犬中心で生活設計を立てたいだけなのに、働き方が難しい
こんにちは、かんなろです!
愛犬を中心に生活設計を立てたい。
ただそれだけなのに、働き方を考え始めた途端、こんなにも難しくなるとは思っていませんでした。
私は実家暮らしで、普段は家族が愛犬を見てくれています。
でも週に2日ほど、誰も家にいない日があり、その日は犬が8時間近くひとりで留守番をします。
ペットカメラ越しに見る姿は、ただ静かに、少し退屈そうで――それを見るたびに胸がざわつきます。
今の仕事は派遣の事務。
家族の休みと被らないように勤務日を選べていたから、なんとかバランスを取ってきました。
でもその職場も残り1ヵ月で終わり、次の職場を探しています。
けれど派遣求人の多くは土日休み。
次の派遣先では、今と同じように休みの調整ができないかもしれません。
そうなれば、愛犬がひとりで過ごす日が、今より増えてしまう可能性もあります。
本当は、できるだけ早く在宅ワークに切り替えたい。
そう思って事務系の在宅求人に応募してきましたが、選考に進めないことがほとんどです。
応募するたびに、「私の経歴じゃ無理だろうな」という諦めの気持ちが先に浮かんでしまいます。
それでも在宅ワークを目指す理由は、決して楽をしたいからではありません。
犬と過ごす時間を大切にしながら、年齢を重ねても続けられる働き方を選びたい。
そのために、今のうちから生活と仕事を見直したいだけなのです。
この記事では、愛犬を中心に生活設計を立てたいと考えながらも、現実の働き方との間で揺れている私の「今」を、正直に綴っていきます。
愛犬に問題がない“今”だからこそ、働き方に迷っている
ミニチュアダックスのノアールは、今年で3歳。
病気も持病もなく、今のところは元気そのものです。
だからこそ、周りからは
「元気なんだから大丈夫じゃない?」
「今すぐ働き方を変えなくてもいいのでは?」
そんなふうに言われることもあります。
確かに、目の前に差し迫った問題があるわけではありません。
急な通院が必要なわけでもなく、特別なケアが必要な状態でもない。
一見すると、今の生活は“問題なく回っている”ように見えると思います。
それでも私が働き方に迷い続けているのは、「何かが起きてから考える」のでは遅いと感じているからです。
週に2日ほど、ノアールが8時間近くひとりで留守番をする日があります。
ペットカメラで様子を見ると、暴れるわけでも、吠えるわけでもない。
ただ静かに、退屈そうに横になっていたり、玄関のドアの方向を見つめている姿が映っています。
その姿を見ながら、頭に浮かぶのは「今日は何も起きなければいいな」という気持ちです。
急な体調不良。
もしもの災害。
外にいる私がすぐに帰れない状況。
今は何も起きていないからこそ、その「もしも」を考えてしまう自分がいます。
過保護なのかもしれません。
考えすぎだと言われることもあります。
それでも、犬は自分で助けを呼べない存在です。
ノアールが元気な“今”のうちに、何かあってもすぐそばにいられる環境を作っておきたい。
その気持ちが、働き方を見直したいと思う一番の理由になっています。
問題が起きてから慌てて選択肢を探すより、何も起きていない今だからこそ、迷いながらでも準備をしておきたい。
そんなふうに考えるようになった時点で、私の中ではもう「以前と同じ働き方」には戻れなくなっていました。
家族がいるから成り立っている働き方の見えない期限
今の生活がなんとか成り立っているのは、実家暮らしで、家族がノアールを見てくれている時間があるからです。
私が仕事の日でも、家族の誰かが家にいてくれる日が多い。
私が出勤している間、ノアールは完全にひとりになるわけではありません。
この環境があるからこそ、これまで派遣の仕事を続けてくることができました。
ただ、そのバランスはとても繊細です。
今は平日休みの仕事を選んでいるため、家族の休みと被らないように調整できています。
「誰も家にいない日」をできるだけ減らす工夫もしてきました。
けれど次の派遣先では、土日休みになる可能性があります。
そうなると、家族の休みと私の休みが重なり、その分、平日にノアールがひとりで留守番をする日が増えてしまいます。
一見すると、些細な変化に思えるかもしれません。
でも私にとっては、生活の前提が静かに崩れていく感覚でした。
家族がいるから大丈夫。
今はなんとかなっている。
そう思ってきた一方で、「この状況はずっと続くものではない」という気持ちも、心のどこかにずっとありました。
家族にも、それぞれの生活があります。
今の働き方は、家族の存在に大きく依存して成り立っています。
その事実に気づいたとき、私は初めて「仕事の選び方」ではなく、「生活の設計そのもの」を見直す必要があると感じました。
