転職20回以上の私が「仕事が続かない理由」を本気で考えてみた
こんにちは、かんなろです!
「どうして私は、こんなに仕事が続かないんだろう?」
私はこれまで、正社員・派遣社員・アルバイトを含めて20社以上で働いてきました。
短いときには、わずか3ヵ月で辞めたこともあります。
新しい仕事を始めるたびに「今度こそ長く続けよう」と思うのに、しばらくすると辞めたくなる。
そして転職して、また「今度こそ」と思う。
そんなことを何度も繰り返してきました。

私って根性がないのかな…
そもそも働くことに向いていないのでは?
同年代で一つの会社に10年、15年と勤めている人を見るたびに、そんなことを考えてしまいます。
でも20回以上の転職を振り返ってみると、単純に「飽き性だから」「根性がないから」だけでは説明できないことにも気づきました。
そこで今回は、なぜ私はこんなにも仕事が続かないのか?
20回以上の転職経験を振り返りながら、本気で考えてみます。
気づけば転職回数は20回を超えていた
改めて自分の職歴を振り返ってみると、本当にいろいろな仕事を経験しています。
飲食店のホールやキッチン、事務、工場でのピッキングや検品、営業、ホテルのフロントや清掃、建築CG、受付、食品店・衣料品店の販売員など。
海外で働いたこともありますし、リゾートバイトでは全国を転々としながら働きました。
これだけいろいろな仕事を経験していると、
「単純に飽き性なんじゃない?」
と思われるかもしれません。
私自身も、ずっとそう思っていました。
でも、これまでの仕事を一つひとつ振り返ってみると、どうやら「飽きる」だけが理由ではなさそうです。
仕事が続かない理由を本気で考えてみた
どうして仕事が続かなかったのか。
その理由を私なりに5つにまとめてみました。
私のように悩んでいる人の気づきになれれば幸いです。
①嫌な環境を我慢してまで働き続けたいと思えない
私が仕事を辞めたくなる大きな理由の一つが、職場環境です。
仕事内容そのものは嫌いではなくても、人間関係や職場独自のルール、働き方などが合わないと、一気に「辞めたい」という気持ちが強くなります。
たとえば、休憩中なのに電話や来客対応をしなければならなかったり、「そこまでしないといけないの?」と思うような職場独自のルールがあったり。
一つひとつは小さなことでも、毎日のことになると少しずつストレスが積み重なっていきます。
もちろん、どんな職場にも多少の不満はあると思います。
それでも私は、「生活のためだから仕方ない」と何年も我慢し続けることが、どうしてもできません。
というか、昔それで我慢してうつ病になりかけたことがありました。
固形物が食べられなくなり、会社で倒れてしまったのです。
幸い、当時シェアハウスで仲良くしていた友人に助言してもらって、大事になる前に退職することができました。
そういうわけで仕事のために毎日ストレスを抱えるくらいなら、別の仕事を探したいと思ってしまいます。
②仕事内容以上に「どんな環境で働くか」が重要
これまでの経験から分かってきたのは、私の場合、「何の仕事をするか」以上に「どんな環境で働くか」が重要だということです。
同じ事務でも、電話がひっきりなしに鳴る職場と、黙々とパソコンに入力する職場ではまったく違います。
同じ軽作業でも、落ち着いて自分の作業ができる職場と、常に周囲に気を遣わなければならない職場では疲れ方が違います。
- 電話対応が多い
- 接客やクレーム対応がある
- 常に誰かとコミュニケーションを取る必要がある
- 体育会系の雰囲気がある
- 休憩時間でも仕事に対応しなければならない
反対に、一人で黙々と進められる作業は比較的苦になりません。
今まで「何の仕事をするか」ばかり考えて転職してきましたが、私にとっては「どんな環境で働くか」のほうがずっと重要だったのだと、最近になってようやく分かってきました。
③仕事ができるほど仕事を増やされることに納得できない
私は仕事をするとき、できるだけ効率よく進めたいと考えるタイプです。

どうすればもっと早く終わるかな。
このやり方にしたほうが効率がいいかも。
と考えながら動くので、慣れてくると仕事を早く終えられるようになります。
でも、その結果待っているのが、
「これもお願い」
「余裕がありそうだから、こっちもやってもらえる?」
「○○さんの分もフォローしてあげて」
と、仕事をどんどん増やされること。
特にしんどいと感じるのが、私より先に入社している同じ立場の人より責任のある仕事を任されたり、その人が終わらなかった仕事まで私がフォローすることです。
同じ立場なのに、私は自分の仕事を早く終わらせたら別の人の仕事を手伝う。
一方で、マイペースに仕事をしている人は自分の仕事だけをしている。
これには、どうしても納得できません。
もちろん、困っているときにお互い助け合うこと自体が嫌なわけではありません。
ただ、「仕事が早いから」「頼めばやってくれるから」という理由で、いつの間にか私がフォローする側になることが多いのです。
頑張って効率よく仕事をした結果、給料は同じなのに自分だけ仕事が増えていく。
そうなると、
「頑張れば頑張るほど損をするなら、頑張らないほうがいいのでは?」
と思ってしまいます。
私は仕事で誰かより高く評価されたいわけでも、出世したいわけでもありません。
自分に任された仕事をきちんと終えて、時間になったら帰りたい。
