根性論の職場に戻らないために、私が派遣探しでやめたこと
こんにちは、かんなろです!
次の仕事を探しているとき、
「また体育会系の職場だったらどうしよう」
そんな不安が、頭をよぎることはありませんか。
根性論が当たり前で、空気を読めないと居場所がなくなって、辞めたいと言えば「甘え」「気持ちの問題」と言われる。
一度そういう職場を経験すると、次の仕事を探すこと自体が怖くなってしまいます。
私自身、体育会系の職場で心を削られ、「もう二度とあの場所に戻りたくない」と強く思うようになりました。
でも同時に、未経験で選べる仕事が限られていたり、条件のいい仕事ではなかなか選考に進めなかったり、希望通りの仕事に就けたことがありません。。
だからこそ私は、「理想の職場を探すこと」よりも、同じ失敗を繰り返さないために、派遣探しで“やめること”を決めました。
この記事では、根性論の職場に戻らないために私が派遣探しでやめたこと、そして次にどう動くかの考え方を、できるだけ具体的な流れで整理しています。
今まさに派遣探しで立ち止まっている人、「どう選べばいいのか分からない」と感じている人にとって、少しでも判断の軸が見つかる記事になれば嬉しいです。
まず最初にやめたこと
体育会系の職場で心身共にボロボロになった後も私は「なんとなく」で仕事を探して働いていました。
そして、「世の中こういう職場しかないのかな?」と思うくらい、何度も同じような環境の職場に当たっては辞めるの繰り返しでした。
そうしてようやく理由をはっきりさせないまま仕事を探すことに問題があるのでは?という可能性に気づいたのです。
以前は、
- 家から近い
- 時給が高い
- とりあえず早く働けそう
そんな条件だけで求人を見て、違和感があっても「未経験だし、選べないから仕方ない」と自分を納得させて進んでいました。
でもこの探し方を続けている限り、同じタイプの職場にまた引き寄せられると気づいたのです。
「何をやりたいか」より先に考えるべきだったこと
仕事探しというと、「やりたい仕事」や「向いていそうな職種」から考えますよね。
けれど、体育会系の職場で心を削られたあとに必要だったのは、それよりもずっとシンプルなことでした。
それは、「これはもう無理」という条件を先に決めることです。
- 休憩中でも仕事をしないといけない
- 電話や来客対応が常に発生する
- 業務範囲が曖昧で、空気を読まされる
- 雑用が当たり前になっている
こうした環境は、どれだけ条件が良く見えても、私にとっては長く続けられない場所でした。
頭の中だけで考えるのをやめた
もうひとつやめたのは、「なんとなく分かっているつもり」で済ませることです。
頭の中だけで考えていると、
- 今回は大丈夫かもしれない
- 前よりはマシそう
- 我慢すれば何とかなるかも
と、なんだかんだ自分を説得してしまいます。
そこで私は、紙に「避けたい条件」をそのまま書き出すことにしました。
- 電話対応はできるだけしたくない
- 女性が1人もいない職場は嫌
- 臨機応変に都度対応する仕事はしたくない
- 締め切りや納品に追われる仕事はしたくない
- プレッシャーや責任が重い仕事は避けたい
- 残業が多い職場は無理
書き出してみると、自分が何に一番疲れていたのか、どんな環境で限界を迎えやすいのかがはっきりします。
「選べないから仕方ない」を基準にしない
未経験で選べる仕事が限られていると、どうしても
「選べない側だから我慢するしかない」
と思ってしまいます。
でも、基準を持たずに選ぶことと、選択肢が少ない中で判断することは別です。
選択肢が少なくても、
「これは無理」
「ここだけは譲れない」
という線を引いておくだけで、仕事探しの方向は大きく変わります。
体育会系の職場に戻らないために、私がやめるべきことは「なんとなくで選ぶ仕事探し」でした。
求人票の見方を変えた
「なんとなく派遣を探す」のをやめたあと、次に私がやめたのは、求人票を“良さそうかどうか”で見ることでした。
以前の私は、求人票を見るとき、
- 時給はいくらか
- 未経験OKか
- 通勤しやすいか
といった条件ばかりに目がいっていて、肝心の「職場の空気」を読み取ろうとしていませんでした。
でも、体育会系の職場で消耗した経験から、求人票は希望を探すものではなく、危険を避けるための材料だと考えるようになりました。
