ラクマの値下げ交渉が怖くなくなる!初心者でもできる上手な対応方法
こんにちは、かんなろです!
ラクマを始めると、多くの人が最初につまずく「値下げ交渉の対応」。
「いきなり交渉されたらどうしよう…」
「断ったら失礼になるかな?」
「値下げしたら損しちゃいそう…」
こんなふうにモヤっとした気持ちになるのは、とても自然なこと。
むしろ、ほぼ全員が通る“初心者あるある”。
そして、そこまで身構えなくても大丈夫です!
値下げ交渉は“トラブルの前触れ”ではなく、フリマでは昔からある文化のひとつなんです。
今でこそスマホで全国の人に向けて自宅にいながら簡単に出品できますが、
ガラケー時代はフリーマーケットのイベントが開催されていました。
広場に出店料を払って、決められた区画で、自宅から売る物を持ってきて、陳列して、その場で価格交渉もする。
これがフリーマーケットの醍醐味です!
それでも慣れていなければ不安な気持ちになりますよね。
そういう時は事前に自分のルールを決めておくと、驚くほど心が楽になります。
ここからは、なぜ値下げ交渉が起きるのかを知ったうえで、
「どう返せばいい?」
「どこまで応じるべき?」
といった実践的なコツをご紹介します。
なぜ値下げ交渉が起きるのか?

値下げ交渉が来ると、初心者の頃はついドキッとしてしまいますよね。
「え…私、何か失礼なことした?」
「この人、無理な要求してくるんじゃ…?」
そんなふうに不安になるのは、とても自然なことです。
でも実は、ラクマでの値下げ交渉には“明確な理由”があって、あなた個人への不満や、失礼な意図とはまったく別物なんです。
まずは、
「なぜ値下げ交渉が起きるのか?」
この背景を知っておくだけで、心がラクになります。
理由が分かれば、必要以上に怖がる必要はありません。
むしろ、「あ〜、こういう文化なんだな」と落ち着いて対応できるようになります。
ここからは、その“値下げ交渉が起きる本当の理由”をやさしく解説していきますね。
フリマアプリでは「交渉前提」で見られることが多い
ラクマやメルカリなどのフリマアプリでは、“値下げ交渉ありき”で商品をチェックする人がとても多いです。
購入者の中には、
「とりあえず聞いてみようかな〜」
「ダメ元で言ってみよう」
といった、軽い気持ちでコメントする人がほとんど。
特別な理由があるわけでもなく、「ダメだったらそのままの値段で買えばいいか」くらいの感覚でメッセージを送っています。
つまり、“交渉=強引な要求”ではないんです。
むしろ、フリマアプリでは昔から
- 値下げしてもらえるか確認する
- 安く買えるかどうか探ってみる
といった文化が根強く、購入者にとっては“ごく普通の確認作業”として定着しています。

あなたが構えてしまうほど、相手は深く考えていなかったりします。
「気軽な問い合わせのひとつ」くらいに捉えると、必要以上に疲れずに済みますよ!
商品価値より「安く買いたい」が優先されやすい
ラクマは、もともと新品よりお得に買いたい人が集まる場所です。
「できるだけ安く買いたい」
「ちょっとでも節約したい」
という気持ちでアプリを利用する人が多く、“商品の価値”より“価格の安さ”が優先される傾向があります。
そのため、購入者からすると値下げ交渉は”商品を購入する前の普通の確認”くらいの感覚で行われています。
また、フリマアプリという特性上、
✅新品より安く買えるのが当たり前
✅値下げ前提で価格を見ている人もいる
✅他の商品と比較して交渉してみる文化がある
という背景もあり、多少の値下げ交渉なら「まずは聞いてみるもの」と思っているユーザーが多いです。
値下げ交渉はフリマアプリの特徴のひとつであり、悪気があっての行為ではないことを知っておくといいでしょう!
文化として根付いているだけで、悪気はないことがほとんど
値下げ交渉をしてくる人の多くは、あなたを困らせたいわけでも、無理難題を押しつけたいわけでもありません。
むしろほとんどの購入者は、
「聞くだけタダだし」
「ダメなら仕方ない」
という軽い気持ちでコメントしています。
フリマアプリでは昔から、“とりあえず値段が下がらないか聞いてみる文化”が当たり前に存在し、購入者にとってはごく自然な行動になっているんですね。
あなたに対してネガティブな感情を持っているわけではなく、ただ “確認の一つとして送っただけ”。
それくらい気軽なものです。
まずは自分の“基本スタンス”を決めておく

