンドを導入
✨A4ノートで“今日やること”を1つ書く
これだけでも、作業が始めやすくなり、気持ちが軽くなります。
計画的に“休む日”を作る
副業で一番やってはいけないのは、「気合で毎日頑張ろう」とすること。
疲れが溜まりきってから休むと、回復に時間がかかり、結果的に長期間のブランクにつながることもあります。
大事なのは、作業“しない日”をあえてスケジュールに入れること。
✅週に1〜2日は完全オフ
✅疲れた日はミニタスク1つだけ
✅作業が進まなくても自分を責めない
継続できる人ほど、“休む計画”も上手に組み込んでいます。

さいごに

クラウドワークスを始めた頃の不安とは違い、実際に手を動かし始めたからこそ見えてくる“第2ステージの壁”。
低単価、継続が取れない、修正対応のストレス、スケジュール管理、モチベーション低下――。
これらは「実力不足のサイン」ではなく、「次の段階へ進む準備が整った証拠」です。
むしろこの壁にぶつかっている時点で、あなたはすでに初心者から一歩抜け出し、“継続できている人だけが見える景色” に立っています。
中級者の壁を越えるたびに、案件の質が変わり、単価が上がり、クライアントとの関係性もより良くなっていきます。
この記事で紹介したように、
◎ 低単価から抜け出す仕組み
◎ 継続依頼を取るための行動
◎ 修正依頼への向き合い方
◎ 時間管理のコツ
◎ モチベを保つ仕組み
これらはすべて再現性のある改善ポイントです。
才能は必要ありません。
必要なのは “正しい順番で、一つずつ整えていくこと” だけ。
この記事で「次の一手」が明確になり、また前向きに進めるきっかけになれば嬉しく思います。
