「電話対応なし」はわがまま?派遣会社の違いで結果が変わった話
こんにちは、かんなろです!
「電話対応なしがいいなんて、わがままなのかな」
派遣で仕事を探すたびに、何度もそう思いました。
私は現在、テンプスタッフ・アデコ・ホットスタッフの3社に登録しています。
テンプスタッフとアデコでは、「電話無し」「電話少なめ」を条件に事務職へ応募しましたが、結果はすべて選考にすら進まず。
一方で、ホットスタッフではどうだったか。
工場系の黙々作業、電話対応なしの求人に応募したところ、すぐに職場見学の予定が入りました。
同じ「電話対応なし」なのに、なぜこんなに結果が違うのか。
私は電話が苦手です。
特に、誰からかかってくるのか分からない外線電話。
電話越しの声が聞き取りづらくて何度も聞き返してしまったり、留守番電話に切り替わった瞬間に頭が真っ白になったこともあります。
でも今回の経験で気づきました。
もしかして問題は「電話対応なし」という条件ではなく、派遣会社の得意分野や扱っている職種の違いなのではないか、と。
この記事では、派遣会社ごとの特徴の違いと、電話が苦手な人が仕事を探すときに考えておきたいことを、実体験をもとに整理していきます。
もし今、「電話対応なしってやっぱり難しいのかな」と悩んでいるなら、きっとヒントになるはずです。
派遣で「電話対応なし」を希望すると通りにくい理由
「電話対応なし」が条件に入っているに応募したら、テンプスタッフとアデコでは選考にすら進まなかった。
その事実だけを見ると、「電話対応なしを希望するのは厳しいのかな」と思ってしまいます。
でも、本当にそうなのでしょうか。
電話が苦手だから避けたい。
それは、怠けたいからでも、楽をしたいからでもありません。
ただ、自分にとって大きなストレスになる要素を減らしたいだけ。
それでも通らないのはなぜなのか。
ここでは、実際に応募してみて感じた「通りにくさの理由」を、できるだけ冷静に整理してみます。
事務職は“電話対応込み”が前提になりやすい
テンプスタッフやアデコで応募して感じたのは、事務職の場合、電話対応は“業務の一部”として最初から含まれていることが多い、ということです。
代表電話の取り次ぎや、社内外からの問い合わせ対応。
たとえメイン業務がデータ入力や書類作成でも、「電話がまったく鳴らない」というケースは少数派です。
企業側から見れば、派遣社員もチームの一員。
忙しいときに電話を取ってもらえると助かる、という感覚は自然なのかもしれません。
だからこそ、「電話対応なし」を条件にすると、応募できる求人が一気に減る。
私が10件以上応募しても選考に進めなかった背景には、この“事務=電話対応込み”という前提があったのだと思います。
「電話少なめ」と「電話なし」は全く違う
求人票にはよく、
- 電話対応少なめ
- 社内対応中心
- 取り次ぎ程度
といった表現があります。
でも、「少なめ」と「なし」はまったく違います。
私は「電話なし」または「電話少なめ」の条件がある求人に応募して選考すら通過しませんでしたが、企業側からすると、電話対応できる人を優先した可能性が強いです。
派遣は基本的に“即戦力”。
少しでも対応できる幅が広い人の方が選ばれやすいのは当然です。
そう考えると、電話を完全に避けたいと明確にしている私は、企業側から見れば選択肢が狭い人材に映ったのかもしれません。
派遣は“穴を埋める存在”になりやすい
もうひとつ感じたのは、派遣社員は「欠けている部分を補う役割」になりやすいということ。
正社員が手いっぱいで電話に出られない。
その“負担を減らす役割”として派遣が入ることもあります。
そうなると、電話対応ができないという条件は、そもそもマッチしにくい。
これが、テンプスタッフやアデコで通らなかった理由の一つなのでは、と今は考えています。
実際、テンプスタッフの担当者に次の派遣先の条件を聞かれて「電話対応なしがいいです」と伝えたら、「電話対応少なめでもダメですか?」と確認されました。
電話対応なしというのは、求人そのものが少なく、競争率高めだそうで、紹介するのが難しいとのことでした。
ただ、ここで重要なのは、「電話対応なしがわがまま」なのではなく、事務職という土俵では構造的に通りにくいということ。
