リゾートバイトってどんな人が働いてるの？リゾートバイトに向いている人と向いてない人
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【体験談】リゾートバイトで5か所の職場に勤務して感じたこと
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こんにちは、かんなろです！
「旅行好きだからリゾートバイトしてみたい」
「リゾートバイトの仕事ってキツそうで不安」
これは私がリゾートバイトを始める前に抱いていたイメージです。リゾートバイトって響きだけ聞くとなんとも気楽な感じがしますよね。
リゾート地で働きながら、休日は遊び放題！旅行好きにはかなりの好条件に思えます。
でも、好条件過ぎて逆に怪しい…。実際のところはどうなんだろう…
私は不安に感じながらもリゾートバイトをやってみて、結局トータル1年半お世話になりました！よかったポイント、いまいちだったポイントを率直な感想で書いています。
リゾートバイトをするか迷っている人の参考になれば幸いです！
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目次
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私のリゾートバイト体験談
私がリゾートバイトで勤務した場所は5か所です。全て3か月の勤務でした。
ここでは、観光地・職種・業務内容・よかったポイント・いまいちだったポイントを各施設ごとにまとめています！
同じ職種でも施設によって業務内容が違ったり、仕事量が違ったりするので絶対この通りにはなりませんが、「こんな感じなんだ～」とイメージを固めるための材料にしていただければと思います。
箱根(神奈川県)：清掃・レストランホール
初めてのリゾートバイトで、この施設だけ友人と2人で勤務しました。
場所が結構な山奥にあって、駅からバスで1時間ほどかかりました。
主な業務内容
清掃：和室の布団上げ、タオルやシーツの回収、掃除機かけ、拭き掃除、アメニティの補充、客室以外の清掃
レストランホール：席への案内、料理の配膳・下膳、ドリンクの注文受付、清掃
ちょうどコロナが流行りだした頃だったからか、勤務時間は朝6時～15時が基本だったのですが、お客様が少なかったのでほぼ11時くらいに終わってました。
予約が0件の日も月に数日あり、加えて休館日もあったので週3勤務になったことも…。
レストランがある施設でしたが、素泊まりのお客様がほとんどだったのであまり出勤する機会はなかったです。時々、週に2回ほど夜にレストランサービスの業務が入りましたが、長くても2時間くらいの勤務時間でした。
施設の方もあまりに稼働時間が少なくて気を使って掃除の仕事を作ってくれていましたが、正直こちらの施設ではあまり稼げませんでした。
稼ぐことが目的の人は担当者に施設の稼働率を確認しておきましょう！
よかったポイント
- 管内寮なので出勤が楽だった。
- 出勤日は1食分の食事が提供された。
- 寮の個室でWi-Fiが利用できた。
- 23時以降であれば施設の温泉または大浴場を利用できた。
部屋から30秒ほどで出勤できたので朝ゆっくりする時間がとれました！あと、部屋のベッドも客室で使われているのと同じしっかりしたマットレスだったので体が痛くなりませんでした。
いまいちだったポイント
- 勤務時間が短かったため稼げなかった。
- トイレ、キッチンは社員と共同だった。(どちらも1つしかない)
- 施設が山奥にありすぎて観光地まで本数の少ないバス移動しか手段がなかった。
- 一番近いコンビニまで徒歩20分だった。
施設周辺にあるお店が一番近くて片道徒歩20分かかるコンビニでした。徒歩30分くらいでドラッグストアがありましたが、天気がよくて元気のある日以外はとてもじゃないけど歩く気に慣れませんでした。
一緒に働いていた友人はあまりの不便さに2ヶ月で辞めてしまいました。
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宮島(広島県)：フロント・カフェ対応・レストラン洗い場