値下げ交渉を怖く感じてしまう理由のひとつは、「どう対応するかをその場で考えないといけないから」なんです。
突然コメントが来て、
「どう返そう?」「どこまで下げるべき?」
とその場で悩んでしまうと、心も時間も消耗してしまいます。
でも実は、事前に“自分なりのルール”を決めておくだけで、値下げ交渉の対応はラクになります。
✅どこまで下げてもいいか
✅どんな場合は断るか
✅いっそ値下げ不可にするのか
このように軸が決まっていると、迷いがなくなり、自分のペースで気持ちよく取引できるようになります。
また、あらかじめ返信テンプレを用意しておけば、慌てることなく落ち着いて対応でき、ストレスも大幅に軽減します。
ここでは、ラクマ初心者さんでもすぐ実践できる“基本スタンスの決め方”をわかりやすく紹介していきます。
値下げOKのライン(最低価格)を決める
値下げ交渉の対応で疲れてしまう大きな理由は、その場で“どうするか”を判断しなければならないからです。
対策として、あらかじめ自分の中である程度ラインを決めておけば、迷いやストレスが一気に減ります。
たとえば、私は以下のようなルールを設けてます。
- 最低価格は、送料と手数料を引いて利益が100円以下にならないようにする
- いきなり500円以上の値引きは対応しない
- まとめ買いの時は気持ち程度の値引きをする(100~500円)
- 劣化で価値が下がる商品、季節商品は値下げ交渉◎
- 逆に劣化しにくい商品、季節を問わない商品は値下げ交渉✖
自分の商品ジャンルや利益率、発送の手間などを考えて、“無理のないライン”を決めておくのがポイントです。
このように最低価格の基準があると、
「どう返そう…」
「下げるべき?」
と迷うことがなくなり、気持ちがブレずに安定した対応ができるようになります。
「値下げ不可」にしても全然OK
ラクマでは「値下げ交渉=必ず応じないといけないもの」ということではありません。
- 価格にこだわりたい
- 毎回交渉に対応するのが面倒
- やり取りに疲れやすい
- 副業なのでムリのない範囲で続けたい
このように感じる人は、思い切って最初から“値下げ不可スタイル”を選んでOKです。
「値下げ不可と書いたら売れないのでは?」と不安になるかもしれませんが、実際のところ値下げ不可でも普通に売れます。
購入者の中には、
- 値下げ交渉が苦手な人
- 価格が適正ならそのまま買う人
- 早く欲しくてすぐ購入する人
など必ずしも交渉する人ばかりが利用しているわけではありません。
私自身も値下げ交渉は苦手なので、自分が納得する価格なら即決購入します。
値下げ不可にすることで、無駄な時間やメンタル消耗が減り、出品活動が長続きしやすいというメリットも!

自分が1番ストレスなく続けられるスタイルを選ぶことが、ラクマ副業を楽しむための大切なポイントです。
返信テンプレを用意しておくとラク
値下げ交渉は、“文章をその場で考えること”が大きな負担となる人が多くいます。
丁寧に伝えたいのに言葉がまとまらない…
相手に失礼にならないよう注意して文章を組み立てる…
これを毎回繰り返すのは、思っている以上に気力を使います。
そこで大活躍するのが返信テンプレ。
あらかじめ、
- 値下げOKするとき
- やんわり断るとき
- 代案を出すとき
- 値下げ不可を伝えるとき
など、よくあるパターンの文章を作っておくと、返信が一気にスムーズになります。
文章を考える負担がほぼゼロになり、ストレスも時間のロスも大幅に減ります。
また、テンプレを使うことで、毎回対応にムラが出ることもなく、購入者からの印象も安定して◎。
副業としてラクマを続けたい人ほど、テンプレは「小さな味方」になってくれます。
【ケース別】値下げ交渉への上手な対応方法

値下げ交渉とひとことで言っても、実際に届くコメントの内容や雰囲気はさまざまです。
- 丁寧にお願いしてくる人
- いきなり大幅値下げを提案してくる人
- まとめ買いで相談してくる人
- 値下げしたのに買わずに去っていく人
こうした“あるあるパターン”を知らないまま対応し続けると、どうしても不安やストレスが溜まりがち。
でも、それぞれのケースに合った“返し方のコツ”を知っているだけで、やり取りがスムーズになります。
ここからは、ラクマ初心者さんが特に戸惑いやすいよくある値下げ交渉パターンをケース別に徹底解説!
そのまま使える例文つきなので、
「どう返したらいいか分からない…」という場面でも迷わず対応できます。
①常識的な範囲の値下げ交渉が来た場合
1,500円の商品に「1,300円になりませんか?」と依頼されたとき。
【OKしたい場合の例文】
ご検討いただきありがとうございます!
1,300円で大丈夫ですので、価格変更いたしますね。
【ちょっと迷うときの例文】
コメントありがとうございます!
少額ではありますが、1,350円まででしたらお値下げ可能です。
ご検討くださいませ。