「一見よさそうな言葉」に引っかからない
体育会系の職場ほど、求人票の言葉はポジティブに書かれていることが多いです。
- 活気のある職場
- スピード感のある環境
- 臨機応変に対応できる方
- 忙しいですが、やりがいがあります
これらはすべて、仕事内容ではなく「空気」を表す言葉です。
一つだけなら問題ないこともあります。
でも、こうした言葉が複数並んでいる場合は、
「気合で回している職場かもしれない」
というサインとして見るようになりました。
業務内容が曖昧な求人は慎重に見る
求人票の業務内容が曖昧な書き方も要注意です。
- 事務全般
- 幅広い業務をお願いします
- サポート業務中心
こうした表現は、実際に働いてみると、
💧業務範囲がどんどん広がる
💧派遣でも雑用を断りにくい
💧空気を読んで動く役割になりやすい
といった環境につながることがあります。
「何をやる仕事なのか」が具体的に書かれていない求人ほど、慎重に判断するようになりました。
0か100で判断しないようにした
とはいえ、体育会系っぽいワードの求人を完全に避けるのは現実的に難しいです。
全部避けていたら応募できる求人がなくなってしまいます。
そこで私が意識するようになったのは、「当てはまる数」で判断することです。
- 要注意ワードが1つだけ
→ 派遣会社に詳しく確認する - 2つ以上当てはまる
→ 無理に進まない - 3つ以上重なっている
→ 深追いしない
こうして基準を決めておくと、「他に選べないから」という理由で無理に進んでしまうことが減りました。
求人票で違和感を覚えたら、無視しない
以前の私は、求人票を見て少し引っかかる部分があっても、
「考えすぎかもしれない」
「えり好みできる立場じゃないし…」
と流していました。
でも今は、その違和感こそが一番大事な判断材料だと思っています。
体育会系の職場を一度経験すると、無意識のうちに「これは危ないかもしれない」と感じ取れるようになります。
それは弱さではなく、自分を守るために身についた感覚なんだと思います。
派遣会社への伝え方を変えた
求人票の見方を変えても、派遣会社とのやり取りが以前のままだと、結局また同じタイプの職場を紹介されてしまいます。
そこで私が次にやめたのは、つらかった過去の話を、そのまま感情で伝えることでした。
体験を「条件」に言い換えるようにした
私は今まで担当者に「以前の職場でこんなことがあって…」と辛かった経験を伝えていました。
でも、この伝え方だと、
- 担当者によって受け取り方が違う
- 「人間関係に不安がある人」とまとめられてしまう
- 結果的に条件の合わない求人が届く
ということが多かったように思います。
そこで私は、過去の辛かった出来事をそのまま話すのではなく、「合わなかった理由」を条件に変換して伝えるようにしました。
- 体育会系が苦手
→ 落ち着いた雰囲気の職場を希望しています - 休憩中も仕事があった
→ 休憩時間がしっかり分かれている職場が合っています - 雑用が多かった
→ 業務範囲が明確な仕事を探しています
このように伝えると、派遣会社側も求人を絞りやすくなります。
「我慢できます」は言わないと決めた
もうひとつ、私が意識的に言わないようにした言葉があります。
それは、「多少のことなら我慢できます」という言い方です。
この一言があると、派遣会社としては「条件が多少違っても紹介していい」と判断しやすくなります。
なかなかいい条件の仕事が見つからなくて焦っている時につい言ってしまいそうになりますが、また体育会系の職場になってしまったら意味がないので、この言葉は封印してます。
これまでの経験から自分を守るために、最初から我慢を前提にしないことも大切だと思えるようになりました。
それでも「体育会系っぽい求人」しか残らないときの考え方
条件を整理して、求人票の見方を変えて、派遣会社への伝え方も工夫しても残るのは、どこか体育会系の気配がする求人ばかり。
正直、これは珍しい状況ではありません。
ここで大事なのは、「全部避ける」ことではなく、ダメージを最小限にする選び方に切り替えることでした。
① 「完璧に避ける」ことを目標にしない
体育会系の職場が私にとっての地雷だと分かってから、徹底的にそれっぽいワードが載っている求人を避けていました。
