リゾートバイト初心者の不安を解消!1年半の実体験から学んだこと|かんなろの体験ブログ
こんにちは、かんなろです。
「リゾートバイトに興味はあるけど、初めてだしちょっと不安…」
そう思ってこのページを開いた方も多いのではないでしょうか?
- 寮ってどんな感じ?
- 人間関係は厳しい?
- 女性一人でも大丈夫?
- 実際どれくらい稼げるの?
私もリゾートバイトを始める前、まったく同じことを考えていました。
旅行が好きで「旅しながら働けたら最高!」と思ってはいたものの、
いざ行動に移すには勇気がいりました。
でも、思い切って飛び込んでみたら──
1年半の間に全国5か所で働くほど、リゾートバイトの魅力にハマってしまいました!
この記事では、
「リゾートバイト初心者が安心して始められるように」
私の実体験をもとに、働き方・生活環境・人間関係などをリアルに解説します。
「初めてだけどやってみたい」
「でも失敗したくない」
そんなあなたの不安が、この記事を読み終えるころには
「ちょっと楽しみかも!」に変わるはずです。
それではさっそく、リゾートバイトの基本から見ていきましょう!
リゾートバイトとは?初心者でも安心な理由

「リゾートバイト(通称:リゾバ)」とは、
全国にあるホテル・旅館・テーマパークなどで住み込みで働けるお仕事のことです。
勤務先は、北海道のスキー場から沖縄のリゾートホテルまでさまざま。
勤務地も期間も自由に選べるのが魅力で、1週間の短期から3か月以上の長期まで、自分のライフスタイルに合わせて働けます。

つまり、“旅行気分で働きながらお金も貯まる”という、一石二鳥の働き方なんです!
募集が多い職種
募集しているお仕事は以下の通りです。
- フロント・受付
- 仲居(着物での接客)
- 客室清掃・ベッドメイク
- レストランホール・調理補助
- 売店・お土産販売
- スキー場・テーマパークスタッフ
- 予約管理・事務スタッフ
ざっと振り分けるとこんな感じです。
1つの業務に専念するより、「清掃+ホール」など兼任が多い印象です!
働き方について
通し勤務と中抜け勤務というものがあります。それぞれ解説します。
8時間を通して働く一般的な勤務形態。フロントや事務の仕事に多い働き方です。
朝と夜のピークタイムのみ働くスタイル。途中3~7時間の休憩を挟んで8時間勤務する働き方のこと。レストラン業務に多く、朝食と夕食の時間だけ働くイメージです。

私は「中抜け勤務」派!
昼の自由時間にカフェ巡りやお昼寝ができて最高でした。
リゾート地で働くので基本的に土日祝は出勤です。
ただし、休み希望を出すこともできるので絶対土日は休めないということはありません。ホテルの予約がいっぱいで人手も足りない場合は却下されることもあります。
住居・食事について
リゾートバイトの魅力の一つが、家賃・光熱費無料の住み込み生活。
住居について
住居は、客室利用・従業員の館内部屋・借り上げ物件・相部屋など勤務先によって違います。
勤務先のシングルの客室に住めます。
ホテルの中に従業員の居住エリアがありそこに住みます。客室と同じ作りの部屋もあれば、全く違う作りの部屋もあります。
レオパレスのような1人暮らし用のワンルームもあれば、キッチン・トイレ・バスルームは他の従業員と共有というものもあります。
また、1人部屋と相部屋もあります。
上記のどれかの住居スタイルで完全個室として使えます。プライベートを守りたい人におすすめです。
上記のどれかの住居スタイルで2人以上の人と同室を使います。友人や恋人と一緒に働く場合におすすめです。
食事について
食事の提供については契約している派遣会社や勤務する施設によって条件が違います。
出勤日のみ提供と休日も含め勤務期間は毎日提供の施設があります。
全て無料な施設と数百円の食事代がかかる施設があります。
まかないが無しの施設もあります。その場合、出勤日だけ食事手当が支給されることも。
私は出勤日×1,000円の手当が給料に加算されていました。
勤務施設のレストランのまかないや施設専用の社員食堂、施設が提携しているお弁当屋さんのお弁当、コンビニ弁当など。
私が把握しているだけでもこれだけの種類があります。
募集要項に詳しく載っていない場合は、担当者に確認しておいた方がいいでしょう。
リゾートバイトの魅力5選【経験者が語るリアル】
私が実際に働いてみて感じたリゾートバイトのおすすめポイントを5つご紹介します!
① 働きたい観光地を選べる
自分が行きたい観光地から選ぶことができます。夏なら沖縄の海や避暑地の軽井沢でもいいですし、冬なら温泉地やウィンタースポーツを楽しむために北海道へ行くこともできます。
遊ぶついでに働くという感覚で私は楽しんでいました♪

