リゾートバイト
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リゾートバイトでしんどい仕事と比較的楽な仕事

かんなろ
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「リゾートバイトの仕事ってきついイメージ」
「どうせ働くなら少しでも楽な仕事が良い」

リゾートバイトの仕事って具体的に何がしんどいのか気になる人も多いのではないでしょうか。人によって負担に感じることは違いますが、この記事では私がこれまで働いてきたリゾートバイトの職種の中でしんどかったものと比較的楽だったものを紹介します。
これからリゾートバイトを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

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リゾートバイトでしんどい仕事

清掃業務

お客様との接客が無かったり、黙々と作業をしたりするので人とのコミュニケーションは少なくて済みます。一方で私がしんどいと感じたのはタイムリミットがある点です。ほとんどの宿泊施設はチェックアウトが10時、チェックインが15時から開始となっています。場合によってはチェックアウトが11時、チェックインが14時になることも。

清掃はお客様のチェックアウト後から開始し、次のお客様のチェックイン前までに終わらせなければなりません。客室が30室以上ある場合、結構タイトなスケジュールになりがちです。初めて客室清掃の仕事をする時、正直そんなに大変だとは思っていませんでした。
しかしお客様によって客室の汚れ具合が全然違っていて、酷い場合は床にカップ麺をぶちまけたままだったり、床だけでなくベッドや机の上がゴミだらけで食べかけの食材とかも全てそのまま放置だったりします。この状態からだとゴミを集めるだけでかなり時間がかかってしまいます。

プリセット3
プリセット3

意外と力仕事が多くて、旅館の布団上げなど冬でも汗だくになりながらやりました。

まずはそういったゴミの分別作業から始まり、シーツやタオルなどの交換、アメニティの補充、水回りの清掃など1部屋だけでも結構な労力が必要です。しかもチェックインまでに終わらせなければならないのと、最後の1~2時間はフロントの最終部屋チェックが入るのでフロントからもまだ清掃が終わらないのかと急かされます。
一息つく暇もないくらいずっと動いているので体力面ではフロント業務の方が楽でした。また、残業が基本的にないのでガッツリ稼ぐには向いていない職種だと思います。

フロント業務(部屋チェック)

フロント業務は多岐に渡るのですが、その中でも客室の部屋チェックがきつかったです。チェックイン前の客室がきちんとセットされているかをその日チェックインする全室を確認してまわります。聞くだけだと楽そうですが、これが本当に体力勝負でした。

客室チェックは清掃が完了した部屋からするのですが、ホコリが溜まってないか、シーツやタオルに汚れはないか、髪の毛は落ちてないか、アメニティは人数分あるか、などを1部屋ずつ見てまわります。これが結構できていないことが多くて、あまりに酷いようだと清掃スタッフにやってもらうのですが、髪の毛1本落ちているとかだとこちらで処理していきます。何も問題なければ1部屋見るのに数分で済みますが、タオルが足りない・枕カバーが汚れているなどの不備があると数十分かかる場合もあります。

パンプスまたは草履でホテル内を走り回りながらチェックしなければならないので足も痛いし、中腰で床などをチェックしているので体制もきついです。
フロントはチェックインやチェックアウトだけでカウンターからそんなに出ることはないと思っていましたが案外体力が必要な職種でした。

仲居

旅館の仲居さんは初心者には不向きです。未経験でも募集していますが、よっぽどその仕事が好きで正社員も視野に入れているという場合でなければ避けた方がいいでしょう。
私は1度も仲居さんの仕事はしたことありませんが、間近で見ていたり友人が未経験でやった話を聞いて過酷だと感じました。

私が仲居の仕事をしない理由は、まず着物を着る手間があるからです。時給が発生しない待機時間や準備時間を取りたくないので、着付けの時間は私にはかなりのマイナスポイントでした。
そして労働時間が長い。これは体力に自信があって稼ぎたい人にはかなりいい条件かもしれませんが、休みはきっちり取りたい派の私には厳しい条件です。同僚の仲居さんはいつもヘロヘロな状態か心に余裕のない状態かの人が多い印象でした。

一方で担当のお客様からチップを頂けたり、1人で着付けができるようになったり悪いことばかりではありません。それに時給も高いので稼ぎたい人には打ってつけです。ただ、初心者には厳しい職種なのでリゾートバイトや旅館に慣れてから挑戦することをおすすめします。

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リゾートバイトで比較的楽な仕事

フロント業務(チェックイン/アウト)

先ほどフロント業務の部屋チェックがしんどかった話をしましたが、チェックイン/チェックアウト業務はカウンターでの業務なので体力面ではそんなに疲れません。その代わり、館内の案内や代金の処理などお客様との接点が多く、覚えることもたくさんあるのでそういった面ではしんどいかもしれません。
また、クレームはフロントに集約されます。清掃やレストランでのクレームやお客様同士のいざこざのクレームも全てフロントに言われるのでストレスになることもあります。

満室でも繁忙期でもない日は他の職種と比べるとゆったりできる職種でした!その施設のシフトによってはチェックイン業務の時間帯だけなどもあり得るので、個人的にしんどかった部屋チェックをしなくて済むかもしれません。

洗い場

ひたすら運ばれてくる食器を食洗器で洗って、濡れているものは拭いて元の位置に戻す作業です。黙々と作業をするのが得意な人に向いています。最初はどの食器を優先的に洗っていくべきかなどコツがいるものの1日あれば大体分かってきます。
キッチンやホールの人と関わることが多く、そこの人間関係が上手くいくと自然と手伝ってくれたり余り物のご飯を分けてくれたりするので重要ポイントです!

