【期間別】フィリピン・セブ島留学にかかる費用の内訳と安くするコツ
フィリピン・セブ島留学に興味あるけど、細かい費用って実際のところどんな感じなのか気になりますよね。お金を貯める目安も必要だし、学校以外の出費もどの程度なのか知りたいと思うのが普通です。
この記事では、1週間~1年までの留学期間別に必要な費用をまとめました!フィリピン・セブ島留学の参考になればと思います。
フィリピン・セブ島留学にかかる費用の内訳
まずはフィリピン・セブ島留学にかかる費用の内訳についてざっくり説明します!主に「学費」「生活費」「渡航費」に分けられ、留学期間やカリキュラム・学校によって金額は変わります。
学費
授業料・入学金・教材費・寮費・光熱費・洗濯(洗濯サービスを利用することが多いため)・ビザ・SSP・外国人登録許可証
※その他費用として、海外送金手数料・授業追加料金・空港送迎など個人によって追加費用が発生します。
SSP(Special Study Permit)とは、フィリピンの語学学校で勉強するための許可証のことで、フィリピン法務省管轄の移民局から発行されるものです。
申請費用6,000ペソ~6,800ペソ(約14,000円程度)がかかり、1回の申請で59日間(ACR I-Cardとの同時申請で6ヶ月間)有効です。ACR I-Card未申請で59日以上(到着日より起算)滞在した場合は2回目の再申請が必要となります。
SSPは滞在ビザとは異なり、フィリピンを一度出国した場合でも有効期限が失効されません。しかし、途中で学校を転校した場合、それまでのSSPは無効となるので転校先の学校で再申請を行う必要があります。
生活費
食費・交通費・娯楽費
外食と交通費の目安を載せておきます。私が実際に利用したことのある中から抜粋して紹介しますね!為替レートによって値段は前後しますが、だいたいこのくらいの金銭感覚です。
パン1つ(ローカルパン屋):5〜30円
コーヒー1杯(カフェ):200〜400円
フィリピンの食堂:1食100円~
ファストフード:200〜400円
フィリピン料理レストラン:900円~
日本食レストラン(定食等):700円~
タクシー:初乗り約100円~(300メーターごとに約9円)
ジプニー(乗り合いバス):約15円~
トライシクル(バイクの横にサイドカー的なものが付いてる):約40円~
ハバルハバル(バイクの後ろに2人乗りスタイルで乗る):5分くらいの距離で約40円~※基本的に価格交渉で決める
渡航費
航空券・海外旅行保険
クレジットカード付帯の保険ではなく、加入型の海外旅行保険の方が安心です。保障金額が低かったり保障の期限(最長90日)があったり留学には不向きです。
留学期間別!フィリピン・セブ島留学にかかる費用
フィリピン・セブ島留学の費用を期間別に分けてざっくり算出してみました!為替レートや繁忙期などで料金が変動するため、あくまでも目安です。費用で留学期間を決めたい人は参考にしてみてください。
【1週間】フィリピン・セブ島留学にかかる費用
学費:7〜17万円
生活費:5,000~3万円
渡航費:5~15万円
総合費用:約12.5~35万円
語学習得目的というより観光や海外生活のプチ体験目的です。航空券をいかに安く手にできるかで費用が変わってきます。
【2週間】フィリピン・セブ島留学にかかる費用
学費:13〜33万円
生活費:1~5万円
渡航費:5~15万円
総合費用:約19~53万円
まとまった期間の休暇があるときに短期留学として利用できます。旅行とは違った体験ができるのでプチ留学体験をしたい方におすすめです。
【3週間】フィリピン・セブ島留学にかかる費用
学費:19〜49万円
生活費:1.5~8万円
渡航費:6~16万円
総合費用:約26.5~73万円
英語環境にある程度馴染んでくる頃です。英語漬けの日々を送る人もいれば、休日にアクティビティを楽しむ人など目標によって過ごし方も変わります。
【1か月】フィリピン・セブ島留学にかかる費用
学費:25〜40万円
生活費:2~10万円
渡航費:6~16万円
総合費用:約33~66万円
よく使う単語やフレーズで簡単な日常会話ができるようになるレベル。休日の過ごし方で費用に差が出ます。
【2か月】フィリピン・セブ島留学にかかる費用
学費:49〜70万円
生活費:4~20万円
渡航費:7~17万円
総合費用:約60~107万円
環境にもかなり慣れてきて一般的な単語やフレーズを使って日常会話ができるレベル。2か月目以降から学校によって長期割引が適用されて1か月あたりの費用が安くなるところも!
【3か月】フィリピン・セブ島留学にかかる費用
学費:53〜100万円
生活費:6~30万円
渡航費:8~18万円
総合費用:約67~148万円
一般的な単語やフレーズを用いてスムーズに日常会話ができるようになってきます。日常会話レベルを習得したい人は3~4か月くらいの留学期間がおすすめです。
【6か月】フィリピン・セブ島留学にかかる費用
学費:105〜200万円
生活費:12~60万円
渡航費:11~21万円
総合費用:約128~281万円
専門的な単語やフレーズを使ってビジネス会話ができるようになってきます。前半の期間は基本英語メイン、後半の期間にビジネスや試験対策(TOEIC等)をメインに勉強することで効率よく英語力を高められます。
【1年】フィリピン・セブ島留学にかかる費用
正直フィリピン・セブ島に1年も留学する人は少なく、ある程度の英語力が身に付いたら別の国へ留学した方が経験も積めるのでおすすめです!
