派遣の職場でムカつく人がいるときの上手な対処法
こんにちは、かんなろです!
派遣先で働いていると、
「なんでそんな言い方するの?」
「それ、私に言う必要ある?」
と、心の中で何度もツッコミたくなる瞬間があります。
でも派遣という立場上、言い返すわけにもいかず、空気を悪くしたくもなくて、結局その場では笑って受け流す。
その結果、家に帰ってからもムカムカが残ったり、寝る前に思い出して余計に疲れたり…。
「こんなことでイラつく自分がダメなのかな」と、自分を責めてしまう人も多いのではないでしょうか。
派遣という働き方には、感情を飲み込みやすく、ストレスが溜まりやすい構造があります。
だからこそ大切なのは、「我慢すること」ではなく、自分の感情をこれ以上削らない対処法を知ることです。
この記事では、派遣の職場でムカつく人に出会ったときに、感情を爆発させず、でも壊れずに働くための対処法を紹介します。
今まさにモヤモヤしている人も、「また同じことで疲れたくない」と感じている人も、少し気持ちがラクになるヒントになればうれしいです。
派遣先でイラッとしやすい理由
私はいろいろな職場を転々としてきましたが、基本的にどこの職場でもイラッとする経験はあるものだと思っています。
そもそも派遣という働き方そのものが、感情を溜め込みやすい構造になっています。
派遣は「感情を飲み込む前提」で働かされやすい
派遣で働いていると、
- 立場的に強く言えない
- 評価する人が近くにいない
- 「波風を立てないこと」を求められやすい
こうした状況が当たり前のように続きます。
本当はモヤっとしていても、
「ここで言ったら面倒かな」
「派遣だし我慢したほうがいいよね」
と、無意識に感情を引っ込めてしまう。
この小さな我慢の積み重ねが、後から大きなイライラとして表に出てくるのです。
仕事+空気読み+遠慮が同時に発生する
派遣の仕事は、「業務だけをこなせばいい」ように見えて、実際はそれだけでは済みません。
- 正社員同士なら許されない雑な指示
- 忙しさを理由にしたキツい言い方
- 「派遣だから分かるよね?」という前提
こうした対応をされても、こちらは関係性を壊したくなくて、つい受け止めてしまいがちです。
仕事をしながら、空気を読み、相手に配慮し、自分の感情を後回しにする。
それを毎日続けていれば、イラッとするのはむしろ自然な反応です。
イラつくのは「ちゃんと耐えている証拠」
「こんなことでムカつくなんて…」
「社会人なんだからもっと大人にならなきゃ」
そうやって自分を責めてしまう人ほど、実は真面目で、周りに気を使える人です。
派遣先でイラッとするのは、あなたが弱いからでも、未熟だからでもありません。
それだけ感情を抑えて、ちゃんと耐えてきた証拠です。
だからまずは、「イラついてしまう自分」を否定しなくて大丈夫。
それよりもこの先どうやって壊れずに働くかを考える方が大切です。
イラッとした瞬間にやってはいけないこと
派遣先でイラッとした瞬間、感情が一気に込み上げてきて、
「今すぐ何か言い返したい」
「態度に出したい」
そんな気持ちになることもあります。
でも、その場での行動次第で、後々自分がしんどくなってしまうことも少なくありません。
ここでは、派遣で働く人がやりがちなNG行動を整理します。
感情のまま反応する
ムカついた勢いで、
- 言い返す
- 皮肉を言う
- 明らかに不機嫌な態度を取る
このような反応をしてしまうと、内容の正しさに関係なく、
「扱いづらい派遣」
「感情的な人」
という印象だけが残りやすくなります。
派遣は、正しさよりも無難さが評価されやすい立場。
感情をぶつけても、状況が良くなることはほとんどありません。
その場ではスッとしたとしても、後から気まずさや後悔が残り、結果的に自分の首を絞めてしまうことになりがちです。
「私が悪いのかな」と自分を責める
もう一つ、やってしまいがちなことが、イラついた感情を自分の性格や未熟さのせいにすることです。
- 私が気にしすぎ?