テンプスタッフやアデコでは「電話対応なし」の求人数が少なかったのですが、ホットスタッフでは工場系の黙々作業の求人が多く、試しにエントリーしたらすぐに工場見学をさせてもらえることになりました。
つまり問題は「電話対応なし」ではなく、選んでいる職種と派遣会社の特徴だった可能性が高いのです。
派遣会社によって通りやすさが違った理由
テンプスタッフとアデコでは選考に進めなかったのに、ホットスタッフではすぐに見学が決まった。
同じ「電話対応なし」という条件なのに、なぜこんなにも結果が違ったのか。
最初は、自分のスキル不足やタイミングの問題だと思っていました。
でもよく考えてみると、もっとシンプルな理由にたどり着きました。
それは、派遣会社ごとの「得意分野」の違いです。
テンプスタッフ・アデコは事務職中心の派遣会社
テンプスタッフやアデコは、事務職の求人が多い印象があります。
実際に私が応募した案件も、一般事務や営業事務などオフィスワークが中心でした。
事務職の場合、電話対応は“業務の一部”として含まれていることがほとんどです。
- 代表電話の取り次ぎ
- 社内外からの問い合わせ対応
- 営業担当への取次ぎ
たとえ電話の頻度が少なくても、「まったくなし」というケースは少数派です。
企業側からすると、電話を完全に避けたい人よりも、「ある程度は対応できます」という人の方が選ばれやすいのは自然な流れかもしれません。
つまり、事務職を多く扱う派遣会社では、「電話対応なし」は構造的に通りにくい可能性があります。
ホットスタッフは工場・現場系の求人が多い
一方で、ホットスタッフは工場系や軽作業など、現場での仕事が多いイメージがあります。
ライン作業やピッキング、検品などの黙々作業が中心。
現場で手を動かす仕事なので、そもそも電話対応という業務自体が存在しないことがほとんどです。
だから「電話対応なし」は特別な条件ではなく、当たり前の前提。
その結果、応募後すぐに見学の話が進みました。
ここでようやく気づきました。
問題は「電話対応なし」という条件そのものではなく、どの派遣会社で、どの職種を選んでいるか、だったのかもしれないと。
派遣会社の特徴を知らないまま探していた
私はこれまで、「電話対応なし」という条件ばかりに意識が向いていました。
でも本当は、
- 事務中心の派遣会社なのか
- 工場・軽作業中心の派遣会社なのか
- どの業種に強いのか
を理解したうえで探すべきだったのだと思います。
同じ「派遣」という枠でも、扱っている求人の種類が違えば、通りやすさもまったく変わる。
今回の経験で、それをはっきり実感しました。
電話が苦手なことを責める前に、「どの土俵で戦っているのか」を見直すことが大事だったのかもしれません。
「電話対応なし」は本当にわがままなのか?私の本音
「電話対応なしがいいなんて、やっぱりわがままなのかな」
選考に進まなかったとき、何度もそう思いました。
他の人は普通に電話を取っているのに。
社会人として当たり前のことができないだけなのかもしれない、と。
でも、やっぱり私は電話が怖いです。
特に、誰からかかってくるか分からない外線電話。
電話越しの声が聞き取りづらくて、何度も聞き返してしまう。
そのたびに相手の声が少しずつ強くなるのが分かる。
過去には、あからさまにイライラされたこともあります。
留守番電話に切り替わった瞬間、何を言えばいいのか分からなくなって、頭が真っ白になったこともあります。
まとまりのないメッセージを残してしまい、あとから自己嫌悪することもしょっちゅうです。
家族や友人との電話は平気なのに、仕事の電話になると急に緊張する。
だから「電話対応なし」を希望しているだけ。
楽をしたいわけでも、仕事を選り好みしたいわけでもありません。
ただ、自分にとって大きなストレスになる要素をできるだけ減らしたいだけです。
でも今回、少しだけ整理できたことがあります。
私は「電話そのもの」が無理なのではなく、“予測できない外線電話”が怖いのだということ。
社内の決まった人との内線なら、そこまで強いストレスはありません。
内容がある程度予測できる電話なら、まだ対応できます。
つまり私は、「完全に電話を避けたい人」ではないのかもしれない。
この違いに気づけたことで、少しだけ自分を責める気持ちが減りました。
「電話対応なしがいい」と思うことは、わがままなのでしょうか。
私は今、こう考えています。