でも、そうやって探すと、ほとんどの求人に応募できないことに気づいたのです。
このままでは次の仕事を見つけるのは難しいと判断して、少し探し方を変えることにしました。
それは、100点の職場を探すのをやめて探すことです。
- 明確に無理な条件は避ける
- グレーな部分は把握した上で進む
- ダメなら早めに離れる前提で考える
このくらいのスタンスに変えました。
② 業界より「部署・業務内容」を優先する
あと、同じ会社でも、
- 本社の事務センター
- バックオフィス専門部署
- BPO・データ入力寄りの業務
など、部署によって空気はまったく違うことがあります。
求人票に会社名だけ書かれている場合は、業界で判断せず、
- どの部署か
- どんな業務を担当するのか
- 一人で完結する作業が多いか
を見るようにしました。
③ 期間を区切って割り切るという選択
どうしても他に選択肢がないときは、最初から期間を決めて働くという考え方もあります。
- 3か月だけ
- 更新しない前提
- 次を探しながら働く
「ここに長くいる必要はない」と思いながら働く方がかなりマシです。
一番精神的に来るのは「終わりの見えない地獄」です。
いつまでこの状況が続くのか分からないまま働くのは大きなストレスになります。
派遣なので、元から契約期間が設けられているため、どうしても見つからない場合は割り切って次の仕事が見つかるまでの”つなぎ”と考えるといいかもしれません。
④ 最初から「逃げ道」を用意しておく
体育会系っぽい求人に進む場合でも、私は必ず逃げ道をセットで考えるようにしています。
- 派遣会社に「合わなければ早めに相談する」と伝えておく
- 無理だと感じたポイントをメモしておく
- 更新前に判断する期限を決めておく
我慢するために入るのではなく、判断するために入るという意識に切り替えました。
私が仕事探しで大事にしている基準まとめ
いくつかの職場を経験して、体育会系の空気に心を削られて、仕事探しのやり方を何度も見直した結果、今の私がいちばん大事にしている基準があります。
それは、「続けられるか」よりも「壊れないか」です。
条件の良さより「消耗の少なさ」を優先する
以前の私は、
- 時給が高いか
- 在宅があるか
- 条件が少しでも良いか
そんな点を優先していました。
でも、条件が良くても、毎日気を張り続けて、休憩中も落ち着けず、
「また怒られないか」
「空気を読まなきゃ」
と考え続ける職場では、結局すぐに限界が来ます。
- 気を張り続けなくていいか
- 仕事と休憩がきちんと分かれているか
- 無理を前提にされていないか
こうした点を、条件よりも上に置くようになりました。
「頑張れば慣れる」を基準にしない
体育会系の職場では、
「最初は大変だけど、慣れれば大丈夫」
と言われることがよくあります。
でも私の経験では、
慣れる=我慢が当たり前になる
という意味だったことがほとんどでした。
慣れる前提で自分を押し込めるのではなく、最初から「無理をしなくても回る職場か」を見る。
それが、同じ失敗を繰り返さないために必要な視点でした。
100点の職場は探さない
合わない職場が続くと、どうしても次は完璧な職場を探そう!と必死になってしまいます。
私も合わない職場にうんざりしていて、いい加減落ち着いて働ける職場を探していました。
でも、100%満足する条件の職場を探すのは無理だと分かりました。
結局、どんなにいい条件でもどこかしらに不満は出てくるものです。
- 業務内容はいいけど、会社の体制がイマイチ
- 人間関係はとてもいいけど、常に急かされる仕事
- 残業はないけど、プレッシャーがすごい会社
など、全てが理想通りの職場はほぼありません。
だからといって、条件を緩くすると今までと同じになってしまいます。
そこで私は、明確なマイナスがないことを重視するようにしました。
- 明らかに忙しさを売りにしていない
- 精神論が前提になっていない
- 派遣を便利に使う空気が強すぎない
60点くらいでも、マイナスが少なければ十分だと考えるようになりました。
「戻らない判断」ができているか
仕事探しで迷ったとき、私は自分にこう問いかけるようにしています。

この職場は、前に辛い経験をした職場と似ていないか?