初めての離島リゾートバイトでした。連絡船は1時間に4本くらいあるし、値段も片道150円くらいで、電車みたいにICカードで乗船できたのでとても便利でした。
主な業務内容
フロント：客室最終チェック、チェックイン、荷物預かり・荷物受け渡し、ラウンジの清掃・アメニティ補充、売店・カフェの清算、観光案内、内線対応
カフェ：軽食の調理・提供、清掃
レストラン洗い場：食器洗浄、食器を元の位置に片づける
フロント業務は完全未経験でしたが社員の方がきちんと教えてくださったので大丈夫でした！ちょうどGOTOキャンペーンが始まった時期でお客様も多く連日満室状態が続いて忙しかったです。
勤務時間は13時～22時で固定されていました。時々残業が1時間くらいしてましたが、フロントに人が足りている時はレストラン洗い場だけ3時間出勤という日もありました。
フロントの横に小さなカフェ＆バーが併設されていて、そちらの食事提供と売店のお会計や品出しも業務に含まれていました。
頻繁に注文が入るわけではありませんでしたが、フロント業務をしながら対応しなければならなかったのでお客様が多い時は大変でした。
業務全般と書かれている求人は、メインの業務とヘルプで他の業務に入ることがほとんどです。
よかったポイント
- 寮がホテルのすぐ横だったので徒歩1分で行き来できた。
- 休日も含めて毎日2食の食事が提供された。
- 観光地のど真ん中のホテルだったため思う存分観光を楽しめた。
- ホテル内の売店やカフェが社割で利用できた。
- 寮の個室でWi-Fiが利用できた。
宮島には野生の鹿がたくさんいて、普通に道を歩いてます。島を散歩する時とかかわいくて癒されてました！
交通の便もよかったので、広島市内の観光や買い物にも行きやすかったです！
いまいちだったポイント
- トイレ、シャワー、キッチンが社員と共同だった。
- トイレットペーパーが自己負担だった。
- 部屋に備え付けのベッドシーツが汚かった。(体中に湿疹が出た)
- 島内にコンビニがなく、日用品も基本的に本島に行かないと手に入らない。
- 施設の大浴場・温泉が利用できなかった。(コロナ禍のため)
女子寮だったので女性しかいないのですが、時々支配人が設備管理の確認で来たり、備品ストックを取りに男性スタッフが来ることがありました。
その時、特に気を使っていたのがトイレでした。個室のドアはありますが、廊下との間には暖簾しか付いてなくて音が聞こえてしまうのがちょっと…。
トイレットペーパーも施設側が用意してくれなかったのはここだけでした。
シャワールームも排水溝に髪の毛が溜まっていたり、キッチンのゴミがそのままずっと放置されていたり、当番が決まっていないようで気が付いた時に掃除をしてました。
共同スペースがある場合、掃除の管理ができていないことがほとんどなので気になる人は担当者に相談しておいた方がいいです。
伊勢志摩(三重県)：フロント・レストランホール補助・売店
伊勢神宮までは片道1時間ちょっとで行けました。最寄駅から施設までは徒歩5分くらいだったので観光しやすかったです。
施設周辺のお店は、徒歩10分の所にドラッグストアやコンビニ、飲食チェーン店があったので不便さは感じませんでした！
主な業務内容
フロント：客室最終チェック、チェックイン、電話対応(内線・外線)、予約管理、キャンペーンなどの書類準備、荷物預かり・受け渡し、観光案内
レストランホール補助(団体の時のみ)：食事のテーブルセッティングや提供・下膳
売店：レジ
客室数が100室以上ある大きなホテルだったため、修学旅行や団体ツアーなどの利用も多かったです。ほとんどフロント業務で、売店は専任のスタッフがいない時間帯だけ兼任する形でした。
シフトは13時～23時で組まれて、間に1～2時間の休憩をはさみます。前半2時間で休憩に入って、後半6時間はぶっ通しという組まれ方が多かったので後半の疲労感がすごかったです。
フロント業務はこの施設が一番業務量が多くてしんどかったです。他の施設だと予約管理や外線対応は社員がやっていたので、その業務もこなすのはなかなかハードでした。
時期的にGOTOキャンペーンをしていたので確認作業なども多く、漫画とかで見る「書類が全然減らない…」という状況を始めて体験しました。
ほぼ毎日満室で残業もあったので一番稼げた施設でした！