家族がいるからこそ助かっている。
でも、家族がいるからこそ、このままではいけないとも思ってしまう。
その矛盾を抱えながら、私は次の働き方を考え続けています。
会社に出勤する前提の働き方が合わなくなってきた
これまで私は、派遣という働き方に助けられてきました。
未経験でも始めやすく、契約期間が決まっていることで、環境をリセットしながら働ける点は、今でも大きなメリットだと思っています。
ただ最近は、「派遣かどうか」よりも、会社に出勤することを前提とした働き方そのものに無理が出てきていると感じるようになりました。
出勤がある限り、決められた時間に家を出て、決められた時間まで職場にいなければならない。
急な残業や業務の都合で、帰宅時間が読めない日もあります。
今までは、家族の休みと被らないように勤務日を選んだり、勤務時間をずらして少しでもノアールのお留守番時間を短くしたりしていました。
けれどそれは、「出勤が当たり前の働き方」を続けるために、生活側を無理に調整していた状態だったのだと思います。
犬がいるから、休みの曜日を気にする。
犬がいるから、残業があると不安になる。
犬がいるから、通勤時間すら重たく感じる。
そうした感覚が積み重なっていくうちに、今しんどいと思うのは、派遣という雇用形態ではなく、家を空けることが前提の働き方そのものなのだと。
生活を先に置いて、その中に仕事を組み込みたい。
何かあったとき、すぐそばにいられる距離で働きたい。
そう考えるようになった今、会社に出勤する働き方と、愛犬中心で生活を設計したい自分との間に、大きなズレが生まれているのを感じています。
在宅ワークに応募しても選ばれない
会社に出勤する働き方が合わなくなってきたと気づいてから、私は在宅ワークに目を向けるようになりました。
特別なスキルがあるわけではありません。
だから選んだのは、これまでの経験を活かせそうな事務系の仕事です。
書類作成やデータ入力、メール対応など、やってきたことと大きくズレない仕事を中心に応募してきました。
それでも、結果は思うようにいきません。
応募しても、書類選考で終わることがほとんど。
面談に進めないまま、募集が締め切られていることもあります。
そのたびに、
「やっぱり私の経歴じゃ無理だよね」
という気持ちが、自然と先に出てきます。
落ち込むというより、最初から期待しないようにしている感覚に近いかもしれません。
期待しなければ、傷つかなくて済む。
そうやって自分を守っている部分もあると思います。
在宅ワークの求人を見ると、
「基礎的なOAスキルがあればOK」
「業界未経験OK」
などの言葉が並んでいます。
その条件を見て「これなら私でもできるかな?」と思う求人には片っ端から応募しています。
完全在宅じゃなくても、せめて週1~2日だけでも在宅可能な仕事があれば…。
選ばれない現実と、諦めきれない気持ち。
心が折れそうになりながらも、何もしないまま時間だけが過ぎていく方が、後悔が大きくなりそうなのでやれることはやろうと思います。
将来のことを考えると在宅ワークが理想的
在宅ワークを目指す理由を聞かれると、「愛犬のため」と答えることが多いです。
それは間違っていません。
でも正直に言えば、それだけではありません。
将来のことを考えるようになったのも、在宅ワークを意識し始めた大きな理由です。
今は30代で、派遣の仕事もまだ見つかりやすい年齢だと思います。
体力的にも、フルタイムで出勤する働き方を続けることはできます。
けれど、この先も同じように働けるかと考えると、素直に「大丈夫」とは言えません。
年齢を重ねるにつれて、次の仕事を見つけるハードルは確実に上がっていきます。
40代、50代になったとき、今と同じように出勤前提の仕事を選べるとは限らない。
そんな現実が、頭の片隅にずっとあります。
また、老後のことを考えたとき、体を使い続ける働き方をいつまで続けられるのかという不安もあります。
年金も期待できない、貯蓄もそんなにない、未婚だから家族が先に亡くなったら私1人でなんとかしていかなくてはなりません。
在宅ワークであれば、年齢を重ねても、体力に頼りすぎずに続けやすい。
環境を整えれば、生活のペースを大きく崩さずに働くこともできます。
今すぐ完璧な形を手に入れたいわけではありません。
ただ、将来の選択肢を今のうちから少しでも増やしておきたい。
そう思うようになりました。
- 愛犬との生活を守ること
- 自分が年を重ねても無理なく働けること
そのどちらも叶えようとすると、在宅ワークという選択肢はかなり魅力的です。
採用される気配は全然ないけど、将来の自分を苦しめないために、今できる準備だけは続けていきたい。