- 私がもっと我慢できれば…
- 社会人としてダメなのかな
こうやって自分を責めても、イライラした感情は消えません。
むしろ、抑え込まれたイライラは、後から倍になって戻ってきます。
派遣先での理不尽さは、あなた一人の努力ではどうにもならない部分も多いもの。
「感じてしまった感情」まで否定する必要はありません。
その場で解決しようとする
イラっとした瞬間に、その場で分かり合おうとしたり、状況を正そうとしたりするのも危険です。
相手が余裕のない状態であれば、話し合いはうまくいきませんし、派遣という立場では、対等な議論ができないことも多いでしょう。
まずは、その場を無事にやり過ごすことが最優先。
解決は、あとから考えても遅くありません。
派遣先でおすすめの対処法
派遣先でイラッとしたとき、「気持ちを分かってもらうこと」を優先してしまいがちですが、それは悪手の場合が多いです。
一番大事なのは、その場で自分がこれ以上消耗しないこと。
ここでは、感情を爆発させず、あとで後悔もしにくい対処法を4つ紹介します。
①反応を最小限にする
ムカついた瞬間ほど、冷静さを失って余計な一言を言ってしまいがちです。
そんなときは、返事とリアクションを意識的に小さくするのがおすすめ。
「はい」
「分かりました」
「確認します」
この3つだけで十分です。
愛想よくしたり、気を利かせて話を合わせたりする必要はありません。
派遣は「無難に受け取った」ことが伝わればOK。
感情を込めない=冷たい、ではなく自分を守るための演技だと思ってください。
②心の中で相手と距離を取る
イラッとする理由の多くは、相手の言動を「自分への評価」だと受け取ってしまうからだそうです。
そこでおすすめなのが、心の中で相手をそういう役割をする人として捉えることです。
- この人はいま「余裕のない人役」
- 派遣に当たりやすいポジションなだけ
- 私の価値とは無関係
相手を“人”として真正面から受け止めないことで、感情のダメージはかなり軽くなります。
職場の人全員と、本気で向き合う必要はありません。
③物理的にその場を離れる
感情が強くなりすぎたときは、物理的にその場所を離れるだけでも効果があります。
とはいえ、行ける場所は限られてきますが、ほんの数分でも、視界と空気が変わると、頭の中のイライラは一段落しやすくなります。
一番簡単なのはトイレです。
自然に席を外せますし、回数が多いことを指摘されたら「お腹の調子が悪くて」という言い訳もできます。
可能だったら、少しコンビニに行くのもいいと思います。
ここで無理に前向きになる必要はありません。
「今の、普通にムカついたな」と心の中で認めるだけでOKです。
④その場で決着をつけようとしない
イラッとした瞬間に、理解してもらおうとしたり、正しさを伝えようとしたりすると、余計に疲れてしまいます。
派遣先では、その場での話し合いが必ずしも自分のためになるとは限りません。
それが原因で働きづらく感じたり、人間関係が悪くなったりするともっとしんどくなります。
まずは、今日を無事に終えることが最優先。
適当にその場は流すのが無難です。
帰宅後に引きずらないための対処法
派遣先でのイライラは、その場よりも家に帰ってからのほうがしんどくなることがあります。
- 何度も思い出してしまう
- 頭の中で言い返してしまう
- 寝る前に急にムカムカが復活する
これを放置すると、仕事そのものよりも「感情の後処理」で疲れてしまいます。
私はよくこれをしてしまうので、本当に疲れます。
ここでは、引きずらないための切り替え方を3つ紹介します。
①考えずに、先に吐き出す
まずやった方がいいのは、感情をそのまま外に出すこと。
「どうしてムカついたのか」を考えない。
- スマホのメモに箇条書き
- 紙に殴り書き
- 誰にも見せない前提で、言葉は荒くてOK
- 誰もいない部屋で声に出して文句を言う
「感じ悪かった」
「言い方きつすぎ」
「普通にムカつく」
理由や結論は要りません。
3分だけ感情を出して、終わりにしてください。
考え始める前に吐き出すことで、頭の中でループするのを防げます。
②「仮住まい思考」を持つ
派遣の職場でイラついたとき、心を軽くしてくれる考え方があります。
それが、この職場は仮住まいという意識です。
- 一生ここにいるわけじゃない
- 評価されなくてもいい
- 人間関係を深めなくてもいい
派遣先は「人生の拠点」ではありません。
給料と引き換えに、一定期間だけ時間を貸している場所。
そう考えるだけで、相手の言動が少し他人事になります。
③自分を責める方向に使わない
帰宅後にやりがちなのが、イライラした自分をさらに責めてしまうことです。
- もっと大人になれたはず
- 感情を出しすぎたかも
- 私が未熟だからかな
そうやってイライラした自分にさらに追い打ちをかけてしまいます。
大切なのはイラついた自分をどう扱うか。
責めるより、「今日もよく耐えたな」と一度だけでも認めてあげてください。
それだけで、翌日の気持ちはかなり違ってきます。
それでもイラつきが続くなら
ここまでの対処法を試しても、毎日のようにイライラが積み重なっていく場合。
それは、その職場との相性を考えるタイミングかもしれません。
環境が合っていないかもしれない
派遣先でのイライラが続くと、ついこんなふうに考えてしまいがちです。
- 私が気にしすぎなのかな
- どこに行っても同じかも
- もう少し我慢すべき?
でも実際は、職場との相性が合っていないだけという場合も多いんだそうです。
- 言い方がきつい人が多い
- 派遣への配慮がない
- 常にピリピリした空気
こうした環境に長くいれば、どんな人でも感情は削られていきます。
派遣の強みは「変えられること」
派遣という働き方の大きなメリットは、自分と相性の良くない場所に居続けなくていいことです。
- 合わなければ更新しない
- 担当者に相談する
- 次を探す判断材料にする
イライラする職場は、「我慢すべき場所」ではなく、次はこういう環境は避けたいと気づくための通過点。
今感じている違和感は、今後の働き方を選ぶうえで、ちゃんと意味のあるサインです。

さいごに
派遣先でムカつく人に出会うのは、決して珍しいことではありません。
- 言い返せない立場
- 空気を読む前提
- 感情を後回しにしがちな環境
そんな中で働いていれば、イラつくのは自然な反応です。
大切なのは、感情を抑え込むことでも、無理に大人になることでもありません。
- その場では反応を最小限にする
- 心の中で距離を取る
- 帰宅後にきちんと吐き出す
- 「ここは仮住まい」と割り切る
そして、それでもしんどいなら、環境そのものを変えるのも良い判断だと言えます。
派遣で働くあなたが守るべきなのは、職場の空気よりも、自分の心の余裕です。
この職場で感じたイラつきも、きっと次の働き方を選ぶヒントになります。