よかったポイント
- 客室寮だった。(ホテルの客室が利用できる)
- 休日も含めて毎日2食の食事が提供された。その内1食はホテルの朝食ブッフェを利用できた。
- ホテルの大浴場をいつでも利用できた。
- 徒歩10分圏内にコンビニやドラッグストア、飲食店があった。
- 寮の個室でWi-Fiが利用できた。
初めての客室寮でしたがとても良かったです！トイレと浴室が部屋にあるの最高！
ホテルの朝食ブッフェを食べてOKなのもめちゃくちゃよかったです！休日もOKとか太っ腹な施設でした。サラダやデザート、ジュースもあったので毎日ワクワクしながら選んでました。
職場の雰囲気も良くて社員の人たちとご飯に行ったり、遊びに行ったりもできたので一番充実していたリゾートバイトだったと思います！
いまいちだったポイント
- 業務量が膨大だった。
- 業務量が多い割に時給が他の施設と比べて低かった。
- キッチンがなかったので調理ができなかった。(ケトルは部屋に付いていた。電子レンジは客室の廊下に設置されているのを使えた)
- パンプスで館内を走り回ることが多く体力的にきつかった。
- 洗濯機がなく、ホテルのコインランドリーを使わないといけなかった。
とにかく業務量が多すぎて社員がかわいそう…と感じるレベルでした。
あと、フロント業務でこんなに走り回るとは思っていなくてパンプス2足履きつぶしました…。靴擦れも酷くて痛みに耐えながらの仕事でした。
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リゾートバイトでしんどい仕事と比較的楽な仕事
淡路島(兵庫県)：フロント・売店・レストランホール補助
バスターミナルから徒歩10分くらいの施設で、初めて旅館に勤務しました。淡路島に電車はなく、移動はバスか車になります。
寮から片道徒歩10分のところに大型イオンモールがあったので生活に不便はありませんでした！
主な業務内容
フロント：客室最終チェック、お客様要望の備品の部屋入れ、チェックイン、部屋案内、荷物運び、内線対応、施設内のカラオケや卓球などの予約管理
売店：レジ
カフェ：軽食の調理・提供、清掃
レストランホール補助：席への案内、料理の配膳・下膳、ドリンク注文受付
9割フロント業務でしたが、時々他の業務もしてました。インカムを常時装着して勤務する施設だったのですが、自分と関係のない情報も全部聞こえるので慣れるまでに時間がかかりました。
勤務時間は13～22時で固定されていました。この施設では、勤務時間が短くなることはなく、数回だけ1時間ほどの残業があったくらいで、出勤日は8時間しっかり勤務できました。
私はフロントだったので仲居さんと接する時間はあまりなかったのですが、ベテランの仲居さん(60～70代)と若い仲居さん(20～30代)の間で確執があったり、派閥のようなグループがあったりして人間関係が面倒な感じがありました。
仲居さんの仕事を考えているなら、担当者に以前に派遣された人が途中で辞めていないか確認しておいた方がいいです。
よかったポイント
- 寮が一般的な一人暮らしの部屋で広かった。(トイレバス別、ミニキッチン付き)
- 自転車を借りられたので職場や周辺施設に行くのに便利だった。
- 自転車で5分の所に大型イオンモールがあったので生活に困らなかった。
- 海岸が近くにあったので好きな時に散歩できた。
- 出勤日に1000円の食費手当てが支給された。(給与に上乗せされる)
自転車があったので買い物もたくさんできたし、天気がいい日は自転車で30分くらいのお店にも行ったりしてました！
いまいちだったポイント
- 制服が和装だったので着替えるのに時間がかかるし、草履で走り回るため足の指が痛かった。(最初の頃は皮がめくれて出血した)
- 寮にWi-Fiがなかった。
- 旅館と寮が自転車で5分くらい離れていた。(雨の日は徒歩10～15分)
- 寮に電子レンジ・家具がなかった。冷蔵庫とテレビはあった。
- 貸し出ししてくれた敷布団一式はカビだらけで使えず、寝袋を購入してそれでしのいだ。(1度敷布団一式を取り換えてもらったがそれもカビが酷かったので諦めた)
- 旅館の温泉は利用できなかった。