そう思いながら、私は今日も在宅ワークという選択肢を見つめ続けています。
生活の中に仕事が組み込まれている働き方が理想
在宅ワークをしたいと言うと、
「楽そう」
「通勤がなくていいよね」
そんなふうに受け取られることがあります。
確かに、通勤もいらないし、化粧をする必要もない。
足が痛くなるパンプスを履き続けなくてもいいし、人の目を気にせずリラックスしながら仕事ができる。
今の窮屈な勤務から解放される部分が多くて自由な感じがします。
もし在宅で働けるようになったら、朝から出勤のために慌ただしく準備をするのではなく、ノアールとの時間をとれるようなゆとりのある生活がしたい。
時間に追われるのではなく、気持ちを整えてから一日を始める。
それだけで、日常の質は大きく変わる気がしています。
午前中は、考えることが中心の仕事に集中する。
頭がよく働く時間帯に、できるだけエネルギーを使うようにしたい。
午後は、適度に休憩を挟みながら、タスク処理や事務作業を進める。
ノアールの様子を見ながら、無理のないペースで働く。
仕事の合間に、郵便局に行ったり、買い物を済ませたり。
夕方には、夕食の準備を始め、夜はゆっくりお風呂に浸かる。
そして明日やることを整理して、眠る。
この一日は、決して特別な贅沢ではないと思っています。
派手でも、自由すぎるわけでもありません。
ただ、生活のリズムを自分で整えながら、愛犬と同じ空間で過ごせる時間を大切にしたい。
その中に、仕事をきちんと組み込みたいだけなのです。
在宅ワークは、「楽をするための手段」ではなく、私にとっては生活を崩さずに働き続けるための手段。
そう考えるようになってから、在宅ワークを目指す気持ちは、ますます強くなってきました。
「犬のためにそこまでする?」と言われても
在宅ワークを目指していることを話すと、ときどき、こんな言葉を向けられることがあります。
「犬のために、そこまでする?」
その言葉を聞いた瞬間、うまく言葉にできないモヤっとした気持ちが残りました。
否定されたわけではない。
でも、どこか軽く扱われたような感覚でした。
たしかに、犬は人間ではありません。
仕事を選ぶ基準として、「犬」をここまで大きく置くのは、理解されにくいのかもしれません。
それでも私は、愛犬の存在を理由に働き方を考えることは、決して大げさなことではないと思っています。
私にとって愛犬は家族です。
犬は、自分で環境を選べません。
体調が悪くても、不安でも、言葉で助けを求めることができない存在です。
そんな存在と暮らしている以上、「何かあったとき、どうするか」を先に考えておきたいと思うのは、自然なことではないでしょうか。
愛犬のために働き方を見直す、というより、愛犬と生きることを前提に人生を設計している。
私の感覚は、それに近いものです。
仕事を最優先にする生き方も、ひとつの正解です。
でも、生活を大切にした上で仕事を選ぶ生き方も、同じように尊重されていい。
愛犬中心で生活設計を立てたい。
それは、「仕事を軽く見ている」という意味ではありません。
むしろ、これから先も無理なく働き続けるために、自分なりに真剣に考えた結果です。
「そこまでする?」と聞かれたら、今の私は、こう答えたいと思っています。
そこまでしないと、この先の人生を安心して歩けないから。
さいごに
ここまで書いてきたように、私はまだ在宅ワークで働けているわけではありません。
応募しても選ばれない現実があり、理想と現実の間で揺れ続けています。
それでも、ひとつだけはっきりしていることがあります。
それは、愛犬中心で生活設計を立てたいという気持ちは間違いではない、ということです。
- 愛犬が元気な今だからこそ、今後急に何かあった時に不安になること。
- 家族に支えられている今だからこそ、この先も同じ形で続けられるわけではないと気づいたこと。
- 会社に出勤する前提の働き方が、少しずつ生活と噛み合わなくなってきたこと。
どれも、甘えや逃げではなく、生活と人生を真剣に考えた結果でした。
「犬のためにそこまでする?」
そう聞かれることもあります。
でも私は、大切にしたいものを基準に人生を組み立てることは、間違った選択だと思いません。
今はまだこれからどうやって生活を整えていくのか模索中です。
理想の働き方には、たどり着いていません。
それでも、考えることをやめず、少しずつでも準備を続けている今の自分を、否定したくはありません。
愛犬中心に生活設計を立ててもいい。
その中で、働き方を模索してもいい。
そう自分に許可を出せたことで、私は初めて「仕事」を自分の人生の一部として考えられるようになりました。
この記録が、同じように迷っている誰かの心を、少しでも軽くできたら嬉しいです。