結論を明確に伝えつつ、やわらかい言葉を使うのがポイント!
②明らかに大幅な値下げ交渉の場合
2,000円の商品に「1,000円でお願いします」と依頼されたとき。
この場合、無理に応じる必要はありません。
【やんわり断る例文】
コメントありがとうございます。
大幅なお値下げは難しいため、現在の価格でご検討いただけると嬉しいです。
【代案を提示する例文】
コメントありがとうございます。
申し訳ありませんが、その金額までのお値下げは対応しておりません。
1800円でしたら可能ですので、ご検討ください。
丁寧さを保ちつつ、しっかり断りを入れると◎!
③値下げ交渉だけして買わないパターン
「値下げできますか?」とコメントがあり、値下げしたけど一向に買う気配がないとき。
ラクマではよくあります。
一定時間反応がなければ、元の価格に戻してOKです。
- 落ち込む必要はゼロ
- よくある行動と割り切る
- 他の人が買ってくれる可能性を信じる
④まとめ買いの値下げ交渉はチャンス!
他に出品している○○という商品もまとめて購入したいのですが、お値引きとかありますか?というメッセージがきたとき。
まとめ買いでの値下げ交渉はメリットだらけ!
なぜかと言うと、
✨在庫が一気に減る
✨発送がまとめられてラク&送料が浮く
✨利益が出やすい
【例文】
複数ご購入のご検討ありがとうございます!
○○もまとめてご購入の場合、通常2000円のところ、今回は1800円へお値下げ可能です。ご検討ください。
こういう交渉は積極的に活用していきましょう!
⑤価格変更後に他の人に買われてしまう問題
値下げ交渉が成立して、ページを編集し、値下げ価格で出品したら交渉してきた人とは別の人が購入してしまったとき。
別に違反しているわけではないのですが、なんだかやりきれない気持ちになります。
対策として、ラクマでは「購入申請」の有無を選ぶ欄があります。
私はいつも価格を変更する際、一緒に「購入申請あり」に変更してから再度出品しています。
こうすることで、出品者が購入者を選べるようになるため、交渉してきた人に確実に売ることができます。
価格変更する前にコメントお欄で以下のようなメッセージを残してから編集するようにしてます。
【例文】
ご検討ありがとうございます!
では専用ページに編集するので、ご確認後問題なければそのまま購入手続きをお願いします。
別の方が購入できないよう購入申請ありにしておきます。
よろしくお願いします。
丁寧なお断り例文集

値下げ交渉に必ず応じる必要はありませんが、「断る」となると、どうしても言いにくさを感じてしまいますよね。
- 相手を不快にさせたくない
- キツく聞こえないか心配
- 角が立たない言い回しが分からない
そんな優しい人ほど、断るときに悩みがちです。
でもポイントさえ押さえれば、やわらかく丁寧に、しっかり自分の意思を伝えることができます。
ここでは、ラクマ初心者さんでもすぐに使える
「やんわり断る」「値下げ不可を伝える」「希望価格へ誘導する」
といったシーン別の断り方を例文付きでまとめました。
自分が言いやすい表現を見つけて、テンプレとして保存しておくと、今後のやり取りがぐっとラクになりますよ。
それでは、印象を損なわずにお断りできる“万能フレーズ”を見ていきましょう!
コメントありがとうございます。
申し訳ありませんが、こちらの商品は今のところお値下げを考えておりません。
今後売れ残るようなら徐々に価格を下げていく予定です。
ご希望に添えずすみません。
コメントありがとうございます。
○○円まででしたらお値下げ対応可能ですので、よろしければご検討ください。
コメントありがとうございます。
○○円まででしたらお値下げ対応可能ですので、よろしければご検討ください。