一応参考として1年留学した場合の費用も載せておきます。
学費:200〜400万円
生活費:24~120万円
渡航費:20~33万円
総合費用:約244~553万円
ネイティブレベルにはまだまだ到達できませんが、海外で生活するのに困らないレベルに到達します。仕事に関しては特定の分野でなら問題なく働くことも可能となります。(職種によって専門用語が違うため)
フィリピン・セブ留学の費用を抑えるコツ
できるだけ留学費用は抑えたいですよね。せっかく貯めたお金を無駄にしたくない!留学費用を抑えるポイントを6つご紹介します。
削れるところは削って浮いたお金を別の所で使いましょう!
航空券を安く購入する
航空会社のキャンペーンを利用したり、直行便ではなく韓国やマレーシア経由の便を選ぶことで数万円安くなる場合があります。
ピークシーズン(GW・夏休み・お盆等)は航空券の値段が上がるので数日~数週間ずらすだけでも航空券の値段が変わります。また、留学出発直前の予約は高額になることが多いため、日程が決まったらなるべく早い段階で予約しておきましょう。
繁忙期を避ける
繁忙期(冬休み・春休み・夏休み・GW・お正月)は留学希望者が多くなり語学学校の値段設定が高めになりがちです。繁忙期を避けることが出来る方は、なるべくそれ以外の時期にしましょう。
オフシーズンは学校や留学エージェントが割引やキャンペーンを実施していることが多く、航空券も安くなっているのでコスト削減に大きく影響してきます。
留学中の住居タイプを見直す
語学学校によって寮も込みの留学プランと滞在先は自分で確保する留学プランがあります。それぞれ費用を抑えるポイントがあるので紹介しますね!
学校の寮の場合
学校で用意されている寮には大きく分けて2つのタイプがあります。複数人で1つの部屋を利用するドミトリーと1人部屋(部屋の広さや設備等を選べる学校はランクによって値段が違います)です。
費用を大幅に抑えたいのであれば複数人利用のドミトリーを選びましょう。期間別に留学費用を算出した「学費」の項目の最低価格と最高価格が1人部屋とドミトリーの違いです。
ただし、他人と同室になることでストレスを感じたり留学に集中できないのであれば無理にドミトリーにする必要はありません。一番の目的は自分が納得できる留学をすることなので、必要費用として換算しましょう。
ただでさえ留学は環境が大きく変わって精神的にも負担がかかります。住む環境を重視することは英語習得の効率に関わります。
自分で滞在先を確保する場合
すべてのホテルが当てはまるわけではありませんが、一部のホテルでマンスリー契約が可能な所があります。総合サイトではなく、直接ホテルへ問い合わせてみると1泊ずつ予約を取った場合より半額以下になることも!
カリキュラムや期間を見直す
自分が目指す英語力を得るのに合ったカリキュラム・留学期間なのか改めて考えてみましょう。海外を一人旅できる程度のレベル、ビジネスでも使えるレベルなど人によって目指すゴールは違います。
ゴールも違えばスタート地点も違うので、ある程度英語力がある人の1か月とHelloくらいしか話せない人の1か月では英語習得に差が出ます。
自分の現在のレベルを理解し、フィリピン留学でどの程度のレベルまで英語力を身に付けるつもりなのかを決めて必要なカリキュラムで挑みましょう!
留学エージェントは複数見積もりした中から選ぶ
留学エージェントによってカリキュラムの内容や施設設備など違います。エージェントによってキャンペーンやカリキュラムなどが違うため、1か月の留学でも金額に差が出ます。
また、プログラミングコースや英語試験対策コースなど取り扱っているコースやカリキュラムの内容も様々です。自分に必要なカリキュラムで無駄なく留学できるエージェントを探すために、複数のエージェントから見積もりを出しましょう。
仕事をしながら留学する
パソコンがあれば未経験でもクラウドワークスなどでお小遣い稼ぎをすることは可能です。Webライターの仕事だと、セブ島留学に関する記事なんて現地にいるのでかなり需要はあると思います。留学前からそういった仕事の経験がある人は無理のない範囲でやってみてもいいかもしれません。
ただし、あくまでメインは語学留学です。仕事が負担になってしまうようであればやらない方が得策です。
まとめ
フィリピン・セブ島留学にかかる費用についてご紹介しました。実際どこにどれだけお金がかかるのか大まかな内訳は参考になりましたか?
費用面を考える上で一番大切なことは、「自分がフィリピン留学でどのレベルまで英語力を身に付けたいか」です。カリキュラムと期間は自分のレベルに合ったものを選び、必要であれば日本である程度身に付けてから留学に挑みましょう。
生活環境が合うか合わないかも行ってみないと分かりません。私はセブ島の水がダメだったのか、他の日本人は大丈夫でも私だけお腹を下して寝込むことが何度もありました。寮も安さを重視してドミトリーにしたけどストレスを感じて勉強効率が下がれば意味がありません。
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留学期間が長ければいいものでもないし、費用を抑えすぎてもかえって非効率な留学になる場合もあります。留学はお金と時間を使った自分への投資です!最大限の効果が出る留学にするための参考記事になれば幸いです。