私は神社が好きなので、一度は訪れたい神社の周辺で仕事を探しました!
② 家賃・光熱費が無料で節約効果大
普通に旅をしながら働くと当たり前ですが家賃や光熱費、食費などは自己負担です。余裕のある稼ぎや資産がないとなかなか厳しいというのが現実ではないでしょうか。
その点、リゾートバイトは家賃光熱費が無料で、条件によっては食事までついてきます!家賃・光熱費・食費は必ずかかる固定費です。
この固定費が無料になるので給料のほとんどを貯金に回すなり、遊びに使うなりできるのは大きなメリットになります!
③ 通勤時間が超短い
施設内に寮があれば出勤にかかる時間は数分です。雨の日でも館内を移動するだけなので濡れません。
休憩時間に部屋に戻って仮眠したり、好きな動画を寝ころびながら見ることもできます!
ホテル周辺の寮生活の場合でも職場と近い所がほとんどです。徒歩1分の場所や自転車で5分ほどだったり。(自転車は施設が貸し出ししてくれたりします)
なにより、朝めちゃくちゃゆっくりできます!出勤時間ギリギリまで部屋でのんびり過ごせるので自分時間をたくさん持てます。

たまに寮の場所が電車で1駅や少し離れている施設もあるので、応募する際はしっかり確認が必要です。
④ 貯金がしやすい&時給が高い

②でも紹介したように、固定費がほとんどかからないため、貯金がかなりしやすいです。
観光して遊んだとしても1か月に10万円以上を貯金にまわすことも難しくありません。
私は、1ヵ月で18万円ほど貯金にできたこともありました!
時給も高い所だと1500円以上だったり、普通のアルバイトより高いです。実際、私が働いた施設のアルバイト採用のスタッフと時給が200円くらい違っていました。

時給200円の差って1日の給料だと1,600円、22日働いたら35,200円の差になります。
また、契約満期まで働くと勤務先までの往復交通費が支給されます。上限金額が設けられていたり、全額支給の所があったりと会社や施設によって条件が違うので要チェックです。
⑤ 社会保険にも加入できる
契約期間が2か月以上になると社会保険に入れます。
ただし、学生や短期間でお金を稼ぎたい人にはあまりメリットにはならないでしょう。
とはいえ社会保険に入らない場合、国民年金を払わなければなりません。将来もらえる年金への投資より現状の投資に焦点を当てるなら猶予申請することもできます。
また親の扶養で国民健康保険に入っていると社会保険の国民健康保険は不要なのでリゾートバイトの会社に相談してみましょう。
リゾートバイトの始め方【登録~勤務までの流れ】

リゾートバイトを始めるのは案外簡単です。わざわざ会社に出向く必要もなく、電話やLINEなどで全て済ませられます。
大まかな流れをご説明します!

リゾートバイトの会社に登録していなくても仕事検索はサイトのホームページからできます。サイトによって扱っている求人数など違うので比較してみるといいでしょう!

サイトを見て気になる求人があればまずはその会社に登録してみましょう。複数のサイトでそれぞれ気になる求人があればとりあえず全部登録してもOKです!

登録するとカウンセリングの電話がきます。ホテル側へあなたの履歴書を送付する必要があるので、これまでの経験や希望の職種などのお話をします。
希望の勤務地や条件を話した後、メールにていくつかの仕事候補が送付されます。もちろん目当ての求人があればそちらの詳細情報も送付してくれます。

他サイトと条件を同時比較しながら選ぶと無駄なく探せますよ!