それはわがままではなく、自分の特性を理解しているということ。
ただ、その特性と合う土俵を選ばないと、うまくいかないだけ。
派遣会社や職種によって結果が変わった今回の経験は、自分の苦手を否定するのではなく、どう活かすかを考えるきっかけになりました。
電話が苦手な人が派遣で仕事を探すときの具体策
ここまで書いてきて、私は「電話が苦手=働けない」というわけではないことが分かりました。
ただし、探し方を間違えると、何度も同じところでつまずいてしまう。
私自身の経験をもとに、電話が苦手な人が派遣で仕事を探すときに意識したいことを整理します。
派遣会社の“得意分野”を理解する
まず大事なのは、派遣会社ごとの特徴を知ること。
地域性などがあると思うので、一概に言うことはできませんが、私が住んでいる郊外では以下のような印象です。
- テンプスタッフやアデコ
事務職中心の会社で、電話対応が含まれる求人が多い - ホットスタッフ
工場系・軽作業系に強い会社で、そもそも電話対応という業務がないケースが多い
同じ「派遣」でも、扱っている求人のジャンルが違えば、選考の通りやすさも変わります。
「電話対応なし」で検索する前に、「どの派遣会社がどの職種に強いのか」を確認する。
これだけでも、無駄な応募は減らせると感じました。
事務職にこだわりすぎない
私は特に事務職などにこだわりはありませんでした。
ただ、今後のことを考えると、体力仕事はきつくなるだろうし、事務職のスキルがあった方が歳を重ねても仕事が見つかりそうという理由で「事務職」を選んだだけです。
でも、事務=電話対応が前提になりやすい。
その前提を知らなかったので、だったら私に事務職は向いていないと感じました。
私みたいに黙々作業が好きなら、
- 工場系
- 検品やピッキング
- データ入力特化型
など、電話が業務に含まれにくい職種に目を向けるのも一つの選択肢。
自分の特性に合った業種を選ぶことの方が、無理に事務職にこだわるより探しやすいと思います。
「完全NG」ではなく条件を整理する
今回、自分の中でいろいろ整理してみて、私は電話そのものが無理なのではなく「誰からか分からない外線」が怖いのだと気づけたことは大きな収穫でした。
内線ならまだ対応できる。
決まった相手との電話ならそこまでストレスはない。
そうであれば、
- 外線対応なし
- 社内連絡のみ
- 電話は取り次ぎ程度
など、条件を少し具体的にすることで、選択肢が広がる可能性もあります。
とは言え、それで応募しても選考にはなかなか進まないのが現実なんですが…。
自分の苦手を“全部ダメ”とまとめてしまうと、探せる範囲が極端に狭くなる。
何が本当に嫌なのかを細かく分解することは、意外と大事だと感じました。
さいごに
「電話対応なしがいいなんて、やっぱりわがままなのかな」
選考に進めなかったとき、何度もそう思いました。
でも今回、テンプスタッフ・アデコとホットスタッフで結果が分かれたことで、ひとつはっきりしたことがあります。
問題は「電話対応なし」という希望そのものではなく、どの派遣会社で、どの職種を選んでいたかだったということ。
事務中心の派遣会社では、電話対応は業務の一部として組み込まれていることが多い。
一方で、工場系や現場系では、そもそも電話対応という業務が存在しない。
同じ「派遣」でも、土俵が違えば難易度もまったく違う。
私はこれまで、「電話が苦手な自分」にばかり目を向けていました。
でも本当は、自分を変える前に、探す場所を変えるべきだったのかもしれません。
電話が苦手でも、働きたい気持ちはある。
できることもある。
向いている仕事もある。
ただ、その特性に合わない環境で探していると、何度も「自分が悪い」と感じてしまう。
- 派遣会社の特徴を知ること
- 職種の構造を理解すること
- 自分の苦手を細かく分解すること
「電話対応なし」はわがままではありません。
それは、自分にとってストレスの少ない働き方を探しているだけ。
大事なのは、条件を諦めることではなく、その条件が通りやすい場所を選ぶこと。
もし今、「電話対応なしって難しいのかな」と悩んでいるなら、一度、派遣会社や職種の“土俵”を見直してみるのもひとつの方法です。
私もまだ模索中ですが、少なくとも今回は、「自分を責める材料」ではなく「選び方を見直すヒント」になりました。