基本的に元気に明るく挨拶をすると好印象です。あと、キッチンと洗い場は併設されていることがほとんどですが、洗い物の中にはお客様の使う食器類だけでなくキッチンで使う道具も含まれます。キッチン用具はキッチンスペースに戻しに行かなくてならないのですが、そこで注意点があります。
キッチンでは必ず調理している・仕込みをしている人の後ろを通る際「後ろ通ります」と声をかけてから通るようにしましょう。というのも、刃物を持っていたり、急に後ろのものを取ったりする場合がありその時にぶつかると危険だからです。最悪怪我をしたり、仕込みの食材がダメになったりします。なので、「後ろ通ります」の一言があるだけで、キッチンの人からはかなりの高評価になるのです。実際、「おっ!よくわかってるね。その声かけできない人もいるからすごく助かる」と褒められることもあったのでぜひ使ってみてください!

売店

売店は覚えることが少ないので仕事は楽です。それにずっとお客様がいるわけでもないので接客時間もさほど長くありません。
ただ、売店が暇なときは他の業務を任される場合があります。私は売店専門で働いたことはありませんが、フロントと兼任で売店もしてました。売店専門の人がいる職場では、売店が暇なときはフロント業務を手伝っていたり、人手が少ない所へまわされているのを見たことがあります。

売店がずっと忙しい施設なら本当に売店の業務だけで済むかもしれないので、応募する際は担当者に売店の稼働時間なども確認しておくといいでしょう。

ナイトフロント

日中のフロント業務より接客頻度は低めです。夜遅くにチェックイン・早朝にチェックアウトするお客様は少ないですし、深夜に内線がかかってくる回数も多くありません。
ナイトフロントの主な業務は、簡単な清掃や備品管理・夜間の見回りや売り上げの集計などです。

しかも通常の時給に夜間手当が付くので稼げます!ただし、男性で応募をかけている施設が多く女性は日中の業務にまわされることもあります。私はナイトフロントしたことありませんが、同僚の女性で経験したことがある人もいたのでダメもとで応募してみてもいいかもしれません。

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リゾートバイトの仕事以外の面でつらい

生活環境が合わなくてつらい

リゾートバイトがつらいと言う人の中には、仕事ではなく生活環境が合わないことが原因の人もいます。リゾートバイトは基本的に住み込みで、施設が用意した寮か客室を使用します。職場は働きやすい環境でも、寮が汚かったり不便だったりすると長期間での勤務は厳しいです。

仕事で疲れた体を癒せる場所がないのは想像以上に負担になります。リゾートバイトの仕事を決める際は必ず住環境も重視して応募しましょう。

人間関係が合わなくてつらい

職場での人間関係は”運”としか言いようがありません。普通の会社やアルバイトでも同じですが、働いてみないとその人と合うか合わないかは分からないものです。
普段はすごく人当たりが良いのに機嫌が悪いと態度がガラリと変わってしまう人、最初は普通に会話できていたのに突然無視してくる人など世の中いろいろな人がいます。

リゾートバイトのいい点は、期限が決まっているので合わない人がいても短期間の我慢で済むということです。あまりに酷ければ担当者に相談して期間を短くしてもらえたりもします。
普通の会社やアルバイトだと期限は決まってないし、職場に相談して対応してもらえなければ相手が辞めるまでずっと我慢し続けるか自分が辞めるかです。

リゾートバイトで有意義に仕事をするために

いろいろ書きましたが、結局のところ現場に行ってみないと分からないものです。施設によって規模もルールも違うので、同じフロント業務だとしても業務量が大幅に違ったりすることもあります。繁忙期かどうかでも変わってきますし、人間関係や住環境で仕事の辛さが変わることもあります。

それでも、事前に自分にはどの仕事が向いているのかを考えた上で職種を絞って応募すれば大きな不満は避けられるのではと思います。気になる観光地を選ぶのも重要ですが、一番は最後まで有意義に働ききれるかが大切です。

まとめ

では最後にもう一度リゾートバイトでしんどい仕事と楽な仕事をまとめます。

リゾートバイトしんどい仕事
  • 清掃業務
  • フロント(部屋チェック)
  • 仲居
リゾートバイト楽な仕事
  • フロント業務(チェックイン/アウト)
  • 洗い場
  • 売店
  • ナイトフロント

どちらもメリットデメリットがあるので自分のスキルや経験・適正に応じて選ぶのが一番です。楽しいリゾートバイトにするために職種選びは慎重にしましょう!分からない業務は担当者に聞いて確認するといいですよ!

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ABOUT ME
かんなろ
かんなろ
非正規雇用の30代独身女
20代にやりたいことをやりつくした人間。ホームステイ、ワーホリ、海外赴任、海外周遊、シェアハウス入居、リゾートバイト。生き急いだ感がすごかった。 30代は余生感覚でのんびりスローライフでも楽しみたい。
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