サイトで検索する情報には勤務先のホテル名などは載っていません。カウンセリング後にメールで詳細情報が送られてきます。そちらにホテル名も載っているので検索してどんなホテルか確認できます。
紹介された仕事が自分に合わない場合、別の求人情報を紹介してもらうのもOKです。回数に制限はありません。
あまりにも見つからないようなら、条件や勤務地を変更してもかまいません。

希望の求人が見つかれば担当者にメールやLINEで応募する旨を伝えます。人気な求人だと応募が殺到して人数オーバーのため締め切りなんてこともあるので、気に入った求人があればすぐに連絡しましょう。
応募後はホテル側からの返答を待ち、OKなら派遣会社の方からその旨が伝えられます。

仕事が決まれば次はいつから出勤するか担当者と相談して決めます。
決まれば担当者がそのホテルまでの交通経路を時間付きで教えてくれます。(例えば、〇時発の新幹線に乗る・〇時発の□□行のバスに乗るなど)
ホテル側の迎える準備があるので、もしも乗り遅れた場合や遅延している場合は派遣会社の担当者と勤務先に連絡しましょう。

ホテルに移動してきた当日から働くことはほとんどなく翌日から出勤が多いです。移動日はホテル館内の説明や制服の受け渡し、住み込みの部屋への案内などでだいたい終わります。

全てオンラインで完結できるので、地方在住でも安心♪
契約満期後の流れ【延長・帰宅準備も簡単】
リゾートバイトは派遣社員なので、あらかじめ契約期間が決まっています。
1週間だけの勤務もあれば3カ月の勤務まで施設によって違います。ここでは、契約満期で終了した後の流れを簡単にご説明します。
契約満期になったら
契約書に○月○日が契約最終日というのが明確に記載されています。
基本的に契約最終日の翌日までには退去します。最終出勤が終わっていれば、契約最終日まで残らずとも退去してもかまいません。
どうしても翌日までに退去できない事情がある場合は、勤務施設の責任者に相談してください。「○日までならいてもいいよ!」「1泊〇円の支払いで滞在を伸ばせるよ!」「次の人が来るから無理です…」などいろいろなケースがあります。
施設側から契約延長を打診されたら
勤務施設での働きが高評価だと、契約期間を伸ばせないかの打診をされる場合があります。これは自由に決めて大丈夫です。
私も数回そういった打診をされたことがありますが、断ったからといって上司に冷たくされたとか待遇が悪くなったとかありません。
中には延長を繰り返して1年以上勤務している人もいました!

断りづらい人は「すみません、もう次の勤務先が決まってて…」と言っておけばOKです。
荷物が多い場合
勤務先に来るときはスーツケース1個だったのに、お土産とかいろいろ買って荷物が多くなってしまった…。そんな時は、宅配サービスを利用して自宅まで荷物を送ってしまいましょう。
宿泊施設のほとんどに宅配サービスがあります。お客様もホテルから自宅まで荷物を送りたいという人は多いので、同じ要領で送ればOK!
もしも、勤務先の宅配サービスが利用できない場合は、ヤマト運輸などスマホで指定した住所まで荷物を引き取りに来てくれるサービスもあるので、そちらを使いましょう。
まとめ|旅をしながら働くなら、リゾートバイトが最強!

リゾートバイトは、
「旅行もしたい」「貯金もしたい」「新しい経験もしてみたい」
そんな“欲張りな願い”を全部叶えられる働き方です。
住み込みで全国を転々としながら働くからこそ、
普通の仕事では出会えない人や景色、そして自分の可能性に出会えます。
私自身、最初は不安でいっぱいでした。
でも、思い切って一歩を踏み出した結果——
1年半の間に、貯金も自信も人生の宝物のような思い出も手に入りました!
もし今、「ちょっと気になる」「でも不安もある」と感じているなら、
それは新しいステージに立つサインです。
リゾートバイトは、特別なスキルも経験もいりません。
まずは求人サイトを覗いて、どんな場所で、どんな仕事があるのか見てみるだけでOKです。

画面の向こうには、まだ知らない景色と出会いが待っています。
ほんの少しの勇気で、あなたの“働き方”も“生き方”も変わるかもしれません。
募集されている仕事や体験者のインタビューなどを見ているだけでも結構楽しいですよ。
旅をしながら働く暮らしは、
思っている以上に自由で、思っている以上に楽しい。
あなたも、次の目的地を「働く場所」にしてみませんか?