だから私は「責任のある仕事が嫌」というよりも、仕事ができる人にばかり負担が偏っていく環境が苦手なのだと思います。
④そもそも仕事に大きな期待をしていない
「やりがいのある仕事がしたい」
「仕事を通して成長したい」
「キャリアアップしたい」
求人サイトなどを見ていると、こういった言葉をよく見かけます。
でも、私はあまりピンときません。
もちろん、楽しく働けるならそれに越したことはありません。
ただ、仕事で自己実現したいという気持ちはそれほど強くないのだと気づきました。
- 家でゆっくり過ごしたい。
- 愛犬と一緒にいたい。
- おいしいものを食べたい。
- ときどき旅行に行きたい。
私にとっては、仕事以外の時間のほうが大切です。
だから、仕事のために生活の大部分を犠牲にすることに納得できないのかもしれません。
⑤「向いている仕事」ではなく「できる仕事」を選んできた
これまで私は、「経験があるから」「採用されたから」「自分にもできそうだから」という理由で仕事を選ぶことが多かったように思います。
でも、「できる仕事」と「無理なく続けられる仕事」は違います。
電話対応だって、できないわけではありません。
でも、電話が鳴るたびに作業が中断されると集中力も途切れるし、クレームなのか取次なのか問い合わせなのか考えるだけでプチパニックになります。
営業の仕事をしたこともあります。
でも、毎日初対面の人に売り込むのはしんどいし、ほとんどの場合迷惑がられたり、きつい言葉をかけられたりするので精神的にきます。
「できる」からといって、それを毎日続けても苦にならないわけではありません。
むしろ、それなりにできてしまうからこそ、
「これくらいなら我慢できる」
と、自分に合わない仕事を選んできた部分もあったのかもしれません。
それに気づいたのは30代半ばになってから。
「もっと早く気づけていれば……」と思います。
それでも、すべての仕事が嫌だったわけではない
ここまで書くと、
「この人、本当に働くことが嫌いなんだな」
「結局、責任から逃げているだけでは?」
と思われるかもしれません。
……否定はできません(笑)
できることなら働く時間は少ないほうがいいし、責任だってできるだけ持ちたくありません。
でも、20回以上の転職経験を振り返ってみると、すべての仕事が同じくらい嫌だったわけではありません。
- 黙々とできる作業
ピッキングや検品、データ入力など、やることが明確で、自分の作業に集中できる仕事は比較的楽でした。 - リゾートバイト
最初から「3ヵ月」など期間が決まっている働き方は、私には意外と合っていました。「ずっとここで働かなければならない」と思わなくていいからです。
こうして考えると、私は「仕事そのものが嫌い・苦手」なのではなく、
自分に合わない環境で長期間働き続けることが苦手なのかもしれない。
そう思うようになりました。
転職20回以上で分かった、私が働きやすい条件
転職回数が増えたことは、就職活動では決して有利とはいえません。
正直、今は正社員として働くことは考えていません。
というより、これまでの経験から「正社員という働き方は、私にはあまり合っていない」と感じるようになりました。
20回以上いろいろな職場を経験して、やっと自分が働きやすい条件も分かってきました。
- 電話や来客対応がほとんどない
- 黙々と進められる仕事
- 仕事内容がある程度決まっている
- 責任が重すぎない
- 残業が少ない
- 休憩時間はきちんと休める
- 職場環境が快適
- 人間関係が濃すぎない
私の場合は、こういった条件が重要です。
昔の私は「仕事内容」「将来性」「時給」ばかり見て求人を選んでいました。
今はそれよりも、「自分が消耗しない環境かどうか」を見るようになりました。
「長く続けること」だけを目標にしなくてもいいのかもしれない
転職回数が20回を超えていることに、今でもコンプレックスはあります。
同年代で一つの会社に10年、15年と勤めている人を見ると、
「私はどうして普通に働き続けられないんだろう」
と思うこともあります。
でも、何度転職しても、結局また働いてきました。
知らない土地で働いたこともあります。
海外でも働きました。
いろいろな職種を経験したからこそ、自分に合わない仕事が少しずつ分かるようになりました。
逆に、自分が比較的得意な仕事や、無理なくできる仕事も分かるようになりました。
今の私が目指しているのは、「次こそ一つの会社で10年働くこと」ではありません。
できるだけ自分が消耗しない仕事を選びながら、少しずつ在宅で得られる収入を増やしていくこと。
そしていつか、週3〜4日、1日数時間くらい働くだけで生活できるようになりたいと思っています。
一番の理想は、愛犬のそばで働けることです。
今でも、自分にとって一番いい働き方が何なのかは分かっていません。
たぶん、これからも悩むと思います。
それでも、「普通はこう働くもの」という基準に無理やり自分を合わせるのではなく、自分が無理なく続けられる働き方を探していきたい。
今はそう思っています。
このブログでは、そんな私が在宅ワークに挑戦する様子や、派遣の仕事、転職を繰り返して分かったことなどを、これからも書いていきます。
同じように「仕事が続かない」「転職を繰り返してしまう」と悩んでいる人にとって、何か一つでも参考になることがあれば嬉しいです。
