2023.09.05 2023.09.09

海外留学のメリット７つ！海外での経験がもたらす成長とは？

かんなろ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

昔は海外留学なんて富裕層かエリートだけが行くものでした。今では海外留学は一般的な選択肢として挙げられるようになり、昔より低価格で経験できるようになりました。
とはいえ、まだまだハードルは高く休学・休職をしなればならなかったり、金銭的に厳しかったり留学をしたくても難しいという人がたくさんいます。

人生で大きな決断を要する海外留学には、それらの問題を乗り越えてでも挑戦する価値があると思っています。この記事では海外留学をすることで得られるメリットについて経験者である私の意見を交えながらご紹介します。

海外留学で得られるメリット7つ
海外留学のデメリット5つ
さいごに

海外留学で得られるメリット7つ

海外留学を経験することでどのようなメリットが得られるのでしょうか？
海外留学によって得られるスキルや自身の成長について具体的に説明していきます！

生きた英語を学べる

日本で外国語を勉強して身に付けることも可能ですが、あくまで授業で習った言葉です。留学先では友人同士で使うフランクな言い回しや社会人として接するビジネス英語などに触れ合えます。
日本語でも家族と話す時・友人と話す時・先生や上司と話す時で言葉遣いをかえますよね？けれどそれらの言葉は教科書とは少し違います。意味は分かるけど日常使いの単語や言い回しではありません。

外国人と交流したい・ビジネスで使いたいのであれば、現地でその国の文化や人に直接接するのが一番有効かつ合理的です。

女性

言語は時代と共に変わります。今の話し方・言い回し方・単語のチョイスはやっぱり現地で体感した方が身に付きやすい！

価値観が変わり視野が広くなる

日本から出ると井の中の蛙大海を知らずという言葉をしみじみと感じます。日本の常識は日本でしか通用しないし、日本では見ることのない光景や状況に遭遇します。
その国にはその国のルールや生活様式・考え方があって成り立っています。現地で生活して体験することはお金で買えるものではありません。感じたこと・考えたこと・行動したことは全てあなただけのオリジナルな体験です。

そうした環境で自信の価値観や視野が広がるとその後の人生にも大きく影響を及ぼします。留学の経験から得たアイデアや考え方が思いがけない所で役立つこともあるのです。

自分に自信がつく

留学を終えるとみなさん自分にある程度の自信がつきます。例えば、海外のスーパーで買い物をしただけで「ちゃんと買えた！」と嬉しい気持ちになりませんか？電車に乗って目的地までたどり着いたら「無事に目的地に着いた！」と頑張った気持ちになりませんか？私は海外生活初期の頃は思ってました(笑)
日本だと当たり前すぎて自分を褒めることなんてしない状況でも、海外でそれができただけで「私でもできるんだ！」と小さな自信が積み重なっていきます。

小さな成功の積み重ねが自己肯定感を高めてくれるのです。自己肯定感が高いと積極的に物事に取り組めたり、マイナス言葉をプラスに変換することができたり人生が生きやすくなります。

キャリアアップ・転職に役立つ

英語学習が当たり前になっても英語を実用的に使える人はまだまだ少ないです。特に「専門スキル」×「英語力」を武器にできると付加価値がぐっと上がります。
「美容師」×「英語力」、「接客」×「英語力」、「ホテル」×「英語力」など組み合わせは数えきれないほど！どの業界でも英語もできる人の方が重宝されます。

また、海外就職も視野に入れることも可能なので将来の選択肢が増えます。就職・転職で国内外から理想の会社を探せるのです。

女性

英語で情報収集もできるとなると入ってくる情報は普通の人の何倍にもなります。その分チャンスが回ってくる確率もUP！

海外に友人ができ人脈が広がる

留学先にはその国の人はもちろん、外国から同様に英語を学びに来ている留学生とも知り合えます。外国人ってみんな当たり前のように英語が話せると思いがちですが、供用語が英語以外の国はたくさんあります。
私たちと同じように第二言語を習得しようと留学している外国人とだと仲良くなりやすいです。一緒に勉強したり、分からない所を教えあったり語彙が同じくらいだと引け目を感じず気楽に話せます。