寮にWi-Fiがなく、リゾートバイトの会社からポケットWi-Fiをレンタルしてました。
しかし、３GBまでしか無料で使えず、イオンモールや図書館のフリーWi-Fiを使いながら節約してました。有料プランに切り替えもできますが、節約優先にしたので無駄に労力かかりました。
あと、簡易式の着物でしたが着替えに15分ほどかかるので職場に早めに行かないといけませんでした。もちろんその時間は時給は発生しないので、なんだか損した気分になります。
制服が着物だと着替えに時間がかかるので、それも考慮して勤務先を選んだ方がいいです。
赤穂(兵庫県)：レストランホール・売店
駅からバスで15分ほど離れた施設でしたが、徒歩5分圏内にドラッグストアやコンビニ・飲食店がありました！
主な業務内容
レストランホール：席のセッティング(懐石コース料理のためテーブルの上にあらかじめお皿やお鍋などをセットする)、席への案内、料理の配膳や説明・下膳、ドリンクや追加注文の受付、清掃、伝票作成
売店：レジ
この施設では、レストランホールの仕事メインで2,3回だけ売店に入ったくらいでした。あとは、コース料理だったので食器などのテーブルセッティングや宴会場のセッティングなどもしてました。
コース料理でのレストラン勤務は初めてで最初は戸惑いが大きかったです。
運ぶ料理は決まっていますが、鍋物は燃料に火をつけるタイミングなどを見たり、次の料理を準備する段取りなど全体を見ながら動かなければならないので慣れるまで時間がかかりました。
勤務時間は6:45～と17時～の中抜け勤務でした。(中抜け勤務とは間に6時間ほど休憩が入るシフトのことです)
朝は10時か11時くらいに終わって、夜は21時か22時くらいまで。予約状況によって終わりの時間はバラバラです。たまに昼の宴会予約が入ると通し勤務となる日もありました。
よかったポイント
- 客室寮だった。(ホテルの客室が利用できる)
- 寮の個室でWi-Fiが利用できた。
- ホテルの温泉を利用できた。
- 徒歩5分圏内にコンビニやドラッグストア、飲食店があった。
- 休日も含めて毎日2食の食事が提供された。
レストランの給仕以外の時間は比較的自分のペースで黙々とした作業が多かったので楽でした！スタッフがみんな優秀で一人当たりの仕事の負担が少なくて済みました。
いまいちだったポイント
- 駅からバスで15分くらい離れていたので観光しにくかった。施設周辺には観光するところがない。
- 週に1回は客室清掃に入ってもらわないといけないので、強制的に10時～15時くらいまで外出しなければならなかった。
- 業務を教わる人が社員ではなくアルバイトの高校生で、これといったマニュアルもなかったので困惑した。
- 従業員が使える洗濯機がなく、コインランドリーを使用しないといけなかった。
客室清掃に入ってもらえるのはかなり助かりましたが、毎回5時間くらい外で時間を潰さないといけないのが地味に大変でした。
近くにフリーWi-Fiが使えるカフェなどがなかったので、毎週駅周辺まで出かけていました。
あと、支配人が方言で社員を怒鳴るタイプの人間で自分が怒られてなくてもビクッとなるほどでした。リゾートバイトで来ていた同僚はその声が聞こえるのがストレスで辞めてしまいました。
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まとめ
私が経験したリゾートバイトの施設で感じたことや、よかったポイント・いまいちだったポイントをご紹介しました。
どの施設でもいまいちなポイントはありましたが、完璧な環境を求めていたらリゾートバイトはできません！
自分が妥協できる範囲の中で楽しみましょう！
結局、どの施設でも学ぶことはありましたし、視野が広がったのでいい経験になりました。
働いてみないと分からに事ばかりですが、「こういうこともあるのか～」という事例の参考になればと思います。
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ABOUT ME
20代にやりたいことをやりつくした人間。ホームステイ、ワーホリ、海外赴任、海外周遊、シェアハウス入居、リゾートバイト。生き急いだ感がすごかった。
30代は余生感覚でのんびりスローライフでも楽しみたい。
