派遣の条件が直前で変わったらどうする?出勤5日前に辞退した体験談
こんにちは、かんなろです!
派遣の仕事が決まり、初出勤日も決まってひと安心。
あとは当日を待つだけ――
そう思っていた矢先に、「条件が変わりました」と連絡が来たら、どうしますか?
今回私は、新しく決まった仕事の初出勤5日前に業務内容と勤務条件が変更になるという出来事を経験しました。
最初はフルタイムの衛生管理部門での勤務。
仕事内容も勤務時間も納得したうえで決まったはずでした。
しかし、その後の連絡で条件は二転三転。
最終的には「働き始めたら別業務を任される可能性がある」という状況に。
怒りというより、正直な感想は「疲れた」でした。
この記事では、派遣で条件が直前に変わったときに何を基準に判断したのか、そして最終的に辞退を選んだ私の体験談を整理します。
同じような状況で迷っている方の判断材料になれば幸いです。
何が起きたのか|出勤5日前の変更連絡
今回決まっていたのは、食品工場の衛生管理部門の仕事でした。
勤務時間は9:20〜17:20。
残業なし、土日祝休み。
業務内容は、
- 商品の成分を機械で測定する検査
- 現場の衛生状況の確認
- 備品の発注や管理
黙々と作業できる環境で、適度に立ち仕事もあり、ずっと座りっぱなしでもない。
自分の希望条件にかなり近い内容でした。
工場見学をしたその日の内に勤務することが決定し、初出勤日も決まっていました。
あとは当日を待つだけの状態。
状況が変わったのは、出勤5日前。
派遣会社の担当者から電話があり、「派遣先の本社側と現場で話が食い違っている」と説明を受けました。
どうやら衛生管理部門はそこまで忙しくなく、長くても15時までの勤務にしてほしいという話になっているとのことでした。
そして提示されたのが、
- 15時までは衛生管理の仕事、15時以降は工場のライン業務に入る
- ライン業務に変更する
という2つの選択肢でした。
しかし、派遣会社としては2部署を掛け持ちする働き方はNGとのこと。
つまり、
- 時短で衛生管理のみ
- フルタイムでライン業務
のどちらかを選ぶ形になります。
私は、衛生管理部門の仕事希望ということ伝えました。
すると今度は、「10時〜15時(休憩45分)なら可能」と派遣先から回答がありました。
将来的には時短も考えてはいるものの、収入面を考えると現時点では最低でも6時間の実働は欲しいところ。
そのため、辞退することにしました。
派遣会社の担当者が私の意見を伝えると、派遣先側がどうしても来てほしいから、「やっぱり最初の条件で採用するので考え直してほしい」と話が戻りました。
この時点で「え?だったら最初からそれでよかったやん…」と思ったのと、こんなに話が二転三転するなら現場に入ってから話になかった業務も任されそうという不安がよぎりました。
なので、最初に説明を受けた衛生管理の仕事以外に別の仕事が増えないならその条件で構いませんとお伝えしたところ、「やはり別の業務もお願いすることになりそう」という返答。
最終的には、担当者からも「さすがに振り回しすぎなので、今回はやめた方がいいと思います」と提案があり、辞退することになりました。
今回の判断基準
今回の出来事に対して、強い怒りはありませんでした。
現場の声と本社の声に誤差が生じるのはよくあることだと私も理解しています。
ただ、正直に言うと「そこを解決してから募集をかけていれば巻き込まれなくて済んだのに」と思う所はあります。
最初はフルタイムの衛生管理部門。
次に、15時までの時短案。
その後、ライン業務との兼務。
さらに、やっぱり最初の条件で採用する。
でも最終的には、別業務をお願いする可能性がある。
私もそれなりに派遣社員をしていますが、ここまで条件がコロコロ変わる職場は初めてでした。
私が今回いちばん気になったのは、条件の変更そのものよりも、決定事項が確定していないまま話が進んでいたことでした。
もし最初からライン業務と言われていれば、応募はしていません。
衛生管理部門も5時間未満の実働なら最初からお断りしてました。
今回の魅力は、あくまで「衛生管理部門でフルタイム」という条件があったから働いてみようと決心したのです。
その軸が崩れた時点で、この案件は他のライン案件と同じ比較対象になります。
それなら、時給や通勤条件がより良い案件もあるかもしれない。
そう考えると、無理にここにこだわる理由はなくなりました。
今回の判断基準は、とてもシンプルです。
- 条件が一貫しているか
- 働き始めた後の見通しが立つか
- 納得してスタートできるか
どれか一つでも大きく揺らいだ場合、私は立ち止まるようにしています。
派遣という働き方は、必ずしも長期前提ではありません。
だからこそ、スタート時点の納得感はとても大切だと感じています。
派遣で条件が変わったときの判断ポイント
派遣で条件が変わること自体は、珍しいことではありません。
現場の状況や人員配置の都合で、調整が入ることもあります。
ただし、大切なのは「変更があること」よりも、その中身と一貫性です。
私が今回判断するうえで見たポイントは、次の3つです。
① 変更が一度で収まっているか
一度の変更なら、事情があったのだと納得できます。
しかし、今回のように何度も条件が変わると、
「まだ決まっていない状態で進んでいるのでは?」
という不安が残ります。
働き始めてからも変更が起きる可能性があると感じたことが、今回の大きな判断材料でした。
② 自分の応募理由が崩れていないか
私は「衛生管理部門」であることに魅力を感じて応募しました。
一応ライン業務の説明も受けましたが、勤務時間や残業の面で私の希望に当てはまらなかったため、その場でライン業務はお断りしていました。
つまり、応募の前提条件が変わった時点で、この案件は“別物”になります。
その場合は、一度フラットに比較し直すべきだと感じました。
「せっかく決まったから」
という理由だけで進むのは、あとで後悔する場合が多いからです。
③ 納得感があるかどうか
条件が多少変わっても、説明に納得できれば前に進めます。
でも今回は、
- 本当に最初の条件で固定されるのか
- 働き始めてから別業務に回されないのか
という部分が最後まで曖昧でした。
その状態で出勤日を迎えるのは、精神的に負担が大きいと感じました。
辞退しても大丈夫?
「出勤直前で辞退するのは迷惑ではないか」
そう考える方もいるかもしれません。
もちろん、自己都合による急な辞退は気まずさもあります。
しかし、勤務条件が変わった場合は、話は別です。
今回のやり取りは全て派遣会社の担当者経由で話をしていました。
そのためもちろん担当者は状況を理解しており、最終的には「今回はやめておきましょう」と担当者の方から提案してくれました。
派遣は雇用契約を結ぶ前の段階であれば、辞退することは可能です。
今回はまだ契約書にサインをする前日の連絡だったので問題なく辞退できました。
大切なのは、
- 感情的に辞退しないこと
- 理由を整理して伝えること
- 相手を責めないこと
この3つだと感じました。
今回の出来事は、特別なトラブルというより、派遣という働き方の「調整の難しさ」を体験した出来事でした。
その後、また別の工場見学の日程を組んでもらいました。
今回はただ、タイミングが合わなかっただけ。
そう整理して、また気持ちを切り替えていきます。