将来友人のいる国に旅行する時や英語でちょっと困ったことがあった時など助けを得られます。逆にこちらが助ける場合もあり、いい関係を築くことも可能です。

日本を客観的に見られるようになる

外国に住むことで日本を客観的に見ることができるようになります。「日本の常識は世界の非常識」というのを聞いたことがある人もいるでしょう。日本にいると当たり前すぎて気づかなかったことが海外に住んでみて初めて分かることがあります。
私は20代の頃、日本の社会が好きではなく将来は絶対に海外に移住してやる！と考えていました。けれど実際に海外に住んでみると日本ではありえない不便なこと(日曜日は全ての商業施設が休み・電車の遅れが4時間でもアナウンスなし等)がたくさんありました。確かに日本より仕事はルーズでも怒られないし、お客様に対してへりくだるような態度を取らなくていいというのは働く環境としては日本より楽ですが、代わりに自分がそのサービスを受けるということです。

日本には日本の良さがあるし、海外には海外の良さがある。留学後は日本のいい所も分かって以前よりもこの国を好きになれました。

女性

客観的な視点を持つことで仕事や人間関係で心がモヤモヤすることが減りました。

留学先や周辺国を旅行できる

旅行好きな人には嬉しいメリットですね！日本は島国なので海外旅行は移動だけでも時間・お金・労力がかかります。スケジュールも短期間に詰め込むのでかつかつになり、旅行中にホッと息つく間もありません。帰国する頃には疲労困憊なんて経験はありませんか？
その点、留学中の旅行は観光地巡りも自分のペースでゆっくりまわれます。日本でいうところの休みの日に遊びに出かける感覚で行けるのです。周辺国へ行くにしても日本からより断然安く行けますし、ヨーロッパだとバスや電車で隣国に行けるのでかなり気軽です。

海外留学のデメリット5つ

海外留学がデメリットになるなんてことあるの？と思いますが、人によっては残念ながらなり得ます。本当に自分に海外留学が必要なのか将来設計を交えて改めて考える必要があります。ではどのようなデメリットがあるのかみていきましょう。

時間とお金がかかる

留学に時間とお金がかかってしまうのは避けられません。主な留学先の学費を比較したものです。

学費に加えて生活費も必要となります。同様の比較表です。

奨学金制度を利用して学費を抑えたり、交換留学のように原則学費が免除される留学もありますが、それでも生活費はかかります。
自分の将来に本当に必要なのか、それだけのお金と時間をかけるだけの覚悟があるのかじっくり考えなければなりません。

目的意識を明確に持たないと得るものがない

せっかく語学力を伸ばすために留学したのに日本人の知り合いとばかり交流してしまって、思っていたより伸びなかったという人は多いです。私もそのタイプで、簡単に意思疎通ができる日本人といた方が楽だし、将来の目標の話とか聞くのが楽しくて日本人ばかりと交流してしまいました。

あと、留学先では積極的に取り組まないと置いてけぼりになります。人見知りがある・不完全な英語を聞かれるのが恥ずかしい・分からない所を質問できずそのまま放置など躊躇している場合ではありません。それを克服するために留学しているのですからやるしかないんです。

女性

せっかく留学しても得るものがなければ経歴としてアピールは難しい…

生活水準が低い国が多い

日本はインフラも整っていてサービス水準も高く、衛生面もかなり良い方です。国によって生活水準は違いますが日本は世界的に見ても高い生活水準です。それが当たり前なので海外生活の不便さに結構苦労します。
有名なのはトイレ事情ですね。日本ほど快適なトイレはありません。その他にも、交通機関の遅延や水質・サービスレベルなどでカルチャーショックを受けます。

逆にそういった経験をすることで日本に帰国してから寛大な心を持って生活できるようになります。丁寧なサービスには感謝の気持ちが強くなり、小さなミスにイライラすることが減ります。