「丁寧だけど、はっきり」
これが気持ちの良い取引につながります。
値下げ交渉を減らすための事前対策

値下げ交渉への対応方法が分かっても、できることならそもそも交渉が来ない状態にしたい…。
そう思う人も多いのではないでしょうか。
特に、
💧頻繁な交渉で疲れてしまう人
💧“断る”ことにストレスを感じやすい人
💧自分のペースでラクに続けたい人
このような人ほど、事前の工夫で交渉そのものを減らせると、ラクマ副業がぐっと快適になります。
実は、ちょっとした書き方や設定を工夫するだけで、値下げ交渉が届く確率を大幅に下げることができます。
ここでは、初心者さんでもすぐに取り入れられる“値下げ交渉を減らすための実践的な事前対策”をまとめました。
小さな工夫で、やり取りのストレスを大幅にカットできますよ。
あなたの副業時間がもっと心地よくなるヒントを、さっそく見ていきましょう!
説明文に“値下げ不可”と明記する
値下げ交渉を減らしたい場合、最も手軽で効果のある方法が商品説明文に「値下げ不可」を記載することです。
これは購入前にしっかり読んでくれる人には効果抜群で、
「この出品者さんは値下げを受けないんだな」
と理解した上で購入してもらえるため、余計な交渉コメントがぐっと減ります。
ただし、文章の書き方によっては少し強く感じられる場合もあるため、表現を工夫するのがおすすめです。
「値下げ不可です」 → 少しキツい印象
「大幅なお値下げはご遠慮ください」 → 柔らかい・丁寧・角が立ちにくい
というように、同じ内容でも言い回しひとつで印象が大きく変わります。
他にも、
- 「常識の範囲内でお願いいたします」
- 「お気持ち程度でしたら対応可能です」
といった表現も使われますが、これは“ある程度ならOK”と取られる可能性もあり、はっきり断りたい場合には向きません。
値下げ交渉を本気で減らしたいなら、
「大幅な値下げはご遠慮ください」
という柔らかい表現がバランスよくおすすめです。
買う側から見ても印象が悪くならず、
あなた自身もストレスなく取引が進められるようになります。
プロフィールに価格方針を書いておく
実は、商品ページだけでなく “プロフィール” に価格への考え方を書いておくことも、とても効果があります。
購入前にプロフィールを確認する人は意外と多く、そこであなたのスタンスを伝えておくことで、値下げ交渉のハードルを自然と下げることができるんです。
私はこんな感じで書いてます。
【お値引き・おまとめ購入について】
まとめての購入はコメント欄からご相談ください!お値引き交渉に関しましては基本的に対応しておりません。
売れ残るようなら徐々に値段を下げていくようにしております。
おまとめ購入の場合は多少のお値引きはいたします。
このように書いておくと、購入者側も
「どこまで交渉していいのか」
「そもそも交渉して良いのか」
が事前に分かるため、無理な値下げ依頼が減り、やり取りがスムーズになります。
さらに、
✅丁寧な方針
✅常識的な値下げ範囲
✅まとめ買い歓迎
などが伝わることで、印象の良い購入者が集まりやすくなるというメリットもあります。
実際、このようなひとことをプロフィールに入れるだけで、強気な値下げや非常識な依頼が減り、“交渉の質が確実に変わる”と感じる人も多いです。

値下げストレスを減らしたい人は、ぜひプロフィールにもひと言添えておきましょう!
相場に合った価格設定にする
値下げ交渉が多く届いてしまう大きな原因のひとつが、“相場とかけ離れた価格設定”です。
高すぎる価格はもちろん、極端に安い価格も「さらに下がるかも?」という期待を生み、結果として値下げ依頼が増えることがあります。
そのため、出品前に同じ商品や似たジャンルの価格をチェックして、相場に合った価格に設定しておくことがとても重要です。
適正な価格に設定しておけば、
「この価格なら妥当だな」
「これ以上は下がらなさそう」
と購入者も理解しやすくなり、そもそも値下げ交渉が届きにくくなります。
また、「相場並みの価格 = 購入されやすい価格」でもあるため、結果として売れるスピードも上がり、あなた自身もストレスなくラクマ副業を続けやすくなります。
さいごに

ラクマでの値下げ交渉って、最初はどうしても身構えてしまうものですよね。
私自身も最初の頃は、値下げ交渉のコメントが来るたびにソワソワしていました。
でも続けていくうちに分かったのは、
値下げ交渉は“トラブル”ではなく、フリマ文化の一部だということ。
相手に悪気があるわけでもなく、
「聞くだけ聞いてみよう」
そんなライトな気持ちの人がほとんどです。
そしてもうひとつ気づいたのは、自分の中に“基本ルール”があるだけで、値下げ交渉がきても心がざわつくことが減ったということ。
✅どこまで下げるか
✅どんな時は断るか
✅値下げ不可スタイルでいくのか
✅返信テンプレを準備しておくのか
これらを決めておくだけで、どんな交渉がきても焦らず対応できるようになります。
ラクマは、家にある不用品がお金に変わる、とても気軽で続けやすい副業です。
値下げ交渉も、その道のりのほんの一部にすぎません。
丁寧な対応を心がけていると、リピート購入してくださる方が現れたり、「気持ちのいい取引でした!」という言葉をいただけたり、心がぽっと温かくなる瞬間が増えていきます。
ラクマ副業は、あなたのペースで、あなたらしく続ければOK!
今回の記事が、少しでも心を軽くし、自信を持って続けられるきっかけになれば嬉しいです。