この問いに「少しでも似ている」と感じたら、無理に進まない。
条件が良くても、顔合わせの時の雰囲気などで違和感があれば断るようにしてます。
慎重すぎるのかもしれませんが、お金よりも自分が楽しく毎日を過ごせるかが重要なので、自分の判断に後悔はありません。
仕事探しの基準は、他人に評価されるためのものではありません。
自分が壊れずに、次に進む余力を残すためのものだと思います。
仕事の条件を明確に持てるようになったのは前進
仕事探しをしていると、なかなか選考に進まなかったり、条件のいい求人に出会えなかったりして、
「まだ何も前に進めていない」
「結局、私はダメなままなんじゃないか」
とネガティブになってしまう人も多いです。
でも、この記事をここまで読んでいる人は、もう以前と同じ場所にはいません。
「体育会系が合わない」と思えるようになったのは前進
以前の私は、仕事に違和感を覚えても、それを言葉にできませんでした。
- みんな頑張っているから
- 私が弱いだけかもしれない
- 社会人なら当たり前なのかも
そうやって自分を無理やり納得させて、限界まで耐えてしまったのです。
今、
「体育会系の職場は合わない」
「同じ空気の場所には戻りたくない」
と思えているなら、それは弱さではありません。
自分を守る判断ができる段階に来たんだと思います。
「選べていない」ようで、「選ばない判断」はできている
希望の仕事にまだ決まっていないと、自分はまだ何もできていないように感じてしまいます。
「やっぱり高望みしすぎなのかな」と不安になったりもします。
でも実際には、
✅明らかに無理そうな求人を避けている
✅以前なら飛びついていた条件でも立ち止まれている
✅同じ地雷を踏まないよう考えている
これはすべて、自分に合わない仕事を選ばないように判断しているのです。
「選ばない」という判断も、立派な前進。
これ以上自分を壊さないために、順番を間違えないようにしている時間です。
遠回りに見えても、ここを飛ばすと、また同じ場所に戻ってしまいます。
さいごに
体育会系の職場で心を削られた経験があると、次に仕事を探すとき、どうしても慎重になります。
「また同じ職場だったらどうしよう」
「条件のいい仕事に進めない自分はダメなのかもしれない」
そんなふうに感じるのは、とても自然なことです。
でも、この記事で整理してきたように、仕事探しで本当に大切なのは完璧な答えを見つけることではありません。
- なんとなく探すのをやめた
- 求人票を“地雷探し”の目で見るようになった
- 派遣会社には気持ちではなく条件で伝えるようになった
- 避けきれないときは、ダメージを減らす選び方をした
- 「壊れないか」を基準に判断するようになった
この一つひとつは小さなことに見えますが、どれも同じ場所に戻らないための、大事な手順です。
派遣は、我慢し続けるための働き方ではなく、自分を壊さない環境を選び直すための選択肢です。
もし迷ったときは、
「ここでまた自分をすり減らさないか?」
その一点だけを基準に立ち止まってみてください。
正解が分からなくても、順番さえ間違えなければ、仕事探しは“詰み”にはなりません。
